カーブスを抜いてフィットネスの店舗数No. 1はチョコザップらしい。
カーブスはそれなりにヒットしてもおかしくないなと感じていた、それはターゲットが元々運動習慣が無い人をそれも女性に限って展開していたから、さらにCMを見るとおまけとして井戸端会議の楽しみもありそうだし。
男性ややる気満々の人が来ないことが大きな安心につながると思ったから。
一方で、チョコザップはというとジムとしては小規模だから本格的なことをやりたい人には不向きだが、すべてのニーズを受け容れるというスタンスでありかつおまけの要素も多いのだ、ホームページには次のような画像が載っている。
絵だけ見ると女性がターゲットにも思えるし、そういう意味ではカーブスをライバルに想定していたと思える。
昔、知人で自宅近くのスポーツジムに行ってる人が、ジムで毎日シャワーを使うので自宅の水道光熱費の節約になるからコスパは悪くないなんて言っていた。
肝心の運動や筋トレはというと推して知るべしのレベルだったが。
そういう意味では、チョコザップがおまけで運動や筋トレ以外の要素の抱き合わせを多数展開してるのはユーザー層をよく理解してるからともいえそう。
そのうちチョコザップからトレーニング要素が無くなるのも時間の問題かもしれない。
チョコザップのユーザーの意見を見てみると、基本が無人店舗のせいか器具がきれいではないという指摘が多い、この辺はコスパとトレードオフの関係にあるのだろう。
フィットネスという分野は意識高く見えるので、本当の目的がおまけの方であっても周りからはそうは見えてないというのはメリットになるのかもしれない。
得をしたいという心理は、メインよりもおまけに魅力を感じさせるのだ。
逆に、メイン重視で軸がブレない人にはおまけでコスパの良さをアピールしてもあまり響かないはず。
今の日本にはおまけの方が好きな人が多いのかもしれない。