費用対効果を意味するのがコスパ。
時間対効果を意味するのがタイパ。
末尾の『パ』はパフォーマンスを意味し、コストや時間をかけた結果としてどのようなパフォーマンスを得たかあるいは発揮できたかを問割れるということを示している。
コスパ、タイパに限らず、『〇〇パ』は基本的な心理状態が共通するので次から次に新しいものが生まれても何の不思議もない。
その共通する心理とは、失敗しないことであり試行錯誤を無駄だと評価する心理だ。
なぜそうなるか?
純粋に自分自身が求めてるわけではないという人が大半のはずだから。
家庭や学校や職場やチームその他あらゆる人間関係が生じてる自分が属する環境から受ける圧力(期待等も含む)やその圧力に対する忖度(勝手な自意識過剰や被害妄想を含む)が働くから、パフォーマンスに取り憑かれるのだ。
現代人には表面的には自由が与えられ保証されている、しかしながらそこに『〇〇パ』が介入すると心の余裕が奪われる。
心に余裕がなければ、自由は自由として機能しない。
概念としての自由を求めながらも、予定を詰め込むことに余念が無かったり、勝手に予定をどんどん詰め込まれるような環境にいる人が少なくないからかもしれない。
こういう風に書くと、ブラックと思われがちだが、決してブラックではなくても、いやむしろホワイトであっても心理的な余裕が奪われる環境は現代には少なくないのかもしれない。
それが『パ(パフォーマンス)』に対するプレッシャーの魔力。
努力や頑張りで他を圧倒できればベストだが、その選択肢は最初から放棄してる人がほぼ全てになると、周りの人と遜色がないことを良しとするようになるはず。
そうなると生成AIはとても役に立つ。
生成AIを活用してより高みを目指すわけではなく、生成AIを使ってれば大きな差はつかないと思い込めることで安心が得られる、という消極的な意味で役に立つのだ。
賢いつもりでコスパやタイパを常に意識してる人は、実はかなり精神的に追い詰められてると言えるかもしれない。