イーロン・マスクがTwitterのロゴをX(エックス)に変えたと話題になっている。
慣れ親しんだ青い鳥からXに変わることが話題になっていて、それ以外で何がどう変わるかはあまり伝わってこない。
そこで思ったことは、英語文化圏ではX(エックス)にどのような意味を込めるのだろうかということだ。
普通にGoogleで検索したがピンと来るものは何もヒットしないが、ああこんな時こそChatGPTだと思い出し質問してみた。
そうすると、使われる文脈によるがと注釈は付いたが、一般的に込められる思いとしては、
- 何かを代表する未知の要素や秘密を表す
- 目的地や未来へ向かう旅を象徴する
と、答えてくれた。
何だか日本語文化圏のZ(ゼット)っぽいなと感じた。
女性はあまりピンと来ないかもしれないが代表的なものとして、
- マジンガーZ(近年では主題歌を歌った水木一郎さんの方が人気)
- フェアレディZ(自動車)
- カワサキZ(オートバイ)
女性でもピンとくるかもしれないものには、
- ももいろクローバーZ
があるが、これはマジンガーZの水木一郎さんとも繋がる話だ。
ももいろクローバーZを除けば、いずれも知名度が確立したのは1970年代だが、この時に定着したイメージは色褪せてない。
ももいろクローバーZは、2022年の水木一郎さんの訃報に際して次のように言っている。
「2011年に“ももいろクローバー”から“ももいろクローバーZ”となり、水木さんから教わった“ゼェーーート!!”が今では私たちの定番のあいさつとなりました。これからもアニキから継承した“Z”とともにたくさんの人たちに笑顔を届けていきたいと思います。心よりご冥福をお祈り申し上げます。ももいろクローバーZ ももいろクローバーZスタッフ一同」
日本人がZに込める意味は、アルファベットの並びの最後ということで究極への思いだ。
最近ではウクライナに攻め込んだロシア軍を象徴するのもZという意味ではイメージダウンしてそうだが。
日本人がZに感じる思いを、英語文化圏ではXに込めているのかもしれない。
たった一文字に深い思いが込められることは少なくないのだ。