楽観主義・悲観主義
人為的に作られたものは、それがモノであろうとシステムであろうとその他何であっても、そしてそれらが善であろうと悪であろうと、意図があろうとなかろうと、秩序が宿る。 秩序はルールや規則や法律とほぼ同じで、ほったらかしでは維持できないためメンテナ…
データは取得された時点では無色透明無味無臭だが、そのデータに対する解釈が加わって情報になると、色が付いて匂いを発するようになる。 美味しいかどうかは食べなければ分からないし、それ以前に食べる気になれるかも問われる。 他人が美味そうに食べてる…
久しぶりにテレホン人生相談を聞いた。 今日聞いたのはパーソナリティが早稲田の教授の加藤諦三さんで回答者が幼児教育の大原敬子さんという、知る人ぞ知る最強コンビ。 今日の相談者は、59歳の男性で、大学を留年してるが全くやる気なさそうに日々過ごして…
最強の人と言ってどんな人を想像するだろうか? 格闘技の世界では最強というたった一つの称号を求めるのはイメージしやすい。 格闘技が腕力の総称ならば、他の『〇〇力』と評される分野にも最強の称号は存在するだろう。 一方で、社会生活という観点では、法…
意識高いという状態は、揶揄気味に取り上げられることが多いが、もちろん悪いことであろうはずがない。 ふと気付いたことに、意識高いと自然と目が肥えるなということがある。 意識高いということは、その分野やテーマに対して並々ならない関心や興味がある…
テレビで入院搬送を拒否された55歳のコロナ感染者の様子を追いかけてるのを見て思ったこと。 #モーニングショー と #報ステ で放送された「在宅療養の犠牲になった55歳のコロナ患者」田代医師「このままだと死ぬかもしれない。でも病院が見つからない。病院…
朝、流しっ放しにしていたラジオでは子供の教育に対する親からの相談が話題になっていた。 数ヶ月前に同じコーナーに相談していた方が、その当時の回答に対するその後について新たな相談を寄せてる方もいた。 取り上げられてる相談は不登校の子供の話題が多…
退屈の反対語は何になるのだろうかと考えていて、充実かなと思ったところで検索して調べると、熱中や没頭と出てきた。 波風のない人生には平和なイメージがあるが、同時に退屈のイメージもある。 平和の反対語が戦争だからといって、波風のある人生に戦争の…
クラスター、英語ではcluster、の意味は「果実や花などの房・塊」「生き物や同種類のものの一団・塊」となる。 なんとなく音の響きからクラスターの“クラス”がclassを連想し意味も通じそうだが、実際にはそうではない。 最近では、コロナウイルスに集団感染…
3月27日にトヨタが1兆円の借り入れ枠の設定を要請と報じられた。 トヨタ、大手2行に1兆円の融資枠要請 3/27(金) キャッシュで5兆円を保有し無借金経営を誇っていたトヨタですら、この時期にこんな話題が出るということはコロナの影響なのだ。 この記事の分析…
コロナが流行する前、所有という概念がだんだん価値を弱めていた。 いつの頃からかシェアという考え方が広まる兆しを見せるようになり、所有から共有へのシフトが感じられるようになっていた。 所有というのは、元々は現金の一括払いと引き換えで実現するも…
世間の3連休の過ごし方に変化の兆しが感じられた。 自粛要請されていたK -1の大会が6500人を集めて実施された。 桜の名所には大勢の人が集まり、BBQが禁止されている河川敷にテント持参で大勢がBBQのために集まり、観光客が激減していた京都にも人が集まって…
昨日、次のような記事が出ていた。 新型肺炎、たばこで重症化か 男性の致死率、女性の3倍 そして今日になって、新たに次の話題が盛り上がっている。 神戸大病院で感染症教授の岩田健太郎先生が一個人の見解と言うことで発表した内容。 本来はYouTubeに動画が…
一昨日2020年1月6日は、7月24日に開催を迎える東京オリンピックまであと200日と見出しが出ていた。 東京オリンピックは盛り上がっているのだろうか? 盛り上がっているならば話題になっているはず。 そこでGoogleTrendsでオリンピックと東京オリンピックで検…
意識が高い人たちが気にするものにキャズムがある。 ハイテク業界において新製品・新技術を市場に浸透させていく際に見られる、初期市場からメインストリーム市場への移行を阻害する深い溝のこと。マーケティング・コンサルタントのジェフリー・A・ムーア(G…
1000万円儲けさせるから前払いで100万円の手数料をくれというケースについて考えてみる。 手数料に関しては成功報酬的に後払いだとしても、儲け話には初期投資が発生することが多いので、形式上ノーリスクは一般的にはない。 気になる(すべき)点がある。 …
気になるツイートがあった。 https://t.co/YpWshRG2oM #鴻上尚史 #劇作家 #演出家 #週刊ヤングマガジン水を飲んでいいと言うまで飲まない子どもたちに鴻上尚史が驚き。身体の声に従わず教師の声に従う教育に危惧。無断で水を飲むと怒られる、子供から大人ま…
次から次に新人が登場するお笑い芸人の世界ではさぞかしネタ作りに苦労してるだろうなと想像できる。 お笑いに目覚めたきっかけは、好きな芸人がいたからというのが大半だと想像すると、やりたいネタは純粋なオリジナルと言うよりも、好きな先人のリスペクト…
金融庁が6月3日に発表した「老後の30年間で2000万円不足する」という報告書が炎上気味に話題になったが、それから3週間近く経ってもこの話題はまだくすぶっている。 この報告書の内容の真偽はともかく、具体的な数字として30年間で2000万円(≒毎月5万5000円…
昭和平成は、大義名分や目的や目標を合言葉に個人を犠牲にし続けてきた。 幻想を追い求めた昭和。 追い求めたものが幻想だと気付いたのが平成。 もちろん、多くの人にはそんな自覚はないだろう。 平成になった時に、「もう、天皇という存在はあっても無くて…
子供に限らず大人でも、そして年齢に関係なく、発達や成長に必要なことが自己肯定感で、自分のやってることを信じる気持ちや、やってる自分を信じる気持ちを、肯定的に捉えられるか捉えられないかが重要な要素として問われる。 自己肯定感を持てない人達が持…
『引きこもり』というワードに現在のようなネガティブなイメージが定着したのは平成に入ってからだとウィキペディアには書いてある。 新元号の発表を間近に控えた3月29日に中高年の引きこもりに関するデータが発表された。 中高年引きこもり61万人=男性8…
嘘を付くということが、フェイクニュースと言われ、ニュースの一つのジャンルとして扱われることが世間に認知されたのは2016年の秋。 この頃、アメリカではトランプ大統領が誕生し、日本ではWELQ問題が起きていた。 この時期に問題になったのは、嘘に騙され…
同時に複数の課題をこなす能力をマルチタスク能力と呼び、ビジネスに必須の能力とする意見が多いし、わたしもそう思っていた。 マルチタスク能力とは、いったい何を指すのだろうか? 歌って踊れる能力なのか。 電話をしながらメモをとる能力なのか。 1日1善…
子供時代に経験したことや感じた思いは、心や脳の記憶に深く刻まれることがある。 日本が経済成長する様が当たり前のこととして見えていたわたしには、頑張れば良いことがあると言うよりも、頑張らなければ良(好)い目に会えないのが日本というイメージがあ…
今更ながら気付くことには発見がある。 50過ぎてわかったこと・20代30代はピッチピチに若い・今見ると40代だってまだまだ若い・ということは50代も若いのでは?・60代も70代からしたら若いに違いないもしかして一生若いんじゃない!?(世紀の大発見) — み…
愛することは簡単だと思い、 愛されることは簡単ではないと思いがちだ。 愛するというのは、自分の思いだけで成立するから。 愛されるというのは、相手の思いが必要になるので自分だけではどうしようもないから。 今も昔も、愛したり愛されたりを巡って人間…
先日、こんなメールが来た。 このログインには心当たりがあったのだが、場所が縁もゆかりもない岐阜市になっていて、距離もかなり離れているので気持ち悪さがあるのだが、これまでも似たことはTwitter以外でも時々あり、都度パスワードを変更していたら、や…
大人気のアドラー心理学。 アドラー心理学そのものを知りたいと考える人もいれば、アドラー心理学を活かした処世術を知りたいと考える人もいる。 アドラー心理学をザックリ説明すると、個人を対象にした心理学で、他の心理学の多くが人間を対象にすることと…
所有からシェアへのシフトが起きているようにも感じられるが、シェアという考え方が広まった背景にはもったいないに通じる稼働率に対する意識がある。 所有は多くの場合、対価を支払うことで24時間年中無休で独占する権利を手に入れること。 しかし、その使…