違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

水平思考

フリーの壁とコンテンツの壁

スマホの登場前の時代でもすでに無料というジャンルは広まっていた。 ネットニュースがあるから新聞は必要ないと言われるようになっていたし、PCのソフトも気の利いたフリーソフトを使っている人の方が賢く見えていた。 2009年には『フリー(無料からお金を生…

儲からない話に付き合う義理はない

興味深い記事だった。 経営のプロ「コンサル会社」の倒産が急増 ~ コロナ禍での政策支援と「本物を求めるニーズ」のはざまで ~ 興味深いのは記事というよりも、寄せられてるコメントの方で、実際にコンサルに依頼した体験を持つ方(おそらく経営者かコンサ…

正義を振りかざすという娯楽

『正しいことをやりたければ偉くなれ』、某刑事ドラマで有名になったセリフであり、多くの人の納得と共感を得た、21世紀が目前の20世紀の話だ。 2010年代に入り、一般大衆が情報発信の術を手に入れると、『正義を振りかざす』というのは娯楽のジャンルに成り…

主導権はどっち?

インプットとアウトプットの中間に存在するのがブラックボックス。 人間の場合ならばブラックボックスは人それぞれの脳やセンスや感受性などが当たるだろう。 モノづくりにおける手作りもブラックボックスは人間の内側にあるものになるだろう。 つまり、商売…

〇〇離れはもっと歓迎されて良い

『〇〇離れ』は枕詞として『若者の』が付くことが多い。 本離れ 車離れ 恋愛離れ などと。 それに対しては、『お金の若者離れ』が起きているからという指摘も少なくない。 若者に起きているであろうことは、きっと全年齢に波及してるだろうし、そうなると年…

情報は五感を通じて入力される

視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚は五感と呼ばれ、人間は五感を通じて情報を脳に入力する。 快不快の判断は脳がしてるのか、それとも五感の段階で判断してるのか? 脳科学や心理学というジャンルがあるせいだろうが、肝心なことや厄介なことは脳のせいにするこ…

上書きされる脳内イメージ

錯覚や勘違いを起こした時に、瞬時にその錯覚や勘違いを正当化するストーリーを作ることがある。 こういう思わせぶりな書き方をすると大袈裟に感じるかもしれないが、夜街灯の灯りなども少ない中で歩いていて前の方に白っぽいものが見えたような気がしたよう…

境界線は突破される運命

いつの時代も1日は24時間。 灯りがない時代では睡眠時間が長かったことだろう。 夜は夜で活動できるようになると睡眠時間を削って活動したいと願っても、生き物には休息が必要なので削るにも自ずと限界はある。 昭和(後半)平成令和と続く3時代と明治(後半)大…

建設vs解体

東京駅近く八重洲の51階建のビルの建設現場で15トンの鉄骨が落下し死傷事故が起きた。 その原因としては複数の要因が推測されてるが、ほぼ現場で作業に従事していた人の資質に関わると思われているようだ。 タワーマンションや超高層ビルは都市の魅力の演出…

新しいルッキズムが始まる

有名な人が多いのは政界と芸能界。 名前を知ってるという意味では政界も芸能界も大きな違いはないが、キャラクターまで分かってるという意味では軍配は芸能界に上がる。 政治家は名前と顔は知ってるけどそれ以上はよく分からない人が多いが、かつての小泉純…

誰が得するのかジャニーズ問題で

急速に化けの皮が剥がれ始めたジャニーズ事務所だが、性加害の問題を抜きにしてどうしてそんなにメディアや芸能界で力を持てたのか? 普通に考えればファンが多い人気者ゆえに指標となる数値、例えば視聴率、今では世帯視聴率(年寄りが見ると上がる)よりも…

見せびらかしたい人は、見せびらかされてるものをスルーできない

JALの昔のファーストクラスの豪華さを写真で伝えるツイートが流れてきた。 単純に昔の日本結構すごかったなと思ったし、そのツイートへのリプライには元スチュワーデスだったと思しき方の解説もあっておもしろいと感じた。 そんなリプライの中にあったのが次…

ブラックボックスの罪

ブラックボックスとはWikipediaでは次のように定義されてる。 〜〜〜 内部の動作原理や構造を理解していなくても、外部から見た機能や使い方のみを知っていれば十分に得られる結果を利用する事のできる装置や機構の概念 〜〜〜 アナログからデジタルへ移行す…

その判断は正しいか?

体調が悪い程度だったら病院には行かない人は多いかもしれないが、その体調の悪さが休息程度では回復しなければ、自分の手には負えない気がし病院に行こうと思うようになる。 そんな時頭の片隅にはきっとこんな疑問があるはず。 病院(医者)はどうやって選…

可能性を広げるな

子供に対して『無限の可能性があるから頑張れ』と言うのはおそらく純粋な励ましや応援の気持ちからだろう。 しかし、当の子供だって徐々に自分には無限の可能性は無いなと悟るようになる、でも頑張れば活路はいくらでも開けるとは思い続けれる。 可能性を信…

あなたもわたしも消耗品

『関係者の理解なしにはいかなる処分も行なわない』という約束は明日にも破られる。 東京電力福島第一原発にたまる処理水を薄めて海に放出するという件に関してだ。 日本政治は福島を消耗品と決めたのだ。 全然関係ない話だが、今年の猛暑に加えて降水量が激…

笑顔でコミュニケーションが取れてるか

キャッチボールや卓球やバドミントンやテニスのようなラケットスポーツのラリーのように、その気があれば延々と続けられそうなことは、実際にやるとなかなか続かない。 だからだろうが、キャッチボールやラリーが続くことはコミュニケーションがうまく噛み合…

イヤなものからは逃げたい、イヤだと思われたら廃れる

今年の年明け頃に、家の近くのクリーニング屋が6ヶ月後に閉店するとお知らせを出していた。 それを見て逆に、ここまでよく保ったなと思っていた。 戸建て住宅地ばかりのエリアの店舗だったから。 クリーニング店“三重苦”物価高に在宅、節約… 倒産“最多ペース…

この世は伏線だらけ

悪賢い者同士の駆け引きはスッキリ爽やかではなく、タヌキと狐の化かし合いなどと呼ばれる。 異例の台湾訪問 麻生副総裁「戦う覚悟」発言の真意 中国の反発も“狙い通り” 「伝える」という意味では、麻生氏の発言は成功したのかもしれない。しかし、中国に一…

夏は冷房が害虫を呼び寄せる

昭和の夏といえばお化けや幽霊で涼んでいた。 しかし、猛暑酷暑が当たり前になると、お化けや幽霊もただ鬱陶しく暑苦しいだけで、地上に未練を残して暑苦しい思いをするくらいならとっとと成仏した方がマシだと消えたように感じる。 そういえば暑くなり始め…

夏は冷房が害虫を呼び寄せる

昭和の夏といえばお化けや幽霊で涼んでいた。 しかし、猛暑酷暑が当たり前になると、お化けや幽霊もただ鬱陶しく暑苦しいだけで、地上に未練を残して暑苦しい思いをするくらいならとっとと成仏した方がマシだと消えたように感じる。 そういえば暑くなり始め…

人は理想では動かない、損得で動くのだ

世界はEVに舵を切っている。 埋蔵量に不安はないが、原油の掘削コストはどんどん上昇するというコスパの悪さが化石燃料には露呈したからだと言われている。 原油は今後加速度的にコスパが悪くなるらしい。 産油国の危機感は大きいはず。 そういう背景があれ…

付加価値という亡霊

言語明瞭だが実際には意味不明なことばに付加価値がある。 日本だとバブル景気の頃から盛んに使われるようになったと記憶している。 従来のサービスや商品の単価を上げるために施す一工夫がそれに該当すると感じていた。 バブルが弾けた後は、価格が同じなら…

盲点や弱点を狙いたいなら

『創業から10年、国内最大のYouTuber事務所が危機にさらされている。』という内容の記事を見て思った話だがYouTubeを論じたいわけではない。 記事よりもコメントの方がおもしろいというのは遠慮なく思ったことを書けるからだろう。 内容が誹謗中傷になるとう…

クライアントとクレーマー

依頼主をクライアントと呼ぶようになると特別感が出る。 依頼されればムチャでもそれを最大限に叶えようとする。 まったく弁護の余地がない、反省などまったくしてない犯罪者の言い分を主張しなければいけない弁護士はその代表格。 法には則ってるが、弱者を…

多様化と画一化は表裏一体

現代の世の中を動かす大きな原動力は、お金。 お金への執着の始まりには、利益を上げるためのありとあらゆるコスト削減が無関係ではない。 コスト削減意識が金の流れを変え、金が全く回らない分野ができるようになった。 そういう分野は必要ないからというこ…

始まりはインターフェイスから

デジタルの時代になるとデバイスの使いこなしにインターフェイスが大きく関係するようになった。 インターフェイスとは異なるものを接続することで、デジタルデバイスの場合は端子や端子の形状を意味する。 端子には共通性が求められるので共通の規格が設け…

情報は足跡

情報に求められる価値には大きく二つある。 一つは、それが真実だという情報で、もう一つは、その情報はおもしろいかだ。 もっとも、情報を哲学的に捉えるならば、そもそもこの世に真実など存在するのかというテーマすらいまだに生きているし、おもしろいと…

スマホが全てという人が虚業に狙われている

詐欺をまともなビジネスだと思う人はいないだろう。 そのことが落とし穴を生んでいる。 詐欺はまともなビジネスではないという思い込みは、詐欺の被害者をお客様という観点では捉えない。 ビジネスの基本は、『あなたに寄り添ってますよ』とお客に思わせるこ…

ジャンク化が絶賛加速中

Twitterで『ブックオフ』が話題になっていた。 なんとなく話題の核心は想像できたが、実際に見るとやっぱりそうだった。 ブックオフが話題になる場合のテーマは大きく二つある。 著者や出版界には1円も入らない 『ブックオフで買った』というのは著者に対し…