違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

2016-11-01から1ヶ月間の記事一覧

WELQ問題が感じさせる「コンテンツの充実」と「SEO対策」という建前と本音の葛藤

株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA Co., Ltd.)が運営する医学情報サイト「WELQ」が巷で話題だ。 「医学情報を謳いながらデマ記事が多い」から始まり、 「記事を書いてる方の暴露記事」が出て、 DeNAは、WELQの全記事の非公開を決め、お詫びした。 DeNAは、…

乙武さん、おかえり!

人として間違っているという烙印を押されていた乙武洋匡さん。 2016年の春、乙武洋匡さんはこんな扱いを受けていました。 乙武さん問題は、夫婦の問題として取り上げられていたように思うが、奥さんの方に問題があったとは思わないので乙武さんに対する思い…

「客引き」とか「訪問セールス」など、知らない人にカモにされないように

子供の頃、こんななぞなぞがあった。 (問)どうして学校に行くのか? (答)だって学校が来ないから。 目をつぶって、ウトウトしてる時に、ふと浮かんだ。 なんだかすごく奥が深い言葉に思えて目が覚めた。 家庭教師やベビーシッターは、来てくれるからあり…

「トランプ大統領誕生」や「Brexit」の背後に見える「常温」という価値観

“常温”を楽しむ人が増えている 博報堂調べ 常温飲料のニーズが高まる いつからだろうか、 自分自身のことなのに、他人の目を気にしだしたのは。 いつからだろうか、 自分自身が納得してないのに、他人を納得させようとしだしたのは。 動機が不十分なまま、な…

EV(電気自動車)の命運を握るバッテリーシステム、リチウムイオンは次世代バッテリーとして通用するか。

日本人はなぜ学力が高いのに生産性は低いのか 日米の生産するシステムの違いは、生産される製品の違いとなって表れる。 藤本によれば、 日本が得意とする製品のアーキテクチャが 「クローズド・擦り合わせ型」であるのに対して、 米国が得意とする製品のアー…

戦力外通告した文化が「クールジャパン」と言われたら、また欲しくなった日本のお粗末

「オタク」という言葉がある。 アニメ好き同士が、お互いを「おたく」と呼びあうことが多かったことからアニメ好きのことをオタクと呼ぶようになった。 そして、趣味に夢中な人全般を指してオタクと呼ぶようになった。 オタクの特徴は、趣味を同じくする者同…

「裸の王様は裸だった」ある時期を境に表面化する問題が気付かせること

自分には関係ないと思っていたことが、ある時期を境に身近になるということがある。 時々耳にする程度だと思っていたことが、頻繁に発生しだす時期がある。 潜在化していたことが、顕在化するのだ。 発生することが予想されてたことが、実際に起き始める。 …

トランプを非難する只の揚げ足取りな人々

トランプネタが尽きない今日このごろ、また出てきた。 トランプが大統領に当選した後の発言を巡って、当選した後に発言を撤回するなら選挙の意味がない的な話がやたらに出てきてる。 とりあえず日本関連を取り上げると。 ネタ元になってるのは、この記事。 …

博多の陥没事故から見える「金は天下の回りもの」を生み出すモラルリスク

博多陥没、タモリが予言!? 「ブラタモリ」で地盤の弱点見抜いていた そもそも論として、地下開発をすることに無理があったのではという話になるのか? 今やゼネコンは電通と同じく「ピンはね」以外の仕事をしてないんじゃないか。 https://t.co/SX6ePuxSVO…

「トランプは任期4年を全う出来ない」と言うマイケル・ムーアがトランプに贈るエール

トランプの話題は、しばらく無いかなと思っていたが、触れたい話が1つ出てきた。 トランプが大統領になるだろうと主張していたマイケル・ムーアが次のように発言したからだ。 マイケル・ムーア「トランプは任期4年を全うできない」 投稿日: 2016年11月12日 …

日本が世界に通用しないのは「東京発想」だから、関西復権が急務

日本人には、完璧主義が多いと言われる。 古くを遡ると、”いいかげん=良い加減 ”という文化も持ち合わせてるのに。 ”完璧にできるということを目指す ”を要求されたり、自らに課すことが多くなると、恐れるのは、失敗することや批判を受けることになる。 な…

トランプ大統領に期待する「新しい資本主義」の構築

誕生して欲しいと思っていたが、誕生するとは思ってなかったトランプ大統領が誕生した。 米国民はなぜトランプを選んだか?ー生活者の視点から 今回のミシガンの選挙は、知識階層の多く住む地域と黒人が大半のデトロイトでは引き続き大多数が民主党を支持し…

流動性がないと腐っていく、腐らない官僚制度が必要

三重県鈴鹿市の学校給食中止、批判殺到で判断撤回へ!市教委が相談せず中止対応!市長「報道で知った」 この問題は、市民生活に身近なところで起きたからすぐに顕在化したが、市民生活から離れたところで起きてれば発覚まで随分時間がかかり、発覚した時には…

佐野研二郎と電通の共通点が感じさせる「憎まれっ子世にはばかる」と言うことわざが死語になる日

「憎まれっ子世にはばかる」 このことわざが死語になりそうだ。 憎まれっ子は生きていけなくなりそうだ。 過去の人になった感があった佐野研二郎さんが思わぬ形で話題に。 不謹慎すぎる!佐野研二郎さんの葬式ごっこが多摩美大で行われる 完全に悪ノリだ。 …

元々持ってる良い点を活かしながら、価値観を変える時期が迫ってきた!

blog.tinect.jp 少し話題になったエントリーだ。 ここに書いてあることは、スタートするかしないかに直面した時の永遠のテーマだ。 起業やビジネスだから専門性を帯びて、悩ましくなる。 同じやり取りが、禅問答のように繰り返される。 この答えが、”まず始…

「自分の人生という舞台」のキーワードは何か、そして観客は誰か?

どこに興味や関心を持つかで行動が変わる。 一見同じ価値観を持ってるようでも、世界観は違う。 「やがて分かること」というものがある。 つまり、最初は気付かないが、時間の経過とともに気付くことがあるということだ。 気付くというよりは、関心がシフト…

いよいよ大詰めのアメリカ大統領選挙、トランプ大統領の誕生を期待したい。

アメリカ大統領選挙もいよいよ最終盤にもつれこんだ。 ここにきて、ヒラリーに不安材料が出てきてる。 www.huffingtonpost.jp その2ヶ月前 ヒラリーの私用サーバは、「不注意」ではなかった。 以前から指摘されてた件がとうとう大問題に、さあどうなるか? …

コスト削減の次のベクトルを探す時

「アパレル業界は集団自殺している」 business.nikkeibp.co.jp 読んでいてオモシロイと思った。 オモシロイと思った理由は、著者の思いがストレートに出てるから。 考えてる内容に賛同するわけではないが、文から漂う著者の人間性には好感が持てる。 この著…

スポーツ界に見られる「監督」という環境が及ぼす「人の活かし方」への影響

ドラフト指名は、何をどこまで見抜いているのか、果たして見抜けているのか? プロ野球ドラフト会議 ドラフト会議によって得られるのは、選手との契約交渉権である。したがってドラフト会議で指名した後に選手契約ができなければ、指名選手の入団には至らな…

ツキが回って来たと調子に乗っていたらツケが回ってきて、化けの皮が剥がれてきた

2012年、白い巨塔は音を立てて崩れ落ちようとしている大学病院の医局は弱体化し、医者のヒエラルキーは崩壊命のやり取りをする医療も、ついに弱肉強食の時代に突入した。 かつて花形だった外科医は、過酷な労働条件から成り手が激減ジリ貧の医局を去る医者も…