最近気になる曲がある、NHKの連ドラ「ひよっこ」でいつのころからか挿入される曲で、歌の声は太田裕美に聞こえる、曲調は70年台を感じさせる、太田裕美だとすると”木綿のハンカチーフ”の頃の曲だろうが、聞き覚えがあるような気もするが、嗚呼あの曲だとは感じられない。
”ひよっこ、太田裕美”で検索すると、
太田裕美、『ひよっこ』で“恋のうた”歌う 終盤の見どころはズバリ「恋」
歌手の太田裕美が、NHKで放送中の連続テレビ小説『ひよっこ』(月~土 前8:00 総合ほか)に劇中歌で参加することが24日、発表された。タイトルは「恋のうた」。サビの部分だけで「好き」というワードが、14回も出てくる甘い甘い恋の歌を、太田が昭和のラブソングムード満点に歌い上げる。
やっぱり太田裕美だったんだとわかったが、「ひよっこ」のために作られたようだ。
YOUTUBEで”ひよっこ、恋のうた”で検索すると、本物の曲は出ないが、様々な動画が出て来る。
とても、そっくりな弾き語りがある。
また、『「恋のうた」弾いてみたらあの曲と同じ!』というタイトルのギター演奏の動画があった。
朝ドラ「ひよっこ」挿入曲Ⅳ「恋のうた」~弾いてみたらあの曲と同じ!
動画を見ると下記のように出る、あの曲と同じという意味は、元曲を示唆する意味ではなかったが、なんとなく元曲があるような気がしてきた。
弾き語り動画のコメントに、シャンソンを感じるとあったり、具体的にフランソワーズ・アルディの「さよならを教えて」だと書いてあったりする。
「さよならを教えて」は、1968年のヒット曲で、日本でのリリースは1973年。
1960年代にイエイエスタイルで登場して以来、世界の女性アーティストに大きな影響を与えてきた。
この曲は、長い年月を経た現在でも人気があり、まとめサイトでも取り上げられている。
名曲『さよならを教えて』の意外なエピソードと、カヴァー曲まとめ 【萌えたらRT】
このサイトによると、フランソワーズ・アルディの「さよならを教えて」もカバー曲で更に元曲があるとのこと。
『さよならを教えて』は Jack Gold 作曲 Arnold Goland作詞の作品でヴェラ・リン(Vera Lynn)が1954年に歌った It Hurts To Say Goodbye のカバーです。
1917年生まれのヴェラ・リンは、現在100歳。
いい歌は、少しずつ変化しながら歌い継がれる様子が感じられる。
オッサンだが、こういう可愛らしい曲が好きで、この曲には、多くのアーティストにカバーされ続ける「まちぶせ」や「夢で逢えたら」に共通する雰囲気を感じる。
女心を歌った可愛らしい曲は、甘い雰囲気を醸し出すが、その裏には怨念が潜んでいることを忘れてはいけない。