違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

コスパの反対語!?

「効率がいい」「お買い得」「経済的」「お値段以上」、表現の仕方は様々あるが、これらの表現は、投じた時間や費用と得られた結果や効果を天秤にかけた場合に、一定の満足が得られる場合に使われる。

 

日常生活の中では、いつの頃からかコスパが良いとか、コスパが悪いという言われ方をするようになっている。

 

コスパとは、コストパフォーマンス(費用対効果)の略で、元々はコンサルタント界隈で使われていた用語だ。

 

つまり、比較するからこそ生まれる表現なのだが、この『コスパ』が日常会話に入り込むようになってから、本来の使われ方とは違うことにも使われるようになった。

 

良く言えば裾野が広がったと言えるし、悪く言うと濫用されるようになったといえる。

 

 

 

結婚にもコスパが持ち込まれている。

 

女性目線と男性目線では若干の違いはあるだろうが興味深い話をTwitterから拾ってみると。

 

  • 結婚後は基本的に恋愛はタブーとされることに対して

 

 

  • 自身が稼ぐ収入の皮算用を比較して

 

 

 

  • 収入の差ではなく、実態の差に目を向けると、

 

 

 

 

恋愛結婚でもお見合い結婚でも、女性でも男性でも、さまざまな価値観を天秤にかけるのは当然だとしても、最後の決め手は昔はコスパではなかったと思えるが、現代では最初から最後までコスパが付きまとっているように感じられる。

 

同様の価値観が感じられるのが、就職や起業や投資(バクチ)に関してもだ。

 

これらは、お金が尺度として評価されるので当然といえば当然だ。

 

良い悪いという評価を下されるコスパだが、その反対語は何になるだろうか?

 

 

効率なんか関係ない。

 

何かと比較して天秤にかけることなどできないものこと

 

その価値をお金で表現できないという意味を持つことばがコスパの反対語になるのだろう。

 

そんなことばとして思い当たるのがプライスレス。

 

 

 

コスパが求められるギャンブルも別の条件が満たされるとプライスレスになる。

 

 

プライスレスな価値には、コスパを超えた価値があるという話が次のツイート。

 

 

添えられていたメッセージの写真

 


 

検索すると気付くが、世間ではコスパを強調するためにプライスレスという表現をセットで用いてるケースが多い。

 

このような使い方が増えると、プライスレスはコスパの同義語になるのもそう遠くないかもしれないと思えてくる。

 

そのように考えていると、コスパとプライスレスの関係が起床時間と睡眠時間の関係に似てる気がしてきた。

 

価値を生み出すためには、起きて活動することが必要だが、価値を生み出すような活動をするためにはしっかりとした睡眠が必要になる。

 

書き始めた時には全く思っていなかった関係性が感じられて不思議な発見をした気分がする。

 

これも、ブログを書くおもしろさだ。

 

 

今日の結論は、

 

コスパにこだわり過ぎてる人は、睡眠不足かもしれない!