違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

未来・将来

没入感の増加というキーワード

PCに始まりスマホへと繋がった発展はディスプレイ中心時代の始まりだった。 ディスプレイの役割は表示すること。 表示するもの(コンテンツと呼ばれる)は長らく人間が作るものだった。 そう考えると紙や本もディスプレイだと言えそうだし、教室の黒板なんて…

次のフロンティアはどこ?

最近の日本株の好調さは中国バブルの崩壊を受けてだという説が有力視されているようだ。 決して日本の評価が高いからというわけではなさそうだが、消去法だと選択肢として勝ち抜ける存在なのが日本らしい。 ビジネスには実業と虚業がある。 どちらもお客であ…

AIはすでにシンギュラリティを迎えている

AIが生活の中に入って久しい。 AIが実装されてるものの多くはスマート〇〇と呼ばれがち。 つまり多くは裏方で機能していて、人間に対して主張が強い存在として普及していたわけではない。 以下に主な使用例を示すと、 ①音声アシスタント機能 ②エアコン ③お掃…

孫子の兵法に感じる『バカとハサミは使いよう』

興味深いツイートだった。 うちの母は昔から静香が映った瞬間にテレビを消せという過激派の木村担だったんだけど、還暦が見えてきて突然「敵を知ることも大事なのではないか?」と悟りを開いて今年工藤静香のコンサートに行き、そして静香担になって帰ってき…

主役の座

インターネットが怪しげでいかがわしい存在からそれなりの存在になった時期をGoogleがGmailをスタートしたタイミングだとすると、2004年4月になる。 私が検索ワードの変遷の推移を確認するためによく使うGoogle Trendsのデータ提供が始まったのも2004年から…

待つことは悪くない習慣かも

今更ながら「空気」について考えてみた。 ここで言う空気とは、空気を読むとか読まないという空気のこと。 コロナ前、マスクをするのは医療関係者や衛生関係者や病気を避けたいと考えてる人が中心で、例外的に顔を隠したいと思う人くらいだった。 それがコロ…

これからの5000日

『5000日後の世界(ケヴィン・ケリー)』を読んでいる。 2021年の10月に出た本だからちょうど1年前になる。 まだ半分読み終えてないが、とてもおもしろいので印象に残った部分を備忘録的に抜き出してみたい。 こんなことばで始まる。 インターネットが商用化…

これからの5000日

『5000日後の世界(ケヴィン・ケリー)』を読んでいる。 2021年の10月に出た本だからちょうど1年前になる。 まだ半分読み終えてないが、とてもおもしろいので印象に残った部分を備忘録的に抜き出してみたい。 こんなことばで始まる。 インターネットが商用化…

バーチャルや仮想は、身体性と対立する

ITの進化(深化)がバーチャルや仮想へ向かえば向かうほど希薄になるのが身体性や物理性を伴うリアリティ。 バーチャルや仮想とリアリティの間に存在するギャップを埋めるのは脳。 バーチャルや仮想であろうがあるいは現実のリアルであろうが、脳が快感や嫌…

AIの敵は人間

情報のことを機密と呼ぶと、触れるのに躊躇するほどの緊張感が発生する。 そういう情報に接することができるのは組織内でもごく一部でセキュリティも厳しい、はずだと誰もが思っているだろう。 だからこそスパイ映画が成立する。 富士通が次のようなサイトを…

ヒントは180度反対側にある

テクノロジーが進化を目指すのは必然。 進化したテクノロジーを使いこなしたいと望むのもまた必然。 そしてテクノロジーの進化は生活を変える。 一般的には、テクノロジーの進化の先にはより便利や豊かや快適があると考えられている。 だから、テクノロジー…

アップデートが必要なものは永遠に未完成

考えさせられる記事があった。 Appleが長期間アップデートされていないアプリをストアから削除する動き 上記の警告を受けた『Motivoto』というゲームはすでに完成しており、そのため2019年3月を最後にアップデートは行われていなかった。しかしAppleからはPr…

車よりも道路のハードルが高い自動運転

昨日東京都が自動運転のための道路のあり方の検討に入ったと伝えられていた。 大雑把に考えても自動運転車を作るよりも大変そうだと想像がつく。 東京都、「自動運転レーン」の先行整備を検討 東京都が自動運転の道路を考え始めたということは国土交通省も考…

今こそ上等の暇つぶしについて考えよう

敢えて行動を起こす時、そこには動機やモチベーションがあるはず。 しかし、その動機やモチベーションを細かく分解すると、実に多くのことが見えてくる。 動機やモチベーションは、強い目的意識や目標意識に支えられてるように感じられたはずなのに、思って…

脳内だけで完結する気分転換やリフレッシュが近づいてる?

テレワークのメリットやデメリットとして挙げられる世間の声を拾ってみると、多様な意見があるのだが、大きくほぼ二つに集約できるように感じられた。 時間配分 コミュニケーション それぞれにメリットとデメリットというよりも、むしろトレードオフに対する…

“きく”“つぶし”を持ってるか?

気になるツイートがあった。 高校3年の私へ特に将来やりたいことが決まってないからつぶしがきくようにありきたりな学部に決めたと思いますが、3年経ってもやりたいことは見つかってないしありきたり学部だから何かに生かせる突出した能力もなく、何を学んで…

ビッグデータはどこに向かう?

まもなく2021年が終わる。 2021年とはどういう年だったのか? それを考えていたらビッグデータが欲しいなと思った。 逆にいうと、ビッグデータを保有してれば、その気があれば普通だったら気付かないことに気付けるかもしれないと感じた。 なんの役に立つか…

EV用充電設備投資がおもしろいかも

2日続けてテスラやイーロン・マスクについて書いていたら、日本におけるEVのことも気になり出した。 経済産業省の2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略によると、 と目標が設定されていて、関連業界はそれに向けて動くことになるのだろう。 EV…

ディープラーニングの正体

アナログ時代、日本だったら昭和をイメージすると分かりやすいだろう。 努力や頑張りや根性が成果を上げるために有効だった、というよりもコネや縁故に頼らない場合にはそれしかなかったと言えるだろう。 上を目指そうと思ったら、有能性を身に付ける必要が…

『完売画家』はビジネス書!

先週買って読んだ完売画家について。 感想を一言で言うと、『ビジネスはすべて同じだ』となる。 しかしながら、印象は新鮮だった。 日本で「食えている画家」は30~50人だけ「絵描きは食えない」を変えたい――完売画家が考える芸術界の問題点https://t.co/MfV…

求めるものが増えるほどにハッピーから遠ざかる

一見無関係なものに共通点やつながりが感じられるとニヤッとしたくなる性格で、以下に上げるツイートにも感じてしまった。 日本の経済統計と転換点「海外という特異な経済主体」現在の日本経済から見た「海外」は「政府」と同様に負債を増やす主体のようです…

AIが頑張る営業の未来?

IT系の最先端では、泥臭い営業なんて無縁だろうなと勝手に思い込んでいたら、なんとも香ばしいツイートが流れてきた。 週末のいそがしい時間帯にGoogle広告に関する営業の電話があったので「週末のカフェに営業の電話をしてくる方とはお仕事できません」と返…

新旧交代というサーフィン

慣れ親しんだ施設の閉館や閉園というお知らせを目にすることが増えた。 はっきりと表現することは少ないが、儲からないからというのが直接の理由で、近年では自然災害からの復旧の費用が捻出できないために廃線になる鉄道と同様に、売上や儲けの低下以外に維…

ヒットと希少性

実際に流行してヒットしてることと、ヒットしてるように見えることの間にはギャップがあることが増えた。 昔はヒットしてるように見えてるものの多くが実際にヒットしていたのに対して、最近は、大してヒットしてるわけではないが、ヒットしてるように感じら…

二兎を追う者は一兎をも得ないのに、なぜ悪いことは重なるのか?

多様性の時代だと言われる割には、根強い画一性も感じられるのが現代だ。 複数の課題や選択肢が目の前に突き付けられた場合、一度にできるのが一つだとすると、優先順位をつけて順番に捌いていくか、できる一つのこと以外は切り捨てるかしかなくなる。 ちょ…

2020年も残り1ヶ月!

ほぼ1年前の12月にこんなことを書いていた。 日本ではコロナなど全く関係なかった頃に何を考えていたのかなと思って少し過去を気にしてみた。 www.chigau-mikata.club きれいさっぱり忘れていたが、ラジオで聞いた『鳥の視点』に触発されて書いていたようだ…

菅新総理の携帯電話料金引き下げに思うこと

菅新総理が携帯電話料金を下げるために携帯各社への圧力を強めてることに対する東洋経済の記事を読んで、『そう言えばと』思い出した話がある。 きっかけとなった記事は以下。 日本人はドコモの高い携帯料金に甘んじている 小幡 績:慶應義塾大学大学院准教…

人間を必要としない人間社会!?

テレビでお馴染みの林先生が大学生の相談に答えてる全然別々の二つの話が、同じことに思えた。 そして、大学生に限らず年齢問わずで当てはまるなと感じられた。 人生は1勝99敗。他人との比較で落ち込んだ人には、林修先生の「堂々たる敗者論」を #大学生の相…

アクセルvsブレーキ!

ブレーキをかけながらアクセルも同時に踏むというのは使いこなせるならば高等テクニックとしてレースではアリなのだが、一般的には両立しない矛盾となる。 ブレーキをかけたり、アクセルを踏んだりすることは『時間』にも当てはまるのだ。 高級店で出される…

『Withコロナ』の下での自己啓発はどこに向かうのか?

自己啓発は沼だと教えてくれるおもしろい記事があった。 「自己啓発本、まるで風俗」 200冊読んだ猛者が行き着いた結論 成長が求められる社会で、自分を見失わないため必要なこと 取材に応じたほっしーさんが述懐する印象的なことばを二つ紹介。 〜〜以下引…