違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

2024-04-01から1ヶ月間の記事一覧

最短ルートという遠回り、遠回りという最短ルート

目標や目的が明確な人はモチベーションが高くなる。 モチベーションが高くなると、結果を得るための最短ルートを求める。 そういう場合に最短ルートに感じる方法や手段には大勢の人が集まる。 そんなこと考えてるのは自分だけだろうと思っているような人が大…

信じる者は救われるのか、それとも騙されるのか

知るから始めるということがある。 当然知らなければ始められない。 問われるのは、何を知るかだ。 良いこともあれば悪いこともある。 有名人を装った詐欺広告を、詐欺と気付かずに知ったことで始まる悪夢もあれば、名著との出会いでそれまで知らなかった考…

スローも悪くない

最近の大谷翔平さんの打球を伝える際に飛距離に加えて打球速度が話題になることが増えた。 昨日は、ピッチャーの山本由伸さんが打球速度169kmのピッチャーライナーを神業のごとくキャッチしたと話題になっていた。 速度というのは単純に人を熱狂させるのだ。…

パラダイムシフトで消せる怒りやムカつき

最初に覚えたことに振り回されることは多い。 最初に覚えたこと、あるいは最初に目覚めた価値観はなかなか変えられない。 世代間ギャップは最初に覚えたことの違いから起きる、かもしれない。 覚えたことが影響することの違いは男女にもあると言われる。 男…

ダンサーじゃないのに踊りたがる人々

阿波踊りで有名な『踊る阿呆に見る阿呆同じ阿呆なら踊らにゃ損損』は実は人間心理(日本人心理かも)の深さというか浅さを示しているのかもしれない。 Wikipediaよると、 阿呆(日本語: あほう、あほ・英語: Idiot・中国語: 白痴)は、愚かであることを指摘す…

わらしべ長者に学ぶこと

わらしべ長者という昔話を知ってる人は多いだろうが、きちんと理解してる人はどれくらいいるだろうか? わたしは中途半端な理解をしていた一人だ。 わたしが理解していたわらしべ長者とは、自分が持ってるモノを物々交換で価値を上げ続け最後は大金持ちにな…

自分探しというライフワーク

あんなに好きだったのに今は何とも思ってない、場合によっては嫌いにすらなっている、そんなことは誰にでもあるかもしれない。 思い当たる人はすでに具体的な何かを思い出してるはず。 該当するのは人間関係だけではない、趣味や遊びなど極めて個人的なもの…

デジタルファブリケーション

グローバル化で加速した、グローバル化が加速させたのが大量生産&大量消費。 生産される商品には一定の寿命があることと、新しい商品の方がスペックやデザインが向上するので大量生産&大量消費は繰り返される運命にある。 しかし、この繰り返されるサイク…

最上級表現のリスク

すっかり日本語として定着したベスト(best)という概念は言語明瞭だが意味不明でもある。 goodの比較級がbetterで最上級がbest、昔は英語の授業で教わったことだが、今では幼稚園児でも意味を理解せずに使うことがあっても不思議ではない。 日本語だとベス…

勝負の世界

勝負に関することわざや慣用表現は以下のようにさまざまある。 勝てば官軍負ければ賊軍 勝負は時の運 勝負は下駄を履くまで分からない(下駄を履くとは帰り支度をするという意味) 勝負は戦う前に決まってる(ついている) 負けて勝つ 負けるが勝ち どれもが同時…

純と鈍

紙と向かい合ってきちんと字を書くことが極端に減ったので、『あの漢字はどう書くんだったっけ?』と思うことがしばしばある。 今日も突然わたしの脳内で鈍器や愚鈍の『鈍』と純粋の『純』がごちゃ混ぜになってることに気付いた。 ゲシュタルト崩壊の一種な…

後悔は百害あって一利なし

日本のプロ野球の名選手であり名監督だった故野村克也監督は数々の名言を残している。 その中でもわたしが一番好きなのが、 勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし この名言にひと際味わい深さを感じたのが水原一平事件だ。 今更事件の内容には触…

時間差の美学

デフレが続いた日本でも物価が上昇している。 つまり売ってるモノの値段が上がっている。 それに引き続いて上場企業や業績好調企業では賃上げや初任給アップが実現され始めた。 これだけを活字にして見ると日本にも好景気の波が来てるかに感じられる。 しか…

ラリーを続けるように

ラリーと聞いて何を思い浮かべるか? おそらく二つに分かれるだろう。 ラケットスポーツで打ち合いを連続すること 自動車レースの一種 この二つは原義は同じで集合するあるいは集会するという意味らしい。 余談だが和製英語のスタンプラリーは自動車レースの…

ついた差を気にするのはもったいない

左脳は思考を、 右脳は直感を、 司ると言われる。 人間には左脳派と右脳派がいる、これはどちらが良いとか悪いではなくタイプ。 無意識またはリラックスしてる際の傾向くらいのもの。 簡単なチェック方がある。 無意識に指を組むと 親指が上になるのは 右手…

自分を解放できるのは自分だけ

人間の悩みの99%は人間関係に起因すると言われる。 悩みがお金に関することや自身の健康に関することであっても、誰かに迷惑や心配を掛けるから悩みになってるというケースは少なくない。 法律やルールに従うのも突き詰めると人間関係の束縛ゆえということ…

良い指導者

昔から指導に関して言われてることがある。 良い選手が良い指導者になるとは限らない。 勉強のできる人が良い先生になるとは限らない。 どちらも意味は同じで、自分に関してしか当てはまらない理論や理屈しか持ってないのだ。 もちろん教えるのが下手にしか…

自分探しは永遠

病名が同じ人に同じ治療や投薬をしても治り方に差が出るのは不思議ではないし、中には一向に回復しない人すらいるかもしれない。 病人ではなく、健康でかつやる気がある人に同じトレーニングメニューを与え、同じ食事を提供したとしても体力の向上や身体の発…

騒音や雑音をバカにしてはいけない

静かに振る舞うことが重要なマナーという場がある。 分かりやすい施設が図書館や病院。 普通の声で話してる小さな子供を連れたお母さんが恐縮してる姿なんかは全然許容範囲なのだが、ある程度以上の年齢の者がさまざまな音を無神経なレベルで立てていると腹…

すべては目線の違いから

当初想定してないことが後に重大な意味を持つと分かった時に使われる表現が伏線。 伏線は本来後から気付くものなのだが、ストーリーテリングの世界では事前に想定して張るもの。 ストーリーテリングの世界では張られた伏線が意味を持つことを回収と表現する…

伸びたい人は勝ちには真剣ではない

勉強や研究などの場合、勝ちたければ(勝ちたいという表現が相応しいかは別として)自分の強みを強化し伸ばすことが最善。 一方でスポーツの試合やビジネスにおけるライバルとの競争では、自分の強みを活かすことも重要だがそれ以上に有効なのは相手の弱点を…

コスパは悪くない、ヨガブロック

時々思い出したようにストレッチをしたくなる。 その都度少しだけやるが自分のスタイルが確立できないため続かない。 やる気以外に何かが足りないとずっと思っていた。 そして、今日になってその足りない何かがなんとなく分かった。 ような気がする。 以下は…

暴走の裏にある自由

詐欺やフェイクニュースが増えるのは穏やかな生活を脅かすと思える一方で、それはすべての発言や表現に自由が約束されているからと思うととても平和だとも言える。 発言や表現を巡っては、とても奥が深いと勘繰り始めたらキリが無い一方で、実はとてつもなく…

禅問答は永遠に

2024年年明けの能登地震。 自衛隊機とJAL機の衝突。 最近の台湾地震。 他にも突然の不幸はたくさんある。 こんな時、言葉を使って表現する人は深刻度が低い余裕がある人々だ。 disってるわけではない、そういうものなのだ。 2年前に亡くなられたコラムニスト…

可愛さ余って憎さ百倍

ゲーム業界における地位の高さゆえだろうか、それともあまりにも夢中にさせられたことの弊害でもあったのだろうか、任天堂を脅迫する話は一つではなかった。 任天堂に殺害予告メッセージ 茨城・日立市職員の27歳男を威力業務妨害疑い逮捕 2024年4月3日 「死…

エントリーという表現

誰だってこの世に生を受けたことで自分の人生ゲームへのエントリーが始まる。 エントリーとは扉を開けて入ること。 この人生最初のエントリーは決して自分が意図したり望んだものではない。 自分が意図するわけでもなければ望むわけでもない人生ゲームはそれ…

一つに集中収束してる?

エイプリルフールのネタかなと思う話題が流れていた。 夫婦同姓が続くと…2531年には「全員が佐藤さん」 東北大試算 試算は、政府発表の統計や電話帳を基に人口の多い名字ランキングなどを紹介する情報サイト「名字由来net」が提供するデータを用いた。佐藤姓…