違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

ナイーブリアリズム

表現するのが難しいことを一言で表現できると便利だ。

 

今更ながら知った言葉がナイーブリアリズム。

 

Wikipediaには二種類ある。

 

社会心理学としてのナイーブリアリズムが一つ

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/ナイーブ・リアリズム

 

 

哲学としてのナイーブリアリズムは素朴実在論として

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/素朴実在論

 

 

 

どちらも、人間が『信じる』という行為をする場合の前提のようなもの。

 

ざっくりというと、すでに知っている、自分の目にはそう見えた、自分はそう理解した、そのようなことの上に『信じる』が成り立つとする概念。

 

さらに、上記のような理由で自分が信じることは、他人もきっと信じているはずという思い込みに繋がる。

 

これらによって成り立つのがナイーブリアリズム。

 

ナイーブなんて付くくらいだから皮肉表現で、実は正しいとは言えないことを人が信じる場合の仕組みのようなもものなのだが、これが世間には実にたくさん溢れているのだ。

 

 

こんな説明するのがめんどくさいことをたった一言、『それってナイーブリアリズムだよね』で表現できるのだ。

 

最近だと『そういうのに騙されちゃダメ』に通じる。

 

 

瞬間的な脊髄反射に見えるようでも、それまでの自分の知識や経験が総動員され、その上でその信じたことを正当化するようなストーリーも瞬間的に構築され、もはや疑いようがないことして脳内にそのストーリーが定着するのだ。

 

ナイーブリアリズムにブレーキを掛けるためには即断即決をしないことだし、そのためには自分が瞬間的に正しいと信じたことが実は正しくなかったという経験を素直に認めることが必要だし、信じるためには別の信じるに足る理由を求めることの習慣化しかないだろう。