水平思考
勉強や研究などの場合、勝ちたければ(勝ちたいという表現が相応しいかは別として)自分の強みを強化し伸ばすことが最善。 一方でスポーツの試合やビジネスにおけるライバルとの競争では、自分の強みを活かすことも重要だがそれ以上に有効なのは相手の弱点を…
ゲーム業界における地位の高さゆえだろうか、それともあまりにも夢中にさせられたことの弊害でもあったのだろうか、任天堂を脅迫する話は一つではなかった。 任天堂に殺害予告メッセージ 茨城・日立市職員の27歳男を威力業務妨害疑い逮捕 2024年4月3日 「死…
エイプリルフールのネタかなと思う話題が流れていた。 夫婦同姓が続くと…2531年には「全員が佐藤さん」 東北大試算 試算は、政府発表の統計や電話帳を基に人口の多い名字ランキングなどを紹介する情報サイト「名字由来net」が提供するデータを用いた。佐藤姓…
自分にはどう見えてるか、それが一人称視点。 一人称視点の場合は、主語は常に自分だ。 それに対して、 他人には自分がどう見えてるか、それが三人称視点。 三人称視点の場合は、『自分』の部分はテーマ次第で他の表現に置き換え可能。 三人称視点は客観でも…
以下の写真は中国の不動産企業がマレーシアで行っていた巨大開発が中国のバブル崩壊で開発が途中で頓挫したいわば廃墟の写真。 写真の引用は下記サイトから https://diamond.jp/articles/-/330154 巨大な城壁の建造が途中で止まったようにも、あるいは巨大な…
相変わらず世間は大谷翔平さんのネタで盛り上がったり盛り下がったりで大騒ぎ。 そして通訳の水原一平さんの爆弾ネタまで登場しさらにお祭り騒ぎになっている。 そんな時にメディアや世間の動きに苦言を呈する声が登場するのも常だ。 『もっと目を向けるべき…
元々は、そんなに大層な意味ではなかったはずのことが今ではとんでもなく高いハードルになってるということがある。 1948年に発効されたWHO憲章では、前文において「健康」は次のように定義されている。 「健康とは、病気でないとか、弱っていないということ…
鳥山明さんの訃報を嘆く声の中に、 『改めてマンガを読み直して唸るのは説明的なセリフやナレーションは僅かで、ほぼキャラ同士の自然な会話と絵だけで物語が進行している事。これこそが世界中で受け入れられているシンプルな理由なんでしょうね』 というも…
欲しいものあるいは必要なものがある場合の選択肢は、 作る 買う 拾う もらう 借りる 盗む 良い悪い等の価値判断は一切しないとした場合の選択肢はこんなものだろうか。 ここに挙げた項目のすべてに現在は市場や流通の仕組みが成り立ってることを多くの人が…
ビジネスの基本が完全に変化した。 売れるものを売る、売りたいのは売れるものだけになった。 元々は、商品やサービスは売るよりも前に作るがあった。 だから作り手の思いが込められていたし優先されていた。 もちろん作り手だって売れるものを作りたいのだ…
哲学と呼ぶからややこしくなる。 思想などと呼び替えると政治の臭いが漂い出す。 しかし、主義主張と呼び替えたり、美学やポリシーと呼び替えると日常用語になるし、自分なりのものを持ってるのが当然だろうと思えてくる。 思想や主義主張や美学やポリシーも…
知らないことは考えられない。 だとすると、考えられるのは知っているからとなる。 では知っているとはどういうことか? それは少なくとも脳内でイメージが伴うもので、もう少しだけ具体化すると、そのイメージをことばで表現できるか映像としてイメージでき…
間違ってることをしたら、『それは間違ってるよ』と教えてくれる人はありがたい存在だ。 一方で、特に間違ったことをしてるわけではないのに『こっちの方が良いよ』という人がいる、時には『その選択は間違ってるよ』とまで言い切る場合も少なくない。 良い…
継続することを良しとする話は多い。 諺だと『継続は力なり』のように。 あるいは、ギャンブル必勝の極意が『勝つまで続ければ最後は敵はいなくなり一人勝ちをおさめる』のように。 これらは、続けたいけどそれは簡単ではないという一方の真実があればこそ金…
動機に感情は欠かせない。 感情を抜きにしては動機は形成されない。 動機につながる感情は、知ることや想像するから生まれる。 ポジティブであろうとネガティブであろうと。 知ることや想像することは、体験を通してもしくは情報を介して行われる。 体験の一…
漫画家の訃報を巡ってさまざまな論の応酬が交わされている。 ほとんどがどの立場に肩入れするかというポジショントークの中で、『なるほど』と思える話があった。 Twitter上で展開されてる話で、中心に位置するツイートひとつのみ紹介するが前後に多数のツイ…
具体的な事例を示すわけではない抽象的な憶測みたいな話。 コロナ禍で多くの人が何となく経験したであろうことに工業製品の品薄がある。 特に注目を浴びていたのは半導体を使用する製品に関係する業界での品薄。 大きなもので言うと自動車なども半導体が揃わ…
役に立つことばかりを求めることが世の中の閉塞感を強めてる。 公的な研究費は競争的資金で、獲得するには「どのように社会に役立つか」を説明しなければならない。研究費を確保するために、研究者同士が潰し合いになっている。 2016年ノーベル生理学・医学…
能登の地震で改めて感じるのは、ほどほどの事がほどほどに満たされることがいかにありがたいかであり、そのほどほどの事ですらきっと贅沢なのだという事。 ほどほどを連発したが、ほどほどと言って何をどの程度に連想するかは人それぞれだろう。 ほどほどと…
ファストフードにファストファッション、このような場合のファストはfastでfirstではない。 日本語化されるとfastもfirstもファーストと発音されるので混同されがちだし、区別されずに使われがち。 ファスト(=fast)は、早い安いお手軽という意味で使われる。…
世の中はホワイト化へシフトしている。 隠蔽されていた悪事が白日の下に晒されるという現象が増えている。 そのことを踏まえると新年の誓いも変化させた方が良いかもしれない。 競争社会は弱肉強食、だからこそ勝てば官軍負ければ賊軍という価値観が成立して…
例のケーキ問題、当初わたしは『監修』に着目した。 関係者の中でただ一人個人名が出ることに自己顕示欲を感じたことが大きい。 しかし、ここに来て関係者の中でただ一人真摯に苦悩してるのは監修者だけに見える。 ケーキ監修「レ・サンス」シェフ「期待裏切…
昨日に引き続き高島屋のケーキについて。 昨日は通販というシステムにしか着目しなかったが、今日になってモノづくり全般に当てはまる現象があるように感じられ始めた。 高島屋のケーキを題材にするが、高島屋に限った話ではない。 日本のモノづくりが優秀だ…
『高島屋のケーキ』が盛り上がっている。 Twitterで検索すれば多数出てくるので具体的な引用はしないが、盛り上がりは悪い意味でだ。 事情通の方の原因の推測はどれも一理あるし、同じことや似たようなことは以前から繰り返されていたことが分かる。 さて、…
毎日コツコツ仕事や勉強に励み、掛けた時間に正比例するように結果が付いてくる。 誰もがそういうことを理想とする。 励む対象がスポーツや遊びや趣味でもだ。 しかし、正比例で結果が付いてくることはあるレベルまでで、このあるレベルというのは人それぞれ…
ウクライナやガザでの戦闘の被害者の映像が流れるたびに、現代の戦争の残忍さが感じられる、特にガザ関連では赤ちゃんや幼児の写真や映像が多いから。 太平洋戦争の被害者の映像、特に原爆被害者も悲惨さは伝えていたはずなのに、ついつい比較してしまう、ど…
スマホの登場前の時代でもすでに無料というジャンルは広まっていた。 ネットニュースがあるから新聞は必要ないと言われるようになっていたし、PCのソフトも気の利いたフリーソフトを使っている人の方が賢く見えていた。 2009年には『フリー(無料からお金を生…
興味深い記事だった。 経営のプロ「コンサル会社」の倒産が急増 ~ コロナ禍での政策支援と「本物を求めるニーズ」のはざまで ~ 興味深いのは記事というよりも、寄せられてるコメントの方で、実際にコンサルに依頼した体験を持つ方(おそらく経営者かコンサ…
『正しいことをやりたければ偉くなれ』、某刑事ドラマで有名になったセリフであり、多くの人の納得と共感を得た、21世紀が目前の20世紀の話だ。 2010年代に入り、一般大衆が情報発信の術を手に入れると、『正義を振りかざす』というのは娯楽のジャンルに成り…
インプットとアウトプットの中間に存在するのがブラックボックス。 人間の場合ならばブラックボックスは人それぞれの脳やセンスや感受性などが当たるだろう。 モノづくりにおける手作りもブラックボックスは人間の内側にあるものになるだろう。 つまり、商売…