違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

時代の変化

寂しさゾンビが愛国者になる

まさにタイトル通りのことをTwitterに教えてもらった。 朝起きて次のツイートを見て百聞は一見にしかずだなと思った。 ネトウヨヤングマンの皆さん⤵️ https://t.co/8tk6x4QXRK pic.twitter.com/mjp4E4Pu8x — テキサスおっ母さん (@jCjmmlgiyjxYQ1C) 2024年3…

演じる小道具としての『忙しい』

『忙しい』と言われたことや言ったことは誰にでもあるかもしれないが、その意味は時とともに大きく変化した。 忙しいことが商売やビジネスが繁盛してることを確実に意味したのはせいぜい1990年代までだろう。 21世紀に入ると、繁盛ゆえに忙しいというよりも…

パスワードの時代の合言葉

A:『山』 B:『川』 A:『よし、入れ』 時代劇の時代から昭和、ぎりぎり20世紀までは通用したかもしれないのが合言葉という存在。 簡単な単語レベルのやり取りで仲間や身内であることを確認できていた時代がある。 キャッシュカードの暗証番号の4桁は非常に…

売られたケンカの買い方

最近のハラスメント絡みのスキャンダルを見てると、ケンカの売り方や買い方が変化してるなと感じられる。 昭和だとケンカを売られたら真正面から受けて相手を撃破するというのが正統派だった。 ケンカが論争ならば、論破することが勝負に勝つことだった。 だ…

束縛を受け容れることが自由の入り口

21世紀に入って大きく変化したことに何があるだろうかと考えていたら、キーワードの一つに確実になるだろうことに『監視・管理』があるなと思った。 普及する前の監視カメラ業界と接点を持っていたことがある。 その頃の監視カメラの普及を妨げていた要素に…

今は30年前の30年後

YouTubeで見つけた30年前のドラマを見た。 当時はサスペンスとして描かれているのはあまりにも奇妙な話だからだろう。 当時このドラマを見ていたら、こんなあり得ないことを描くなんてと仮定の話にしてもレベルが低いというか脚本代をケチったとしか思わなか…

もはや死語となった『オピニオンリーダー』

そう言えば、昔はオピニオンリーダーと呼ばれる人種がいたなと思い出した。 活躍のステージは新聞雑誌テレビやラジオで、無名から有名へ一気に変化するような人たち。 多くの場合紙媒体から誕生してたような気がする。 少なくともバカでは務まらない役回りで…

消え行くAMラジオ

AMラジオ34局が放送休止と報じられていた。 懐かしさと共に振り返ってみたい。 一家にテレビが一台が当たり前の時代チャンネル選択権は親にあった、特に父親にだ。 そんな時代の子供にとって革命だったのはラジカセの登場だ。 ラジカセが画期的なのは放送が…

対等な関係の第一歩は個人情報の共有から

ウェブ予約のみにしたらクレーマーが激減したという開業医の話に対して多くの同意の声が寄せられていた。 ほんのひと手間掛けることを嫌がる人や、そのひと手間を掛けることができない人にクレーマーは多いと、体験を通じて感じてる人が多いと感じられた。 …

馴染んでしまうと当たり前になるオンデマンドやソロ活

デジタルの進化と普及でデジタル上のサービスのオンデマンド化が進んだ。 デジタルネイティブな若者にはオンデマンドではない仕組みやサービスはピンと来ない人もいるだろう。 自分がしたい時にできる仕組みがオンデマンド。 イメージしやすいのはネット動画…

たかが文字入力とは言ってられないかも

3年前のベストセラーだったスマホ脳(アンデシュ・ハンセン著)を読み返していて、当時はスマホをデジタルの象徴として読んでいたことに気付いた。 文中でもスティーブ・ジョブズが自分の子供にはiPadを使わせなかったことが書かれていたから。 しかし、読み…

苦言の不毛、嘆きの不遇

今年の夏の猛暑の日差しの強さのせいなのか高温のせいなのか例年の夏だと大丈夫な植物が枯れてるのを見ることがあった。 土地が痩せていて作物が育たないことを不毛と言う。 転じて無駄とか徒労という意味で理解していた。 今年の夏見た枯れた植物は不毛ゆえ…

客観vs主観

デジタル化した社会ではデータがものを言うようになる。 データが雄弁になればなるほど、証拠やエビデンスも脚光を浴びるようになるのは必然。 つまり客観重視。 客観の比重が増えるほどに主観は扱いが軽くならざるを得なくなる。 現代に鬱や心の悩みが多い…

怒りっぽいバカはなぜ増えた

価値観の共有が成立する場合、前提となるのが、共通の相場観を持ってること。 趣味や遊びだろうと学問だろうがビジネスだろうが。 スポーツであればルールになるだろう。 この延長線上に存在してそうなのが法治国家の場合法律だ。 一見カバーする領域が重な…

評判ガタ落ち

最近評判の悪い人の話が増えたように感じる。 旬はジャニーズで、登場人物は攻める側も守る側もすべて胡散臭く感じられるが、ジャニーズ絡みで最初に評判を落としたのは山下達郎のような気がする。 性加害の実態をジャニーズ事務所が認める前段階で、故ジャ…

いつでもどこでもインターネットは10年前から

10年一昔というが、IT絡みの事はシームレスに生活に入り込むのでその変化を時系列では認識してないことが多い。 10年前というと2013年。 3月の出来事として、 東京メトロの全線および都営地下鉄の一部を除く全線で、携帯電話のメールやインターネット接続が…

世の中は回っているのか、行き詰まってるのか

今はヤマダデンキに吸収された福岡のベスト電器(今でも店舗の屋号は残っている)は1979年〜1996年の間日本の家電量販店No1だった。 そんなベスト電器だが、ベスト電器という名前に変える前の名は『バーゲンセンター』だった。 バーゲンセンターという名前に…

すべては中央値に寄っている

あらゆるものは、その中には人間も含まれるが、順位付けされたり序列化される。 おそらく広告宣伝的な意識や手法が浸透した結果だろう。 この広告宣伝的な意識や手法は、マーケティングと置き換えることもできる。 その結果というか成れの果ては、すべてが中…

可能性を広げるな

子供に対して『無限の可能性があるから頑張れ』と言うのはおそらく純粋な励ましや応援の気持ちからだろう。 しかし、当の子供だって徐々に自分には無限の可能性は無いなと悟るようになる、でも頑張れば活路はいくらでも開けるとは思い続けれる。 可能性を信…

バスケットボール解説者としての満島真之介

今朝の羽鳥慎一モーニングショーにバスケットボールの解説者として満島真之介さんが出ていた。 これがおもしろいのだ。 どのくらいおもしろいかというと、 このように見た人がひとこと言いたくなるほどなのだ。 バスケットボールそのものをよく知ってる。 選…

チームプレーはトップセールスを嫌がる

スポーツやビジネスにもそして遊びですら個人プレーが大事なのかそれともチームプレーが大事なのかが問われることがある。 会社や組織やチームとしての評価もあれば、個人に還元される評価もあるが、そのどちらをより大事に思うかで本音は変わってくる。 立…

慶應義塾高校野球部は2015年の青学の駅伝を思い出させる

今や常勝軍団になったのが青学の駅伝部(陸上競技部)。 箱根駅伝での初優勝は2015年、その数年前からダークホース的な存在として一部で注目されていたが花が開いたのは2015年。 わたしを含めて多くの人が青学の駅伝を認識したのは2015年以降のはず。 監督が…

高校野球は日本の縮図

夏の高校野球に関しては、丸刈りの強制が良くないとか、猛暑の中でプレーさせるのはいかがなものかという話が、時代の変化を感じさせるが、高校野球に関する時代の変化には他にもある。 昨年の夏、仙台育英が夏の甲子園で優勝した際に見出しを飾ったのは『優…

女子アナが実況する甲子園

男性がやってると当たり前で別に何の感慨もないが、同じことを女性がやると驚くほど新鮮だったという話。 8月10日の甲子園の第一試合を途中までテレビで見ていたが、10時前頃からNHKラジオに切り替えて聞くと、女性が実況していた。 たったそれだけなのにす…

ブルーはどこにある

行きたい店が行列のできる店ならば、行列に並ばなければいけない。 ほとんどの場合並ぶ時間は掛かっても店に入ることができるが、自分の順番が回ってくる前にお目当ての商品が売り切れるということはある。 このように人気店あるいは人気商品を巡っては、客…

本格的に『ごめんで済むなら警察いらん』の時代になる

マイナンバーカード 本人ではない口座登録 約13万件というニュースで改めて気付いた事がある。 なぜこういう事が起きたのかを、デジタルエラーという観点で見るか、それともヒューマンエラーとして見るかの、ヒューマンエラーとして見ると気付くことなのだが…

仮想通貨化する不動産投資

次の記事を見て思った話。 不動産王、李嘉誠氏の高層ビルでも高い空室率-香港市場のシフト鮮明 富豪の李嘉誠氏が所有する超高層ビル、チョンコン・センターの空室率は約25%であり、その近くに現在建設中の李氏の別のオフィスビルではテナントがまだ一つし…

『それ知ってる』の時代

写真の話をしてるつもりなのにいつの間にか話してるのはカメラの話になってる。 ドライブの話をしてるのにいつの間にか話してるのはクルマの話に。 問題を解くための話をしてるのにいつの間にか使ってる参考書や塾の話に。 学生から社会人になると、答えは自…

キーワードからテキストへ

やっぱり革命だったのだ。 ChatGPTが幕開けした生成AIというジャンルは是非を巡った議論も呼んでるが、そんなことをしてたらただの時代遅れになるのは確実のようだ。 Googleの検索のあり方もガラッと変わる可能性が大らしい。 シンプルに言い切ると、キーワ…

『不快の排除』が最優先

次の記事を見て反対語や反対概念は辞書とは違う意味に変わることが珍しくないなと思った。 大食いはオワコン?テレ東番組トレンド入りも批判ズラリ 不満は「もったいない」だけじゃない 今の時代に放送したらコンプラ的にアウトな昔の番組達が消えていく中で…