違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

はてなブログをデフォルト設定のままで使用してると損してるかも!?

デフォルトの設定を見直すというのはITの世界ではお約束。

 

自分流に設定を変えることが大事だが、ピンとこないと何もしないか、あるいは訳もわからずに教わったり真似したりで採用した設定のままで使うことがある。

 

SEOに関しては、過ぎたるは及ばざるがごとしが持論だが、その一方で簡単なのにやってなくて損してることや、良かれと思ってやって損してることがあるらしいと分かった。

 

3月のGoogleアップデート以降アクセスが激減したことを機に、正しい知識は必要かもと思っていたが、今まで避けてきたから苦手意識もあったが、教え上手なブロガーのブログを参考に、この程度くらいはやった方が良いかもしれないということを備忘録として整理してみた。

 

検索からの流入が多い方は期待できるかもしれない。

 

ちなみにわたしの直近の場合が下記で、ほぼいつも似たような状態。

 

アクセス元サイトを示す画像

 

 

SEOとして最低必要なこととして挙げられてることがある。

 

しかも、Googleが推奨してることとしてだ。

 

次のツイートには、一般論が書かれているようだが、簡単なことと難しそうなことがある。

 

 

詳しくはリンク先のブログを見て欲しいが、簡単なこととして挙げられているのは、

 

  • タイトルにキーワードを入れる、キーワードとはコンテンツの主題を効果的に表すワード

 

  • タイトルキーワードは左寄せにする、ただし欲張り過ぎて策を弄すると変なタイトルになり逆効果

 

 

わたしにとって簡単なことは以上の二つで、残り三つは難しいことに感じた。

 

 

 

 

以下は、わかりにくい三つに関してわたしのように“はてな”でブログを書いている方向けに備忘録を兼ねて書いてみた。

 

 

画像を貼る場合、代替テキスト(alt属性)は必ず入力

 

 

 

画像(写真)に代替テキスト(alt属性)を入力するとは、今は簡単にできるように“はてな”の方で対処済みになっている。

 

その説明が、下記のサイトに書いてある。

 

画像を貼り付ける際に、代替テキスト(alt属性)を指定できるようにしました  :はてなブログ開発ブログ  

はてなブログでは、記事編集画面PC版)の編集サイドバーにある「写真を投稿」タブから写真を貼り付ける際に、代替テキスト(alt属性)を指定できるようにしました。あわせて、キャプション(説明文)を付ける機能の改善も行いました。

 

『はてなで画像にalt属性を指定する方法』の画像

 

 

上記の説明には記事編集画面はPC版とあるが、2019年4月現在ではiPadでもブラウザでのはてな編集で全く同じことができる。

 

 

代替テキスト(alt属性)自体を、どのように扱えば良いかは次のサイトが詳しく説明してくれてるので参考にして欲しい。

 

alt属性(代替テキスト)の役割とは?考慮すべきポイントと記述方法

 

 

 

 メタディスクリプションは必ず入力する

 

 

一般論としては勧められてるメタディスクリプションだが、調べてみると“はてな”に限っては入力しない方が良さそうだ。

 

メタディスクリプションとは、記事ごとに設定されることが望ましいのだが、“はてな”の場合はブログとして共通事項として設定される。

 

はてなユーザーの多くが、ブログ開設時に知らず知らずのうちに『設定』としてメタディスクリプションを指定してその後見直さずにほったらかしという状態になっているかもしれない。

 

ちなみにわたしの設定で説明すると、次の画像は基本設定の画面。

 

はてなブログの基本設定画面

 

メタディスクリプションは、詳細設定に項目が設けられていて、『検索エンジン最適化』の『ブログの概要』がそれなのだ。

 

わたしも、ここにダラダラと書き込んでいたが現在は空欄にしている。

 

『はてなブログの詳細設定画面のメタディスクリプションを記入する場所』の画像

 

以上のようなことを含めて詳しいことが、下記のリンク先には書いてある。

 

はてなブログ設定meta descriptionを空欄にする理由

 

 

 

パーマリンクを最適化する

 

 

パーマリンクとは、ブログのページ(記事)ごとに付与されるURLのこと。

 

以下は、昨日書いた二つのブログのURL。

 

https://www.chigau-mikata.club/entry/2019/04/12/204147

 

https://www.chigau-mikata.club/entry/2019/04/12/123144

 

 

“はてな”は日付がデフォルトで、今更ながら気付いたのは最後尾はアップロードした時間なのだ。

 

この日付と時刻で表された数字部分をキーワードに変更するというのがパーマリンクの最適化らしいのだが、わたしにとってはこの日付と時刻にも捨てがたい魅力が感じられる。

 

また以前パーマリンクの変更を一部だけやったことがあるが効果に関しては疑問を感じることと、アルファベット入力なので作業に虚しさを感じたことを覚えている。

 

そして、すでに公開しているブログのURLを変更することはやめた方が良いと訴えるブロガーも多いので、興味がある場合は新規のブログに限定した方が良いだろう。

 

 

今日取り上げた話は、SEOの話というよりは、設定をデフォルトのままでほったらかしにしてるのはもったいないかもしれないという程度に理解するとちょうど良いかもしれない。

 

令和時代の仮想通貨はどうなる?

2017年の年末から急激に盛り上がった仮想通貨は、年明け早々の2018年1月にコインチェック社の580億円流出事件で一気に盛り下がったと、わたしは思っていた。

 

仮想通貨を支えるブロックチェーンという仕組みは、全ての履歴を記録するため犯罪を犯してもすぐに犯人を特定できるから、悪いことはできないと言われていたが、それが嘘だったことがコインチェックの流出事件で明らかになった。

 

 

結果世間では、と言ってもわたしの交際の範囲だが、仮想通貨の話題を聞くこともなくなった。

 

GoogleTrendsで2017年の12月からの動きを見ると、

 

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やはり日本ではフェードアウトしたままだとわかる。

 

ところで事情通の話によると仮想通貨の鍵を握っているのは中国であり、その通貨の『元』だと言われていて、橋下徹さんも仮想通貨が暴落した頃にこんなことを言っていた。

 

 

さあ、どうなることやらと思っていたら、最近になってこんな話が出てきた。

 

ビットコインは電気の無駄使い? 中国政府、仮想通貨マイニングを全面禁止するかも

国家発展改革委員会(NDRC)がリリースした新しい論文では、ビットコインなどの仮想通貨のマイニングを禁止する提案が含まれています。その理由は有益な資源の無駄遣いです。パブリック・コメントは5月7日まで受け付けているとのことですが、たしかに資源の無駄遣いと言われると否定し辛い側面があるのも事実です。

 

ほぼ同じくしてこんな話も出てきた。

 

Zaif、「買いあおりメール」で協会から厳重注意 「関心集めたかった」

仮想通貨取引所「Zaif」を運営するフィスコ仮想通貨取引所(東京都港区)は、ユーザー向けに配信したメールの内容が仮想通貨の購入をあおるものだったとして、4月11日に謝罪・撤回した。

 

 

ビットコイン価格は、今年に入ってから各取引所で40万円~45万円台を維持していたが、4月2日には50万円を突破し、11日にはZaifやBitFlyerなどで一時60万円を記録した。12日午前0時現在、約56万円で推移している。

 

 

 

令和時代の仮想通貨はどうなるだろうか?

 

わたしの目にはあまり魅力的には映らない仮想通貨だが、そんなわたしにはバクチの才能はまるで無い。

 

ライフハックの極意の一つ『世渡り上手は、聞き上手で、質問上手』!

言われたら「なるほど」と頷けることも、言われなければ気付かなかったり、なんとなく気付いてるんだけど、上手く表現出来ないことがある。

 

今日はそんな話。

 

キッカケは、次の対談記事。

 

勝間和代×堀正岳対談。今ほど「ライフハック」が楽しい時代はない

勝間:

年も取りましたからね、10年分(笑)。大きな変化でいえば、部分最適よりも「全体最適においてのライフハック」を考えているからでしょう。

部分最適をしても、そこが肥大化するだけですから。人生、健康、幸福といった全体最適を考える必要があるだろうと。

 

何より変えられる自分を変えていくことですよね。相手があることだと、当然に相手が納得し、相手のスピードに合わせて、少しずつでないと変わりませんから。

もちろん部下へ急に押しつけるようなことは可能でしょうけど、相手だって嫌ですよね。

 

 

ライフハックとは、よく使われることばで言語明瞭だけど意味不明なところがあることばでもあるが、広い意味で「生き方の工夫」を指していると思えばちょうど良いだろう。

 

ライフハックと同じような意味に「処世術」があり、処世術が巧みな人は「世渡り上手」などと呼ばれる。

 

 

 

特別な技能に精通したり、自分にしか出来ないことを持っている人は絶対的な強みを持っていると言えるが、その強みを活かすためには時代を味方につける必要がある。

 

勉強ができればそれだけで世間で通用した時代は、昔はあったはずなのに、今は無くなってしまった。

 

しかし、時代がどんなに変わっても人間同士がコミュニケーションを取る限り通用するのが『世渡り上手』というテクニックだ。

 

『世渡り上手』ということばの響きには小狡く振る舞うニュアンスも感じられるが、もっと王道を行くようなものを考えてみたいと思い、いろいろと検索をするとたくさんのことが理由を交えて出てくるが、どんな人でも、立場に関係なく、『世渡り上手』になれるための要素として、ほぼ二つに絞れると感じられた。

 

その二つとは、

 

  • 聞き上手

 

  • 質問上手

 

この二つの要素は、互いに関係し合うので独立した存在ではないが、両立できる人は少数派だ。

 

特に、質問上手はより重要だと感じる。

 

質問が下手だと、尋問調になったり、根掘り葉掘りの感じが出て、答える方も本当のことを言いたくなくなる。

 

逆に、質問が上手だと、ついつい余計なことまで答えたくなる。

 

同じ人に質問しても、質問が上手な人と下手な人では得られる情報に大きな差が出るのは明らかだ。

 

質問といっても状況によってさまざまで、男女の出会いで交わされる質問もあれば、ビジネスの場で自分を売り込む場合や、密かに情報を入手するような場合に交わされるものまである。

 

そして、もっと大事なことは、聞き上手で質問上手であることは相手が自分自身である場合にこそ問われる、ということだ。

 

ライフハックや処世術、はたまた自己啓発と言った分野がなぜ求められ、需要があるかというと、多くの人にとって最も分からないのが自分自身だからだ。

 

 

今の自分は、なりたくて目指した結果の自分自身なのか?

 

 

それとも、そんなつもりはなかったのになってしまった自分自身なのか?

 

 

これらの疑問が尽きない限り、ライフハックも処世術も自己啓発も求められ続けるはずだ。

 

ここでも明暗を分けるのは、質問が上手であるか否かだ。

 

どういう質問が上手な質問なのかを考える前に、考えておきたいことがある。

 

世間には、聞かれたことには答えずに、聞かれてもいないことに答える人がいる、質問をはぐらかしたりして。

 

これらは、先生と呼ばれる職業の人の一部に見られる行為だ。

 

政治家、弁護士や法律家、医師、教師など。

 

本来は、良い質問を発することで、人々を教え導く立場の人の中に、やるべきことの正反対をする人が目立つ。

 

そんな彼らは、世間では弁が立つと言われたりもする。

 

もちろん反面教師にするべき態度なのだが、その姿を学習する者もいるのだ。

 

「記憶にございません」なんて迷言は未だに生きている。

 

私たちの周りには、きちんと質問に答えないという模範解答があったりするのだ。

 

同様に、ドラマの取り調べシーンで見る、「聞かれたことだけに答えろ」は、嘘や詭弁を防ぐためだろうが、その言い方で本音が引き出せるだろうか?

 

だからと言って、「思ってることを自由に言って」と言われても、簡単にスラスラ答えられるものでもない。

 

隠しておきたい気持ちを告白したり、自分自身でも気付いてない、あるいは気付いているけど上手く表現できないことは、巧みな質問でしか引き出せない、ということがある。

 

 

令和の時代には、生き方としてのライフハックが問われるだろう。

 

そしてその決め手は、相手が自分であれ他人であれ、聞き上手であり質問上手であることだ。

 

iPadだけで『はてなブログ』を書いてますか?

昨年の12月からiPadでブログを書くことがほとんどになった。

 

それ以前も何度か挑戦しては、iPadでは無理だなと断念したことがあるが、しばらくするとまた挑戦しては断念するということを繰り返していた。

 

はてなブログのアプリにも期待したがこれも上手くいかなかった。

 

ネット上で調べると、こうやれば上手くいくという話があったり、文と写真だけで書くしかできないと割り切った方が良いという意見があったりで、試行錯誤する人がいることがわかる。

 

そんな昨年の12月に、また試したくなって試したところ望むことがすんなり出来た、PCでやる時のようにブラウザ越しの操作で上手くいった。

 

それから、再現性を確認する意味も込めてずっと使っているがほぼ上手くいくことが確認できた。

 

わたしにとって、文と写真以外で必要な処理は、

 

  1. 文にリンクを貼る
  2. 引用を表示する
  3. TwitterやYouTubeを埋め込む
  4. Amazonのリンクの挿入(HTML編集)

 

程度なのだが、昨年の12月以前はこの全てができないか、できてもPCだと数秒でできることに1時間も2時間もかかっていた。

 

しかし、3月から突然Amazonのリンクの挿入ができなくなったので、Amazonのリンクの挿入はPCを使わざるを得なくなって少々がっかりしていたが、昨日いつもと違う方法で上手く行ったので、再現性を確認できれば、わたしの環境ではiPadオンリー生活が可能になりそうなので備忘録として残すとともに、もし参考になる方がいれば役に立てて欲しいという思いで記したい。

 

<わたしの環境>

 

使用してるのは2015年春に購入したiPad Air2。

 

ブログを始めた当初は、MacBookAirを使っていたのでブログのための各種設定やアドセンス関連の作業はiPadでは行っていない。

 

また上記の作業は、検索で見つけた他の方のブログを参考に行ったので、わたし自身にはノウハウは無い。

 

だから、これからiPadのみでブログを始めようという方には不十分かもしれない。

 

わたしの話が役に立つ方は、すでにはてなでブログを始めていて、自宅もしくは職場などにPC環境がありその上で、モバイル環境を身軽に充実させたいと願う方が相応しいと思っている。

 

また、わたしは下書きにMicrosoftのONENOTEを使っているし、これしか使ったことがないので、その辺も関係した話になるかもしれない。

 

リンクを貼るという作業のしやすさはONENOTEのおかげだと感じていて、ただのコピペで完了する。

 

TwitterやYouTubeもコピペで完了するのはPCと同じ。

 

 

ブログを書く際にBluetoothのキーボードを使っていてこれは必須だと思っている。

 

そのキーボードがこれ。

 

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ロジクール社製のiOS専用というキーボードで、Windowsのタブレットとも接続はできるがキーの配列が異なってしまうので使いづらいということは直接確認している。

 

わたしが買ったのは3年前で、現在は中身は同じだと思うがロゴの入り方などの見た目が少し変わっている。

 

以下は、手こずっていたHTML編集についての説明も兼ねて。

 

Amazonで見るとこう出てくる。

 

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Appleの純正キーボードと比べると安いが、ちょっとためらう価格かもしれないが、このキーボードは備えてる機能もオススメできるし、キーボードとしての機能以外では個人的にはiPadと一体化させずに使えるところが気に入っている。

 

 

これをはてなに、載せようとすると、

 

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この下のコードを貼り付ける必要がある。

 

 

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コピーして、HTML編集に切り替えて該当部分に貼り付ける。

 

 

 

 

と、上手く行ったことがわかる。

 

この作業を実際のiPadの画面で示すと、

 

 

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一番下にあるオレンジの色が付いてる部分に先ほどコピーしたコードを貼れば良いだけなのだが、以前は出ていた

 

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この画面が出なくなって貼ることができなくなってしまったのだ。

 

ただ、昨日になってキーボードを使ってるおかげでよく見ると、

 

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一番下の右端にペーストマークがあることに気付いた。(遅すぎ!)

 

このペーストマークをタップすると、

 

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きちんと、コードが挿入されていた。

 

編集モードに切り替えて確認すると、

 

上記と同じ画面が出ていた。

 

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PCで行う場合とiPadで行う場合では、同じ作業でも微妙に操作が違ったりするので少し戸惑うことがあるが、iPadで作業が完了するとすごく気楽な感じがして気持ち良い。

 

少し難易度の高いことをしようとすると壁に当たる可能性はあるが、iPadでブログ(はてな)は書けないと思ってる方は挑戦する価値はあると思う。

 

アプリは使わずに、普通にブラウザでPCのようにやるだけでかなりのことができると思って良さそうだけど、キーボードは必須かも。

 

新札発行に関連する世間の噂!

新元号『令和』が好評だったからだろうか、お札のリニューアルも発表された。

 

検索すると、いろいろな話がつながることがおもしろいのでちょっとまとめてみたが、噂を集めただけなので中身は無いと思って読んで頂きたい。

 

 

 

そもそもお札を発行するというのは、様々な大義名分(偽造防止など)を踏まえてと言われるが、

 

 

 

ところで、今回の新札発行の話だが何の噂も無い中で降って湧いたように発表された。(わたしにはそう感じられた)

 

検索すると、今から5年前に新札発行が噂されたことがあったようだが、わたしには全く記憶がない。

 

 

 

全体の第1位は現在の天皇である「今上天皇陛下」、2位「坂本龍馬」、3位「昭和天皇」となった。 

一方世代別でみると、「イチロー」が20代、30代、50代でランクインする結果となった。 

その理由としては「日本人なら誰もが知っている」「国民的ヒーロー」などとする声が多かった。

 

 

 

そう言えば、イチローの国民栄誉賞の話も令和の発表後に出てたが過去2回(2001年と2004年)断られているにも関わらずで、3回目の断りを受けたわけだが、イチローを絡めて水面下でいろいろ画策されていたのではないかと勘ぐることができる。

 

 

何でも良いから明るい話を求めて焦っているように見える。

 

さらに、新札に起用される渋沢栄一にも願かけが込められているらしいという噂があることがわかった。

 

 

新しいことが次々に発表されるが、それらには真偽不明な噂があるのはおもしろい。

梅酒の『チョーヤ』に感じるアンテナの感度の重要性!

何かを始める時の多くは、希望や期待から始まる。

 

しかし、世の中には、最近の日本でも、自然災害で被害を受けた後が起点となる(ならざるを得ない)ようなできごとも増えている。

 

突然訪れる不幸がきっかけで、しかも想定を上回る被害の場合、事前の準備など全く功を奏しないことも多い。

 

人はドン底からスタートすることもあるということは、明日は我が身であると感じてる人も多いだろう。

 

そう考えると、たとえ茨の道であっても、起点に夢や希望があったり、準備や試行錯誤の余地があることは、幸せ以外の何ものでもないだろうと思えてくる。

 

 

こんなもったいつけた書き出しで始めて紹介したいのが梅酒でおなじみのチョーヤ梅酒株式会社。

 

今でこそ社名に梅酒と入っているが、創業時に手がけていたのはブドウの栽培。

 

1914年にブドウの栽培を始め、1924年からワインの醸造と販売を開始。

 

そんなチョーヤが梅酒を手がけ始めたのが1959年。

 

そして、チョーヤが梅酒で完全に勝利を手にしたのが1991年。

 

時系列をイメージすれば感じられるようにトントン拍子の順風満帆ではなかったのだ。

 

チョーヤの歴史を知ると、情報や知識に対するアンテナの感度の重要さと、努力や頑張りはバクチと紙一重という二つの真実がわかることがおもしろく、そしてその行動は現代でも未来を見据えた時に参考になるものだと思えるのだ。

 

 

チョーヤが梅酒を手がける少し前の昭和30年代に、創業社長(現社長の祖父)が引退旅行としてヨーロッパを訪問しフランスのボルドーのワイン事業者と話をし、日本とフランスのワインの製造原価の違いを知って急速に危機感を強めた。

 

なんと本場フランスのワインの製造原価は日本の5分の1だったと知り、当時は酒類は輸入自由化前だったが、自由化されたら勝ち目はないと感じたのだ。

 

創業者のアンテナに引っかかった事実は、幸いなことに後継者に意図通りに伝わったので、後継者のアンテナの感度も良かったのだ。

 

この危機感は、三つの課題につながった。

 

  1. 国内ではあまり手がけられてない商品であること
  2. 海外にはない日本独自の商品で、将来海外で販売できる可能性があること
  3. 突飛なものでなく、身近で親しみやすい商品であること

 

これらの条件を満たすものとして、梅酒が選ばれたのだが、梅酒には大きなハードルがあった。

 

当時の日本では、梅酒は店で買うものではなく、家庭で作るものだったのだ。

 

1970年前後、現社長が高校生だった頃、社内では「梅酒ではやって行けないのではないか」と議論されていたらしい。

 

創業社長が梅酒に活路を見出した時に伝えたことばが社内では生きていた。

 

 

『梅酒で成功したら喜べ。成功しない時は人生を諦めろ

 

 

 

チョーヤは戦略としてテレビCMに積極的に取り組んでいて、ここにもバクチと紙一重の強い意志があった。

 

 

『やるなら会社が潰れる時までずっと打ち続ける』

 

 

 

1972年から始めたテレビCMの効果もあったのだろうか、流れが変わり始めたのが1983年で梅酒の売り上げが伸び出した。

 

梅酒が軌道に乗ったのは1987年。

 

その後、梅酒はブームになったが、その過程で粗悪品も増えたのだが、原材料にこだわった梅酒を「本格梅酒」と表記するという業界ルールを作ることで差別化を実現。

 

原材料にこだわるという姿勢は、元がブドウ農家であったために梅の生産者と価値観を共有できたことも大きいようだ。

 

 

現在のチョーヤは、創業者のヨーロッパへの引退旅行がなければ、その旅行でワインの原価の違いに気付かなければ、創業者の危機感が後継者に伝わらなければ、全く違ったものになっていただろう。

 

それもこれもアンテナの感度のおかげだと言えるし、アンテナが感じたことを愚直に実行するというのは一種のバクチだと教わった気持ちになれる。

 

今日書いた話の内容は、図書館で見つけた非売品で出版社からの寄贈とされていた本に書いてあったが、調べてみると現在は売られているようだ。

     

 

コスパの反対語!?

「効率がいい」「お買い得」「経済的」「お値段以上」、表現の仕方は様々あるが、これらの表現は、投じた時間や費用と得られた結果や効果を天秤にかけた場合に、一定の満足が得られる場合に使われる。

 

日常生活の中では、いつの頃からかコスパが良いとか、コスパが悪いという言われ方をするようになっている。

 

コスパとは、コストパフォーマンス(費用対効果)の略で、元々はコンサルタント界隈で使われていた用語だ。

 

つまり、比較するからこそ生まれる表現なのだが、この『コスパ』が日常会話に入り込むようになってから、本来の使われ方とは違うことにも使われるようになった。

 

良く言えば裾野が広がったと言えるし、悪く言うと濫用されるようになったといえる。

 

 

 

結婚にもコスパが持ち込まれている。

 

女性目線と男性目線では若干の違いはあるだろうが興味深い話をTwitterから拾ってみると。

 

  • 結婚後は基本的に恋愛はタブーとされることに対して

 

 

  • 自身が稼ぐ収入の皮算用を比較して

 

 

 

  • 収入の差ではなく、実態の差に目を向けると、

 

 

 

 

恋愛結婚でもお見合い結婚でも、女性でも男性でも、さまざまな価値観を天秤にかけるのは当然だとしても、最後の決め手は昔はコスパではなかったと思えるが、現代では最初から最後までコスパが付きまとっているように感じられる。

 

同様の価値観が感じられるのが、就職や起業や投資(バクチ)に関してもだ。

 

これらは、お金が尺度として評価されるので当然といえば当然だ。

 

良い悪いという評価を下されるコスパだが、その反対語は何になるだろうか?

 

 

効率なんか関係ない。

 

何かと比較して天秤にかけることなどできないものこと

 

その価値をお金で表現できないという意味を持つことばがコスパの反対語になるのだろう。

 

そんなことばとして思い当たるのがプライスレス。

 

 

 

コスパが求められるギャンブルも別の条件が満たされるとプライスレスになる。

 

 

プライスレスな価値には、コスパを超えた価値があるという話が次のツイート。

 

 

添えられていたメッセージの写真

 


 

検索すると気付くが、世間ではコスパを強調するためにプライスレスという表現をセットで用いてるケースが多い。

 

このような使い方が増えると、プライスレスはコスパの同義語になるのもそう遠くないかもしれないと思えてくる。

 

そのように考えていると、コスパとプライスレスの関係が起床時間と睡眠時間の関係に似てる気がしてきた。

 

価値を生み出すためには、起きて活動することが必要だが、価値を生み出すような活動をするためにはしっかりとした睡眠が必要になる。

 

書き始めた時には全く思っていなかった関係性が感じられて不思議な発見をした気分がする。

 

これも、ブログを書くおもしろさだ。

 

 

今日の結論は、

 

コスパにこだわり過ぎてる人は、睡眠不足かもしれない!