今朝の朝刊に本の広告が出ていた。
そこには次のような文字が踊っていて妙に惹かれた。
『神がいないこの国で人を操るには、“物語”を使うのが一番いいんですよ』
読みたいと思える新しい小説なんてそうそうなくなった。
昨年話題になって読んだ新庄耕の『地面師たち』が久々だった。
『地面師たち』は世間が反応したようにおもしろかったが、描かれた詐偽は決して新しいものではなかった。
そういう意味では今回の本は期待できるような予感がしたので電子書籍で購入した。
朝井リョウの『イン・ザ・メガチャーチ』。
読み終わってから感想や評価を書こうかと思ったが、読了は今回の連休中を目指し、その前に少し書いてみたいと思うようになった。
冒頭に次のような表現があったからだ。
”人生とは、やってきたことではなく、やってこなかったことのほうが還って くるのかもしれない”
生きるとは『やること』の選択の連続だ、誰だって今の自分は自分の選択の積み重ねの結果だと心のどこかでは理解してるはず。
後悔する時に感じる『たられば』とは似て非なる、岐路となったであろうそんなつもりはなかった判断や選択が今更ながら見えてくる、そんなことがテーマになってるのではと感じてる。
果たして読み終わった後どう感じるのだろうか楽しみだ。