今朝の羽鳥慎一モーニングショーで『抗老化』をテーマにしていた。
最近の世界の医学界のトレンドでもあるらしい。
そんなキーマンの一人が今井さんらしい。

番組の内容を知りたい人は検索したりTVerででも見てほしいが、これまでの常識を壊す話としては、脂肪は大事で多過ぎるのは当然問題だが少な過ぎるのも問題、なんとなくは知っていたことだが具体的にBMIで示していた、身長と体重の関係に過ぎないBMIになんの意味があるかとずっと思っていたが、一つの尺度として機能しそうだ。

さて、わざわざ取り上げようと思ったのは医学界の意識がどこに向かっているのかの変遷が面白いなと思ったからだ。
元々は、怪我や病気を治すことから始まった。
やがて、病気のメカニズムが分かると、病気にならないためにはどうすれば良いかという方向に意識が向かうようになった。
そんな変化のプロセスから医学と薬学が分離独立したのかもしれないが、予防接種や特効薬なんて分野は医学と薬学の分離独立を抜きには語れないように思う。
時代がどんなに変わろうと、死にたくないというのは変わらないはず、例外があるとすれば生きてることが死ぬより苦しい場合だけだろう。
死にたくない人々が長寿命を望むのは必然。
近年語られる長寿命社会は勝手にそうなった現象だと思ってる人も多いかもしれないが、実は多くの人が意識的無意識的にそう望んだ結果だと解釈する方が自然だろう。
寿命が伸びると、今度は生き方が問われるようになる、いわゆる健康寿命だ。
動ける体でなければ寿命が伸びても意味がないと思うようになるのもまた必然だ。
こういう考え方は、全年齢層で思うようになるはず。
結果として若い人は若い人なりに、そうでない人はそうでない人なりに、健康や美容を強く意識するようになるのもまた必然だ。
そして、すべての年齢層の人間には加齢が付いて回る。
すべての人にとって『今現在』を充実させることが答えとして機能していたのだが、加齢によって少し前まで自分にとっては有効だったことがそれだけでは物足りなくなったからこそ生まれたのが抗老化のような気がする。
抗老化の中身は、意識し始めた年齢によって違ったものになるだろう。
番組では、抗老化の延長線上に不老不死は成り立たないと言っていたが、次なる意識は不老不死に向かうのかもしれない。