違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

サムターンが固くなったら

ずっと懸案事項だった玄関ドアのサムターンキーを回す際の固さを解消できたという話。

 

上下に二つの鍵が付いてるが、問題だったのは下の鍵。

 

日常的な出入りには勝手口を使うので、外出先から帰る時も勝手口を使うことがほとんどだが先日久々に玄関から入ろうとすると、差し込んだキーが回らない、力まかせ回そうとすると明らかにキーが負けそうでグニャリとなるか下手すると折れるかもという感触すら受けた。

 

何とかしなければという思いが一層強くなったが何ができるのか?

 

鍵周りの動きが悪い時に潤滑剤を軽い気持ちで使うことがタブーだとは知っていたが、下の鍵の動きに渋さを感じるようになった数年前から潤滑剤を何度も大量に使用していた、そのことも症状の悪化を招いたことだろう。

 

改めてネットを検索するが、どれも鍵業者関連のものばかりで肝心なことを教えてくれるものは見つからない。

 

まずは使って良い潤滑剤の入手しかないだろうと思い調べるとクレのドライファストルブが最も入手しやすそうだと分かった。

 

ホームセンターに行くと幸いラスト1本が店頭で見つかった。

 

 

 

鍵には5-56は使ってはいけない、粘性がチリや埃などの汚れを抱き込み鍵内部のスムーズな動きが必要なパーツの動きを悪くするらしい。

 

買った後で外側から吹き付けられる部分に使ったが改善は感じられない。

 

翌日つまり今日だがやっぱり改善した感じはしない。

 

鍵の構造を簡単に調べようとしたがよく分からないので少しビビりながら一歩進んでみた。

 

鍵のロックを解除する方向に回すと二つのネジ山が見える。

 

 

このネジを緩めると隙間ができドアの内部が見える。

 

見えると言ってもほんの少しだけ、緩めすぎると締めるだけでは元に戻らなくなったら困るなと思い始めたのでドライファストルブのノズルが差し込める程度の隙間だけ緩め、ノズルを差し込みあらゆる方向にバシャバシャ吹き付けた、ノズルを差し込む位置を変えながら繰り返し、これでダメだったら辛いなと思いながら締め直し元に戻す。

 

恐る恐る鍵を回してみたが第一印象は、ああやっぱり世の中甘くないなだった。

 

しかし、何度か繰り返し回していると、ある瞬間に急に動きが軽くかつスムーズになった。

 

その後は何度やっても軽くスムーズに回るようになった。

 

やった、俺の勝ちだと自画自賛したい気持ちになった。

 

固さすら感じた鍵が軽く回るだけで人生のすべてがうまく行くような気にすらなるのだ。

 

 

自宅のサムターンの動きに固さを感じてる人は、あまりそのストレスを共感してもらえないかもしれないが、わたしがやった程度ならチャレンジする価値はあるのでオススメしたい。

 

 

一旦軽さを取り戻すと、あんなに固かったことが幻だったような気すらしてくる。