違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

2024-01-01から1年間の記事一覧

扇状地の呪い

ずっと昔の話、記憶の中では小学生の頃の話だが、もしかしたら中学生の頃だったかもしれない。 社会の授業で教わった扇状地の話。 山間を抜けた急流の川が平地に入ると川沿いに扇状の地形が形成される、それが扇状地。 そういう地形では、川の氾濫がしばしば…

タフさはカネで買えない

作家レイモンド・チャンドラーが主人公の私立探偵フィリップ・マーロウに言わせた名言が、 タフでなければ生きて行けない。 優しくなれなければ生きている資格がない。 レイモンド・チャンドラーは1959年に70歳で他界してるのでこのセリフは60年以上前のもの…

誤字や変換ミスという撒き餌

SNSやチャットアプリでのコミュニケーションが増えた結果、誤字や変換ミスなのかそれとも深い意味を秘めてるのか、余計なことを考える必要が増えている。 面白い記事があった、いや記事そのものは全く面白くないのだが。 ドラマは降ろされ、役所辞めろと言わ…

ざまあみろ

人間は絶対性より相対性を重視すると言われる、あくまでも一般論だが。 テストで100点を目指すよりも、点数よりも偏差値が高いことの方を重視するように。 つまり、他人やライバルと思ってる人との位置関係や順位関係に一喜一憂する人が多い。 こういう価値…

暑い

暑いということを伝えようとすると説明を始めてしまう。 説明するのは野暮なので、他の方法は無いかと考えるが温度計の写真を撮るなど結局説明と同じことをしようとする。 あまり考えずに何枚か写真を撮ってしばらく放置した後で改めて見ると、西の方向を窓…

あるようで無いのがオリジナリティ

オリジナルには二つの意味がある。 ①独自の、自分だけの ②(作られた当時の)原型を保っている どちらを意味するかは文脈や文化的な背景次第で変化するので、独自のと言う意味でオリジナルを主張すると、原型から外れてると言う意味でオリジナル性を否定され…

右手が使えない生活

正確には原因不明な理由で現在右手が不自由。 手首から下が機能しない。 右手の甲が腫れ上がり指の関節が動かないし、ちょっとした動きで痛みもでる。 ざっと時系列で振り返ると、先週の土曜日に庭木の剪定をしたが、水分は補給してたつもりだが脱水をおこし…

東国原英夫vs蓮舫

東京都知事選挙が終わった後で新たな戦いが勃発してる。 ことの始まりは、 蓮舫氏「この方は私の友人ではありません」東国原英夫氏の指摘に反論「たけしさんの側にいた方」 東国原氏は8日のTBS系「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(月~金曜午後1時55分)で、蓮…

主義主張や理屈はフワフワとしたイメージに勝てない

行動経済学にセミ・ホームメイドの法則というのがある。 直接的には料理や調理に関する話で、あまりにもお手軽なインスタントで作ると、出来上がったものに満足できないし、「これは自分が作ったものだ」と思えないらしい。 インスタントのお手軽さは7割く…

意外だったが結局納得

意外な結果に終わったと感じたのが2024東京都知事選。 これを書いてる時点では結果とは出口調査の結果のこと。 一番意外だったのは蓮舫さんが3位だったこと。 正直言って小池百合子さんと蓮舫さんの一騎討ちだと思っていて、健闘が伝えられる石丸伸二さんも…

熱い戦いが繰り広げられる暑い日

過去の都知事選を振り返ってみよう。 左から順に年、当選者、投票率、得票率 1991年 鈴木俊一 51.56% 49.9% 1995年 青島幸男 50.67% 36.6% 1999年 石原慎太郎 57.87% 30.5% 2003年 石原慎太郎 44.94% 70.2% 2007年 石原慎太郎 54.35% 51.1% 2011年 石原慎太…

行動経済学も使いよう

行動経済学、テレビの生命保険のCMで耳にしたこともあるだろう。 CMでは健康を意識した生活のキッカケとして生命保険への加入をほのめかすもの。 行動経済学は流行りの分野でさまざまな解説が多数出ている。 上記のCMなどは合理的な行動を促す意味で行動経済…

IX(インターネットエクスチェンジ)

2016年の映画『シン・ゴジラ』に関する話を今更ながら読んでいる。 その話は、シン・ゴジラのリアリティに関する話で、当然ながら映画公開当時の日本や世界の状況が前提になってる話。 そんなテーマの一つに映画のラストに近い段階で大手町がゴジラに破壊さ…

他人から嫌われるという戦略

おもしろい記事だった。 後発『ゴゴスマ』に負けることも…それでも『ミヤネ屋』が宮根誠司を切れない「“切実”事情」 記事に書かれてる切実事情よりも、興味を惹かれたのは次のような芸能記者のコメントが載っていたこと。 何より宮根誠司という男は、なんだ…

ヒーローになり損なった佐々木朗希さん

メジャー入りが嘱望されてるロッテの投手の佐々木朗希さん。 嘱望されてると言うよりもすでに意中のメジャー球団から内定が出ているとも噂されてる、それが事実なら背後で動いている人や組織も多そうだ。 そんな佐々木朗希さんだが、私のスマホもiPadもMacで…

接頭辞「ア」が付く多様性

今日目についた次の記事を読んで初めてアセクシャルなるワードを知った。 独身は職場で半人前扱い…「指輪」のために恋愛・セックス無しの"友情結婚"をしたアセクシャル女性の8年後 千紗さんは自身を「アセクシャル」という、恋愛や性行為などの性愛関係を必要と…

鳥肌には従え

お題を頂戴したような気になる記事があった。 「鳥肌」はなぜ存在するのか。寒さから身を守る?意味がない?“鳥肌研究”の解説で感服の鳥肌がたった ~~~以下引用~~~ 確かに、鳥肌そのものはかつての機能を失った名残としての反応なのかもしれません。しか…

敵対関係やライバル関係や無関心のパラドックス

お金の使い方を考える場合大きく三種類に分かれる。 お金をそのまま保つ貯金や預金 欲しいものや必要なものを買うという消費 さらにお金を増やすための投資 巷でよく言われる勉強や経験という自分自身への投資は消費に該当する、これを投資だと思い込むのは…

情報化時代の盲点

真に忙しい人は退屈する暇などない。 退屈できるくらいならその時間は睡眠に当てたいはず。 今で言うところのブラックな環境にいる人は退屈とは無縁なはず、時間的にも心理的にも。 逆に考えると、退屈を感じる人はそれがどんなレベルであろうと真には忙しい…

探し物は擬似体験

映画やドラマでは、目の前のスクリーンやディスプレイで展開されるストーリーを鑑賞する、展開される映像は与えられたものになる。 小説を読むことは脳内のスクリーンにストーリーの展開を映し出すが、その映像は自分の脳が作り上げるもの。 映画やドラマの…

体験の質

相撲を見ていると、今も昔も土俵は大して変わらないなと感じる、実際に変わってないのか変わってるけど気付かないだけかは不明だが、それに対して野球は球場自体が大きく変わったと感じる、プレーするフィールド自体は大きく変化したわけではないがプロ野球…

良きルーティンが得れる人と得れない人の違い

2日前次の記事が出た時には20号ホームランだったのが今日は22号に、調子が良さそうだ。 大谷翔平の新ルーティン、打席でバット置き 確認していることは 導入後5戦で打率4割5分 揺れ動く調子を新ルーティンが安定させているなら興味がある。 そのルーティ…

泡沫候補というテロリスト

東京都知事選が賑やかだ。 昔の漫才ブームの頃のお笑い番組のようですらあるが、当時と違って笑える要素はあまりない。 それなりにお金も掛かるはずだが、都知事選に立候補したという事実は未来にも通用する武勇伝になるはずだ。 合法的なテロにすら感じられ…

参入障壁

あっという間に流行するビジネスがある。 飲食に関するものが多いのは真似をしやすいからだし、真似をしながらオリジナリティを演出することも可能だから、それ以外にも中小企業が始めたものを根こそぎ大企業が奪うというパターンもあれば、同じことが大企業…

『上から目線』あれこれ

目線と目線が合うことで恋愛が始まることもあれば、ケンカになったり時には殺し合いになることすらある。 そんな場で何が起きていたかをことばで表現しようとしても野暮なだけだ。 ことばを超えた目線表現の応酬の結果が強い動機につながるだけ、ことばを交…

運命は誰のせい

自分の運命を嘆く人は、 自分の習慣が原因だったと悟る 自分の習慣を嘆く人は、 自分の行動が原因だったと悟る 自分の行動を嘆く人は、 自分の言葉が原因だったと悟る 自分の言葉を嘆く人は、 自分の思考が原因だったと悟る 起きてしまったことを嘆くよりも…

呼び捨てにご注意

日常生活の中では嫌いな人のことを本人が目の前にいなければ呼び捨てにすることは大人の世界でも珍しくない。 周りで呼び捨てにしてるのを聞かされる人は、その人が呼び捨てにする人を嫌っていることをよく理解してる。 しかし、使い方のTPOを間違えると、バ…

主観的な期待

満足や喜びは主観的な期待に対する達成度や実現度の高さによって得られる。 達成度や実現度に対する評価は個人差が大きい。 同様に不満や失望は主観的な期待に対する達成度や実現度の低さによって得られる。 この場合も達成度や実現度に対する評価は個人差が…

新しい能力

なんでもできるかのような生成AIの時代になると、少なくともコンテンツ作りに関しては人間の出番が減る一方に感じられる。 そこでChatGPTに質問すると、『AIが得意なのは現在のところ既存のデータに基くコンテンツ作成であって、完全に新しい概念やアイデア…

マッチング全盛だからこそのミスマッチとアンマッチ

ビジネスだけでなく恋愛や婚活も出会いと出会いを取り持つのがマッチングというプラットフォームになっている。 ビジネスという括りには複数の種類のマッチングが存在する。 就職や転職を希望する人と社員(時には役員)を求める企業や団体のマッチング 商品や…