進学や就職で新しい環境へのストレスがGWをきっかけに隠せなくなることを昔から四月病とか五月病とか呼んでいたが、ついに六月病まで登場した。
正社員の5人に1人が「六月病」経験 6月前後にモチベ低下や疲労感
六月病経験者を年代別にみると、20代(27.6%)が最多で、30代(23.8%)が続くなど、比較的若い層で高い傾向がみられた。
今のところ六月病を訴えているのは若い人が多数派のようだが、従来の四月病や五月病がGWの休みをきっかけに現れるのに対して、六月病は」六月に祝日がないことをきっかけにして、ありとあらゆる自分自身に関する不満(自分に対する評価への不納得感をベースとしたもの)が噴出するというものらしい。
この記事を読んだ人は誰でも思うことが、十二ヶ月全てに〇〇病と命名されるのもそう遠くないのだろうということ。
昭和の頃のサラリーマン社会では、定年を意識し始めた年配社員が、「自分のサラリーマン人生も先が見えた」と嘆くようなシーンがドラマや映画ではよく描かれていたが、現代では進学や就職でまだスタートしたばかりなのに「自分の人生先が見えた」と感じる人がとても多いように感じられる。
人と一緒の時にそんな思いを隠さない人はよほど重症の人だけかもしれないが、こういう思いに関しては自分に嘘は吐けないので、独りで悶々とする人は意外と多いのかもしれない。
勝手に先が見えてしまうのは、情報化社会だからでもあるし、若さという価値はルッキズム的なものであったり美容的なものだけであり、年齢としての若さではないのが現代で、若さという評価はかなり差別的に展開してるはず。
そういう意味では、もはや若いと評価されたいなんて思わない人の方がはるかに気楽に生きられるはず。
一方、健康という観点では、すべての年齢層が若さを求めてるはず。
健康的な若さは、不平不満を遠ざけると思っている。
暑い寒いが不満の対象になる生き方は、不健康ゆえであり若さを失ってるということでもあるが、多くの人はその不満の解消をエネルギーやコストに頼ろうとすることを賢明だと思いがち。
これも情報化の弊害だろう。
これからますます増えるのが初めて聞く〇〇病で、耳慣れない〇〇病の話を聞いて、「ああ、自分にも当てはまる」と思う人はかなりやばいだろう。