違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

正解は180度反対の方向かもしれない

アンルーリー香川氏に聞く:感情を切り口とした動画広告のプランニング

動画視聴、シェアと消費行動との相関関係、共感をされ、バイラルする動画はバイラルしない動画と何が違うのか?などの学術研究に協力しています。

 

シェアはお金で買えない。

 

だからシェアされるということは価値につながる。

 

シェアの決め手は感情。

 

ここまでは、世界共通らしい。

 

 

欧米では、強く感情を揺さぶられるとシェアに結びつくが、日本では感情だけでは動かなくて、シェアに繋がるのは「友人の意見を聞いてみたい」、「同じ関心を持つ人同士がシェアしたくなる」という心理反応を起こさせる場合がほとんどらしい。

 

「一発バズらせる」ということをコンテンツ製作に関わってる人が目指す傾向にあるが、それは人口が増えて、新しい市場が次から次に出来てる時代の発想で、人口が減り、長生きが当たり前になると、長い付き合いに耐えうるモノのほうが求められるだろう。

 

 

まともな人達は、「共感」をキーワードにした活動をし、選ばれる工夫を凝らす一方で、売りつけるために、買わせるために活動してる人びとも大勢いる。

 

今は選択の主導権は選ぶ側にあるのだが、選ぶ側の多くは受け身で行動するので自分自身の趣味嗜好という極めてパーソナルなことが意外と理解できてないことがある。

 

 

ビジネスの場でも同様で、自分で判断できないのでやたらに裏付けやエビデンスを求める傾向が強い。

 

メルカリに代表されるアプリ上で展開されるフリーマーケットのような、個人対個人の取引(ビジネス)は、昭和脳にはビジネスとは認識されづらいだろうから、事業展開に当って免罪符を得るようにコンサルタントを活用しようとするだろう。

 

昭和脳を持つおじさん・おばさん連中が原因 netgeek.

途中に出てきた椅子がないオフィスはキヤノン電子で、社長の鶴の一声で椅子が撤廃された。会議ですら立って仕事をすることで無駄な動きが省けたのだという。社長はゆったりと椅子に座って満足気に語った。

 

 

 

日本では、若い経営者でも昭和脳の持ち主が多い。

 

その方が日本では生きやすいから。

 

だから、日本由来のイノベーションが起きない。

 

昭和脳は、老害と言われながらも日本社会の中枢を支配している、彼らはポジティブに議論することを好む傾向にあるので何にでも興味と関心のアンテナを張ってるように見せかけるが思いの外守備範囲が狭い。

 

しかし、考えてるふりをするために、コンサルやMBAなどの権威付けられたその道の素人を頼ってしまう。

 

 

調べれば簡単に情報が入手できる現在の日本だが、その簡単なことをしない人間が日本にはたくさんいる。

 

情弱ビジネス「サブリース」大手のレオパレス21、全社を挙げて取り組んだ「終了プロジェクト」が集団訴訟に発展 

うちの身内は大東建託の営業受けてて、気持ちが傾きかけてたらしいが、予定地近くの似たような建設現場で大工さんに質問したら「全然ダメですよ」の回答で止めたらしい。このほんのちょっとのリサーチが差なんだろうな。

(コメントより抜粋)

 

 

日本で生まれる新規ビジネスは、「金持ち」をターゲットにしたものか、「自ら調べない情弱」をターゲットにしたものかに偏ってるように見える。

 

富裕層ビジネスはなぜ失敗するのか?

富裕層はその資産の多くを、一代もしくは二代(親の代)で築いている場合が多いです。

それゆえ、富裕層の多くは、ビジネスを広げ将来的に資産規模を拡大する意欲が強く、

自分のブランド力を高めていくことに熱心です。 消費にしても趣味や慈善活動にしても非常に派手で、

「見られる」ことを意識する傾向にあるといわれます。

富裕層は資産を多く持っていますが、本当に価値があると思うものにしかお金を払いません。

また、富裕層は孤独です。

だからこそ富裕層は信頼できる情報を求めているのです。

 

 

一方、超富裕層の資産は一代で築かれたものではなく、

過去何世代にも渡り、守られ、増やされ、受け継がれている場合が多いという特徴があります。

そのため、超富裕層の最大の目的は資産の拡大ではなく、資産を次世代にいい形で引き継ぐことです。

「見せる」よりも「目立たないようにする」ほうが好都合のため、派手なふるまいは少ない傾向にあります。

それゆえ超富裕層をターゲットにしたマーケティングは非常に難しく、

これも富裕層ビジネスが失敗する一つの原因でしょう。

 

 

【図解】ZOZOTOWNのツケ払いはこれ読んでからやれ(というかGMO後払いという情弱狙いのサービスなのでやめとけ)

本記事はタイトルどおり、「ツケ払い」は情報弱者をターゲットにしたサービスなので利用はやめとけというおはなしです。

 

よって、お金を完ぺきに自制できる人は読む必要はありません。

 

 

 

貧困ビジネスと情弱ビジネス

結局は高額セミナーに行き着く悪どい勧誘ビジネスを情弱相手の教育ビジネスと言います。

 

教育ビジネスが儲かる理由は大きく分けて二つあります。

 

  1. 教育にはお金がかかるものというイメージが出来上がっている
  2. 払った以上のリターンが見込めると思っている

 

教育費を払ったところで、結果がどうあれ教育側は責任が問われません。非常に美味しいビジネスなのです。

 

 

 

 

詐欺まがいビジネスが増えてるように見えるが、もっと拡大解釈が成立する。

 

つまり、「確信犯ビジネス」が増えているのだ。

 

嗚呼、「恋愛商法」が煩わしい
お願いですから、巻き込まないでください  遙 洋子

頼んできた知人は数十年一緒に仕事をしてきた。それはアウト、という目的のために私を利用しないはず、という期待は、後に見事に裏切られることになる。

 

言いたいことはひとつだけ。

あなたも本当は、それではダメだとわかっているのでしょう?

 

 

 

売る側も買う側も、行動のベクトルが間違っているのに気付いていないように見える。

 

人間は、小さな軌道修正は簡単にできない。

 

いっその事180度反対を目指してはどうだろうか。

 

180度方向を変えることを考えると見えてくることがある。

 

障害になるのは、見栄やプライドや、大事だと思っているが実はあまり良いことがない人間関係だったりするのではないだろうか。

 

生きて身につくのは、知恵や徳だけではない、きっと不要なものを、害のあるものも多く身につけてしまっているだろう。