違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

雑記・エッセイ

あと1ヶ月

Twitterで『あと1ヶ月』がトレンド入りしていた。 あと1ヶ月という表現から楽しいことをカウントダウンするような「もういくつ寝るとお正月」の雰囲気は感じられない、常に締め日に追われるような雰囲気がひしひしと伝わってくる。 約束事を守るのは当たり前…

こんなふうにはなりたくない

図書館に行って本を物色してると、少し離れたカウンターの方から何やら迫力のない大声が聞こえてきた。 おじいさんと思しきその声の主はしきりに何かを訴えているようだが、声は大きいがよく聞き取れない。 図書館の係員が最初は一人だったようだが、見かね…

何に快楽を感じるかは自分には嘘は吐けない

Twitterで「ドイツ人は『食』に快楽を求めない」という話題が盛り上がっていた。 そのリプライの中に国によって何に快楽を感じるかの調査を引用してるものがあった。 出典を検索すると発表されたのは2020年の年明けすぐで、コロナで騒動が起きる直前だった。…

自己嫌悪の陰にある大声や怒鳴り声

Twitterを見てると、子育て中の人が子供を些細なことが原因で怒鳴ることが少なくないようで、そしてほぼすべての方が怒鳴った後で自己嫌悪も感じている。 怒鳴った理由は、イライラしたからというものが多い。 子育てでイライラしても怒鳴らないでいられるた…

羽生結弦と小室圭と貴乃花

羽生結弦さんのスピード離婚の話を聞いて、似てるなと思ったのが30年前の貴乃花さんと宮沢りえさんの破局だった。 公表された理由を聞いても『本当はそれだけじゃないんだろうな』としか思えないから。 こういう時はゲスが色めき立つ。 わたしもそんな一人だ…

シンプル志向で逆張りも悪くない

AIがChatGPTのような生成AIという分野にまで領域を拡大すると、人間中心の表現行為にも大きな変化が出る。 これまでは腕に覚えのある人にしか許されなかった作業が誰にでもできるようになるからだ。 モノづくりの分野でも3Dプリンターの実用化が普及し始め…

多様化は分散化であり流動化

本や雑誌が売れなくて廃刊されたり本屋自体が減り続けてることを考えながらふと思ったこと。 多様化って、少数のメジャーが縮小し多数のマイナーに分散するってことと似てるなと感じた。 一方で、マイナーが多数存在するのはプラットフォーム上で、そのプラ…

消滅するもの

順調に行ってる時のうまく行ってる事に関して起きる急落や急減は嫌なものだ。 そういう時には、ネガティブな要素の急上昇や急増が起きているかもしれない。 ChatGPTに聞いた四大文明消滅の理由と、現代文明が消滅するとしたら何が理由かは、全く同じだった。…

みんな自分だけのストーリーを作り行動する

日本でビジネスリュック(バックパック)が浸透した背景には、利便性以上に痴漢冤罪を防ぐためという理由が大きい。 10年くらいの時間を掛けて、ビジネスファッションを損なわないリュックやバックパックが増えたし、カジュアル過ぎてマナーとして相応しくない…

明日は我が身

自業自得だとまとめられる事の多くは、さらに遡るとほんの少し運が悪かっただけのことから始まってることが少なくない。 しかし、世間は冷たい。 『嗚〜呼〜俺はそんなに悪いのか?』と思わざるを得なくなった人は全体から見れば少数派かもしれないが、明日…

心の底で考えてることは今も昔も皆ほぼ同じ

生き方や価値観は人の数だけあるもの、いや人の数だけあっても不思議はない、と表現される。 しかし実際にはそうでもない。 やってることは違っても背後にある価値観はほぼ同じだったり、価値観は違っていてもやってることは似通っていたり、これらの範囲に…

神は拾ったものを捨てる

11月5日阪神タイガースの日本一決定で日本のプロ野球の2023年の試合は終了した。 終了と同時に現役選手にとっては最も厳しい1ヶ月が始まる。 11/6:日本シリーズ不出場チームの戦力外通告期間終了 11/10:日本シリーズ出場チームの戦力外通告期間終了 11/6〜…

継続は束縛

『継続は力なり』、この言葉が悪い意味で使われることはほぼないが、いくらでもネガティブに捉えることができる。 腐れ縁や悪しき人間関係の継続を断ち切りたいのに断ち切れずに苦しんでる人はきっと多いはず。 あるいは、一時はライフワークとばかりに時間…

心理的な抵抗

究極のキャッシュレスを思わせた仮想通貨は、世界的な大盛り上がりから5年が経過した現在では、実体経済には何の貢献もしないし大した影響力も無さそうな様相だ。 仮想通貨は暗号資産などとも呼ばれている。 通貨や資産における仮想や暗号と、IT界(データの…

ある女郎蜘蛛の死

用事で外出する際に、庭の金木犀と倉庫の屋根の間に巣を張っていた女郎蜘蛛が今日見たらいないのに気付いた。 真下の地面付近を見るといた。 落ち葉でツンツンとすると手足は動かすが動き回ることはできないようだ。 死を迎えつつあることが感じられた、もし…

みんな後出しジャンケンを狙っている

後出しジャンケンは嫌われる、ズルいからだ。 ジャンケンだとズルはご愛嬌で済むかもしれないが、現実社会でも意外と多いのだ。 求人における募集時の待遇条件と実際の勤務条件がまるで違う。 このパターンは典型的かつ古典的で、保険をはじめとする契約事に…

裸の王様が着ていた透明な服

競争が激しいことはレッドオーシャンと呼ばれる。 この場合のレッドオーシャンはビジネス用語だ。 ビジネスでは競争が激しいところで戦うことは賢くないとされる。 競争が激しいということは成果や果実にありつけないから。 そういう意味で競争が緩やかな分…

曖昧でも悪くない

以前に読んだことある本でそこそこ気に入ったものでも、読み返すとこんなこと書いてあったっけという部分に出くわすと、得した気持ちになる。 ドラマや映画でも『前に見た時こんなシーンに気付いてたっけ』と思える時には新鮮な気持ちになれる。 これは、覚…

トレードオフのあれこれ

貯金をする人は、買いたいものを我慢している。 『貯金』と『買いたいもの』の関係性はさまざまなものに置き換え可能。 この場合の貯金が、買いたいものや欲しいものの選別吟味のために一時的に留保してるということであれば、買うことを我慢してるのではな…

ストレスと距離感

格闘技やケンカでは手足が届く範囲は、パンチや蹴りが到達する範囲となるので、勝つ場合も負ける場合もこの距離感をどう有利に活用できるかが分かれ目となる。 もちろん、単純に言えば手足が長い(≒背が高い)方が有利。 このような、距離感が勝負の分かれ目に…

ノウハウを求めるのはDNAに刻まれた記憶が深いから

『ノウハウ』の推移をGoogleTrendsで検索可能な2004年以降で検索すると、 この20年で4分の1に減っていた。 下げ止まりの始まりは2012年から2013年に掛けて。 日本におけるスマホの普及の始まりが2011年3月の東日本大震災以降だということとリンクしてるよう…

イノベーションの対義語はカイゼン

イノベーションの対義語は保守(メンテナンス)だと書いてあるものを見た。 明確な対義関係にあるとは感じないがニュアンスとして近いのは理解できる。 それよりもイノベーションの対義として相応しいのはトヨタの生産方式であるカイゼンの方が近いような気が…

テレホン人生相談のガチャ切り

Twitterで『ガチャ切り』が話題になっていた。 どうやらテレホン人生相談に関してらしい。 相談者が厳しいことや自分の意に沿わないことを回答者に言われてガチャ切りしたようだ。 いつの頃からか聞かなくなったが、昔は一人で運転中によく聞いていた。 車を…

文化の弊害

言語明瞭意味不明なものに日本国憲法が保障する『文化的で健康的な最低限度の生活』がある。 このことばに振り回される人の多くは最低限度の解釈を巡って振り回される傾向が強く、その最低限度は天から降ってくるものだと思いがちで、ついでに言うと最低限度…

フジモンの需要

ネットニュースで盛り上がるのは芸能人ネタと正義ネタと相場が決まっている。 今ジャニーズが大盛り上がりしてるのは、その両方がてんこ盛りだから。 そう思っていたらビッグサプライズが登場した。 フジモン当て逃げ。 ジャニーズに飽き飽きしてるタイミン…

できそうでできないのが記録や観察

記録や観察の場合は、添えられる文や写真(絵でも同じ)は分かりやすいことが重要。 分かりやすい文や写真とセットで表現されたことは、介する経路や人が誰であっても同じように伝わるはず。 一方で、目的が鑑賞ならば分かりやすいことは必須条件ではない。 …

大人買い

由来や本来の意味は諸説あるようだが、大枚叩いてまとめて全部買うことを大人買いという。 大人買いができるためには二つの条件が必要になる。 まとめ買いができるような状態で売られてる商品がある まとめて買うお金がありかつまとめて買うことを良しとする…

創意工夫と物欲は紙一重

今ではテレビ等で見ることもできるクライミングやボルダリング。 自分にできるかという視点で見ると異次元の身のこなしに感じるが、よく見てると当たり前のことを着実に実行してるだけ。 手や足が掴めるポイントを探り出せなければ終了だ。 逆に言うと、手や…

創意工夫と物欲は紙一重

今ではテレビ等で見ることもできるクライミングやボルダリング。 自分にできるかという視点で見ると異次元の身のこなしに感じるが、よく見てると当たり前のことを着実に実行してるだけ。 手や足が掴めるポイントを探り出せなければ終了だ。 逆に言うと、手や…

『質素vs贅沢』は『絶対的vs相対的』と同じ

ラーメンには一杯1000円の壁がある。 お店もお客も躊躇させるのがラーメンの場合一杯1000円と言われてる。 物価の違いや個々の店の事情も違えば地域の相場の違いもあるが、ざっくりとラーメンの値段はどのように変化したのかをChatGPTに聞いてみた。 そうし…