テレビでは相変わらず飲食に関する番組が多い。
この数年で飲食の単価は大きく変化した、ぶっちゃけ高くなった、個人的には高過ぎると感じてる、だから利用頻度は激減だ。
しかし、レポーターやタレントは異口同音に「この内容でこの値段は安い」と言う、中には「これじゃあ儲からないですよね」なんて嘘くさいセリフを吐く者も多い。
コンビニの弁当やおにぎりだって高い高いと世間では言われている。
高い高いと言われながらも表面的には売れてるように見える、「みんな金持ちだな〜」と思うこともあれば、「お金にルーズなんだろうな」と思ったりもするが、本当のところは意外と分からない。
もし、飲食のコストの増加を受け入れてるとしたら、別の分野の出費に皺寄せが行ってる筈だとは思うが、そういうことは案外見えてこない。
せいぜい年金生活者へのインタビューで「苦しい、苦しい」というセリフをわざとらしく引き出すくらいだ。
そんな中で、少し納得できる記事があった。
「アボカドはハーゲンダッツだと思ってる」20代会社員が語る“物価高弁当”のリアル…定番おかずは消え、月1万4000円節約する人も
記事では若者のこととして取り上げてるが、多分年齢は関係ないはず。
誰もが自分なりに、価値に見合う金額の相場観を持っている、絶対的な相場観が揺らがない人もいれば、自分の金銭を取り巻く環境に応じてその相場観を変動させる人もいるだろう。
昨今の経済環境では、表向きに取り沙汰されてるのとは違う実態が生じてるはず。
上記の記事で取り上げられてる人は皆、昼食にコストを掛けることに価値を感じてはない、しかし安ければ良いとも考えていない、自分にとって必要な栄養などはきちんと考えている、その結果が手作り弁当であり、そのメニューの決定の仕方に表れている。
やりくりを考えなければいけない人は、自分にとっての価値を優先する、その結果選択の余地がないものが必ず生じるはず。
推し活に大枚を叩いている人がどんな日常を送っているかは意外と見えない、おそらくごく一部を除けば決して金持ちではないはず。
価値を認めないものは選ばない、つまりお金はかけない、そんなトレードオフは誰もがこっそりと行うものだ。
見えないトレードオフにこそ、現代の真実が隠れているはず。