違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧

罪を憎んで人を憎まず

漫画家の訃報を巡ってさまざまな論の応酬が交わされている。 ほとんどがどの立場に肩入れするかというポジショントークの中で、『なるほど』と思える話があった。 Twitter上で展開されてる話で、中心に位置するツイートひとつのみ紹介するが前後に多数のツイ…

目的があればこその目標

不正なんかする必要なさそうなトヨタですら不正をしてたことが明らかになる今日この頃。 不正が発覚するような会社すべてに共通してたのが経営陣と現場の意識のギャップの大きさだ。 構造的には経営陣の現場に対するパワハラによって追い込まれた現場が不正…

三密回避の末路

先日、コロナ禍で売れ筋で人気があるのに生産や輸送がままならないために品薄だったような商品が、供給態勢がコロナ明けで整うと、もはや売れずに過剰在庫になってるような気がするというブログを書いた。 自分が知ってる狭い世界をベースにした何となくとい…

不調や不運の原因は二足歩行の軽視から起きる

人間とは〇〇。 〇〇に当てはまる言い回しはいくつもある、もちろん二文字である必要はない。 ことわざや格言だと有名なものには、 人間は考える葦である がある。 思想家哲学家のパスカルの言葉で、人間は弱い存在だが考えることができるのが強みという意味…

サムターンが固くなったら

ずっと懸案事項だった玄関ドアのサムターンキーを回す際の固さを解消できたという話。 上下に二つの鍵が付いてるが、問題だったのは下の鍵。 日常的な出入りには勝手口を使うので、外出先から帰る時も勝手口を使うことがほとんどだが先日久々に玄関から入ろ…

そもそも

世の中、伝わってくる話は右を向いても左を向いても矛盾を感じる話が多い、というよりも矛盾だらけ。 そんな時は、そもそもについて思いが行く。 目指すこと、望むことの反対を行く人が何と多いことか。 好かれたいはずなのに嫌われようとしてるとしか見えな…

自信を持ってる人は自信を持ってる人を嫌う

世間から何となく与えられるものに権威がある。 日本では年齢を重ねることは年の功などと表現するのも一種の権威として機能する。 しかし、そんな流れが決して歓迎されてないことは老害という表現が定着したことから分かる。 以下での老害とは、年齢だけを意…

空気に水を差そう

勝手に醸成される雰囲気がいわゆる空気。 そんな空気は得てして根拠が曖昧なことや勝算など全くない事へ突っ走る動機を作る。 文学や芸術を堪能する場合には良い方向に作用することも多い空気だが、理詰めな対処が必要な場合には空気は百害あって一利なし。 …

高度な競争の現場では予想や予測しか機能しない

草野球ではバッターは打つ直前までピッチャーが投げたボールを目で追いかけてバットで捉えようとする。 それに対してプロ野球や、アマチュアでも高度な野球が展開されるような場合は、バッターはピッチャーが投げたボールを打つ直前まで目で追いかけることは…

品薄からの過剰在庫

具体的な事例を示すわけではない抽象的な憶測みたいな話。 コロナ禍で多くの人が何となく経験したであろうことに工業製品の品薄がある。 特に注目を浴びていたのは半導体を使用する製品に関係する業界での品薄。 大きなもので言うと自動車なども半導体が揃わ…

役に立つの末路は役に立たない

役に立つことばかりを求めることが世の中の閉塞感を強めてる。 公的な研究費は競争的資金で、獲得するには「どのように社会に役立つか」を説明しなければならない。研究費を確保するために、研究者同士が潰し合いになっている。 2016年ノーベル生理学・医学…

派閥は人を使い捨てにする

自民党の派閥解消が話題になっている。 派閥とは、徒党を組んで排他的に利益を共有しようとする集団で、あるべき理想を追求する仲間のような存在とは相容れない。 芸能界、中でもお笑い界や関係業界でもパワハラやセクハラ派閥集団が駆逐されようとしてる。 …

一生モノを決定づけるのはモノの側ではなく自分

今週のお題「一生モノ」 誰でも一言物申したくなるようなお題かもしれない。 さて、一生モノの反対語は何だろうか? 分かりやすいところでは安物買いの銭失いだろう。 あるいは、定番に対する流行も該当するかもしれない。 一生モノの反対は広い意味でのジャ…

ほどほどとは?

能登の地震で改めて感じるのは、ほどほどの事がほどほどに満たされることがいかにありがたいかであり、そのほどほどの事ですらきっと贅沢なのだという事。 ほどほどを連発したが、ほどほどと言って何をどの程度に連想するかは人それぞれだろう。 ほどほどと…

カップラーメンとスマホの共通点

次のような内容のツイートが流れていた。 〜〜〜〜〜 【忘れない】本日1月17日で「阪神淡路大震災」から29年 1995年1月17日午前5時46分に発生。近畿圏の広域が大きな被害を受け、犠牲者は6434人に達した。第二次世界大戦後に発生した地震災害としては当時最…

そこが変だよ日本人

ネイティブ日本人にはきっとピンとくる寄らば大樹の陰は、英語などの外国語では無理矢理翻訳してもその本来の意味はピンとこないらしい。 おそらく、赤信号みんなで渡れば怖くないにも通じるだろう。 寄らば大樹の陰によく似た表現に虎の威を借る狐がある。 …

合わない集団より一人(独り)の方がマシ

被災地での避難生活では孤独や孤立の問題が起きる、集団で生活していても。 現代病と言われる鬱も集団生活がきっかけで起きる。 中高年の孤立と孤独感というワードが今日のTwitterでトレンド入りしている。 集団での生活は、自ら選ぼうとそうでなかろうと、…

対等な関係の第一歩は個人情報の共有から

ウェブ予約のみにしたらクレーマーが激減したという開業医の話に対して多くの同意の声が寄せられていた。 ほんのひと手間掛けることを嫌がる人や、そのひと手間を掛けることができない人にクレーマーは多いと、体験を通じて感じてる人が多いと感じられた。 …

ファストの次は?

ファストフードにファストファッション、このような場合のファストはfastでfirstではない。 日本語化されるとfastもfirstもファーストと発音されるので混同されがちだし、区別されずに使われがち。 ファスト(=fast)は、早い安いお手軽という意味で使われる。…

村社会の6つのルール

日本人が日本語で村社会と使うとその意味はほぼ確実に意図道理に伝わるだろうが、では翻訳が簡単にできるかというとたぶんかなり難しいはず。 村から連想する田舎や田舎者が構成する社会ではないからだ。 昨年あたりから芸能界の中枢部からも噴出した数々の…

脳内ストーリー

『へえ〜』と思う話を読んだ。 この場合の『へえ〜』は肯定の意味。 糖尿病になる人は物欲が強いという話。 物欲が強い人が必ず糖尿病になるという話ではない。 成人病と呼ばれる病気は、基本は食べ過ぎや運動不足によって起きる。 人間の身に起きることに因…

買い手市場の時代

単なる芸能界のゴシップだと思われがちだが、実は今の日本社会を象徴する話題かもしれない。 今後も広告取り下げなどが検討中…性加害疑惑に揺れる松本人志が直面する「スポンサー離れ」のリスク 従来は視聴率が期待できる番組にスポンサーは集まるものという…

偉くない人ほど備えよ

世の風潮は、勝てば官軍負ければ賊軍。 しかし、大災害や天災の被害を知ると、全体から見ての特定の少数が理不尽な被害を受けていることに対しては心が痛む。 被災者には良い意味でのエコ贔屓があればと思いたくなる。 しかし、そんな気持ちだけでは被災者は…

道路が舗装されてることは当たり前ではない

マウンテンバイクを趣味にしてる。 今の日本は舗装道路だらけなので、マウンテンバイクらしさを楽しむためにわざわざ悪路を選んで遠回りしたり、大雨で土砂が堆積した河川敷や草地を積極的に楽しむようにしている。 そのような走り方をしていてなんとなく感…

後悔の反対語

2024年。 新年早々に大変な思いを強いられてる人がたくさんいる。 中にはおみくじで大吉を引いた人もいただろう。 5分前までは何も起きてなかったのに、5分後にはとんでもない目に遭う、そういうことは誰の身にも起こり得る。 何かが起きてしまった人の中に…

ゼネラリストvsスペシャリスト

日航機と海保機の衝突事故で、管制塔との遣り取りが焦点になってるようだが、目視での確認ということさえできていれば防げたのでは思いながら考えた話。 以下は事故とはまったく関係ない独り言レベルの話。 拡張の反対語は収縮。 では拡張性の反対語は? こ…

エントロピー増大の法則に抗うことしかできないのが人間

人為的に作られたものは、それがモノであろうとシステムであろうとその他何であっても、そしてそれらが善であろうと悪であろうと、意図があろうとなかろうと、秩序が宿る。 秩序はルールや規則や法律とほぼ同じで、ほったらかしでは維持できないためメンテナ…

新年の誓いは美白で彩ろう

世の中はホワイト化へシフトしている。 隠蔽されていた悪事が白日の下に晒されるという現象が増えている。 そのことを踏まえると新年の誓いも変化させた方が良いかもしれない。 競争社会は弱肉強食、だからこそ勝てば官軍負ければ賊軍という価値観が成立して…