違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

枯れた技術とコロンブスの卵

ホリエモンが関わってる宇宙企業のインターステラテクノロジーズ株式会社は、ロケット一機の打ち上げ費用を8億円にするのが目標らしい、これがJAXAだと50億とか100億になるらしい、ちなみにスペースXのスターリンク用のロケットは一機4億円らしい。

 

NASAの打ち上げ費用がいくらだったのかは知らないが、イーロン・マスクがロケットの打ち上げに革命を起こしたことは間違いない。

 

このような超高度な技術の分野でコスト的な革命が起きる場合の主役は、枯れた技術の水平思考と呼ばれる。

 

目的が壮大であればあるほど、最初期の段階では専用設計で専用部品を用いらざるを得ないかもしれないが、直接間接と技術が発展すると、本来そのために作られたわけではないが、はるかに安価な部品が問題なく使えると気付ける場合がある。

 

そんな安価な部品は決していい加減なものではなく、別の分野で様々な試行錯誤の結果熟成されて、安価でありながら高度な要求をクリアしている、そういうものが枯れた技術と呼ばれる。

 

応用や活用の範囲を大きく広げられる可能性は秘めているが、新規性には乏しいので過小評価されがちでもある。

 

枯れた技術は、別の表現をするとコロンブスの卵的でもあり、言われるとなるほどと思うが地味な感じは否めない、イノベーションに必要なこともこういうことなのかもしれない。

 

 

こういう事って、健康における医学情報や証拠やエビデンスに対する民間療法や自己流対策にも似てるように感じる。

 

要は、勝てば官軍負ければ賊軍の世界観で、突き放すような言い方をするなら自己責任や確信を伴う覚悟が、枯れた技術を本来とは違う分野で活用する場合には求められるのかもしれない。

 

これって心理的には意外とハードルが高いから誰でもできるわけではないし、どちらかというと不利な条件の元で勝算を描くような、ものづくりの分野でプロトタイプを作る場合のようでもある。

 

つまりは、試行錯誤の範囲の問題であり、それって携わる人のセンスや感受性と知識や情報の合わせ技の結果でもある。

 

 

そういう意味では、他人から「あいつ何をやってるんだ?」と思われることは案外悪くないのだ。