違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

人を主役にさせる大画面

ソフトバンクホークスが10連敗。

 

連敗が増え始めた頃は、藤本監督の陰気な顔のせいだと思ったが、さらに連敗が重なると、藤本監督の苦悩が憑依するような気がして、監督のせいではないのになと思うようになった。

 

最近テレビでスポーツを見ていると、以前には思わなかったことを思うようになった。

 

きっと大画面にしたからだ。

 

大画面といっても43型だが、ずっと32型を使い続けていた後壊れ、その後もう新しいテレビは必要ないやと思い、余っていた22型を使っていた。

 

リビングにこのサイズだと本当に小さいのだが、見るというよりも音声を聞くだけで十分だと思っていた。

 

気が付いたらこの状態が1年以上続いていた。

 

 

1ヶ月ほど前に、急に大画面のテレビに変えたらおもしろいような気がして43型を買った。

 

やはり予想は当たって新鮮な面白さがある。

 

22型から43型への変更は単純に画面サイズが4倍になる。

 

いろんなものが見え過ぎるくらいだし、家電量販店でディスプレイされてる超大画面のテレビを見てるのに匹敵するくらいの印象の激変ぶりだった。

 

スマホだってPCだって大画面がトレンドだが、個人的にテレビが大画面になって何が変わったかというと、人の顔がはっきりと見えることだ。

 

 

スポーツで言うと、選手はもちろんのこと、観戦してるファンの表情やアクションもはっきりと見えることだ。

 

大声を出したり、喜んだり悔しがったり、そんな姿がはっきり見えることがこんなにおもしろいとは思わなかった。

 

連敗中のホークスの藤本監督の表情も見てるというよりも勝手に見えてしまうから感情移入するようになったように感じる。

 

大画面は人が主役になるのだ、いや大画面が人を主役にさせるのだ。

 

人が主役になると、映像は人間ドラマになる。

 

スポーツだと主役は選手だけでなく、補欠の選手やスタッフもだし、それ以上に観戦してるファンだ。

 

 

こういう楽しみは大画面テレビならではなのだろう。