連休を使って読み終えたのがこの本、電子書籍だけど。

最近おもしろい小説が無いなとお嘆きの方にはぜひお勧めしたい。
どういう点が良かったかを箇条書きで記すと、
- 現代という混沌の時代を分かりやすく表現できている
- 現代という時代の混沌は全年齢層に及んでいると感じさせる
- そんな混沌を利用する者と利用される者がいるがその立場はキッカケ一つで入れ替わるということを感じさせる
- 取り上げられてるテーマや世界観はごく普通の日常に存在している
- 推理小説やサスペンスだと次の展開やラストが半分も読めば分かるものがほとんどだが、ラストまで息が抜けない
ざっと以上のような点が新鮮だったのだが、すっきり爽やかな展開ではなくラストまで読むと重苦しい気持ちになるだろう。
ただ、重苦しい気持ちになるのは物語が心に刺さった証でもあるはず、不快な種類の重苦しさではなく深い余韻のような感じ。
ただし、この物語で描かれてる世界観にリアルでもどっぷりハマってるような方には余韻では済まない重苦しさが残るはず。
各種のレビューを読んだ上で興味を持てるようだと買って損はないとお勧めしたい。
<以下余談>
電子書籍で購入した本はiPadで読むことがほとんどでPCで読む場合もあるが、スマホで読むことはごく少ない。
それが関係してるのかいつの頃からか本を読む集中力が弱まってることを顕著に感じるようになった。
読んでる途中から空想の世界に入り込むことがあまりにも増えたのだ。
今回はたまたまだが大半をスマホで読んだ。
ディスプレイサイズと表示情報量は比例するのは当然として、ずっとスマホだと読みづらいと感じていたが、今回初めてスマホの方が読みやすいというか情報量がちょうど良いと感じられた。
ど近眼で老眼だからメガネを外して読むのだが、表示されてる文字数が少ないことが集中力を妨げないと気付けたのだ、まあ文字サイズを大きめにした電子書籍に限った話かもしれないが。
小さい画面で読んだからこそ没入感も深かったのかもしれない。
こうやって本を勧めてることも推し活なのだろうか?