違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧

一番怖いのはやはり人間かもしれない

幻肢という症状がある。 無いものがあると感じる、しかもそこに確かさも存在するという不思議な感覚らしい。 https://ja.wikipedia.org/wiki/幻肢 事故や病気が原因で手や足を失ったり、生まれながらにして持たない患者が、存在しない手足が依然そこに存在す…

日本人は脳を過大評価しすぎ

海外で出版された本の翻訳バージョンを出す時に、原題に"脳"という単語が入って無くても、内容が少しでも脳に関連しそうな要素があれば、例えば心を扱ったり不思議な体験を扱ったりする場合には、タイトルに"脳"を入れると売れ行きが良くなるというジンクス…

「とりあえず体を動かせ!」、そんな時代になってきた

日常生活ではあまり意識してないが、売られてる商品の多くが機械で作られている。 家電製品や工業製品になると原材料の入手の段階から人手の介入は最小限化されていて、手作り製品は趣味として存在するレベルだ。 農産物ですら機械化が視野に入れられてる時…

生きてるだけで複数のポジションを持ってる

生きてる人間は常にポジショントークをしている。 しかし、自分自身のポジションをはっきり理解しているわけではない。 多くの人にとって、今いるポジションは、そこに行こうと目指した場所と言うよりは、人生の波に揺られて辿り着いた場所であることが多い…

”証拠”や”エビデンス”と”嘘”は紙一重、決断を急がせる人は敬遠した方が良い

真実や事実を補完するのは証拠やエビデンスと言われるが、それらは客観性や裏付けるデータを拠り所とするので提示することが案外難しい。 裁判とは真実追求を理想とするが、実際には法廷テクニックの競い合いの場であり、その前提は集められた証拠が示せる範…

バベルの塔が壊れても、張られた伏線が奇跡を起こす

今回の人生は失敗だったなと思うことの多い今日この頃だが、なかでも最大の失敗は日本語しかできないことだ、中途半端に勉強することが数度あった英語だが、具体的な目標があるわけではなく結局身につかなかった。 もし世界の言語が1つになるような時代がこ…

AI時代は悩むことを楽しむ時代

AI時代を迎えるという危機感を語る記事やブログが増えている。 AI時代にまったく備えないその日暮らしの日本人たちよ 日米とも1000人以上に聞いてるのでかなりの精度なんですが、アメリカの就労者の8割近くがきたるAI時代に備えて知識を学んだり転職を考え…

賢い人はコストパフォーマンスを求めない

コストパフォーマンスという考え方がある。 最近では略してコスパでも通じるくらい一般的な言葉になった。 いつ頃から使われたのか少し検索すると、 コスパ(コストパフォーマンス)という言葉はいつから 質問者が選んだベストアンサー もともとは自動車業界…

予測力を高めても儲からない

超予測力:不確実な時代の先を読む10カ条 作者: フィリップ・E・テトロック,ダン・ガードナー,土方奈美 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2016/10/21 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (3件) を見る 超予測者は、空いた時間に手に入…

今起きてることを予測できてたか?  これから起きることを予測できるか?

うまくいってるビジネスは、新規顧客とリピーター顧客の両方を満足させる。 一見ビジネスのように見えないエンタメの世界もビジネスの理屈で動いている。 リピーターと新規顧客を獲得コストで比較する :音楽活動のヒント ライブ集客に限らず、あらゆるビジ…

情報(データ)と感情(感覚)を一致させることが大事

日常生活で何気なくきちんとこなしてるつもりの情報処理の数々がある。 ところが、簡単だと思っていることが、思いのほか難しいことを思い知らされることがある。 病気や体調不良の時にそう感じる事が多い。 サインを見抜いて早めに対策!判断力が低下したと…

試行錯誤や工夫を楽しめる女性が時代を変える

売る(作る)側が発する情報は、買ってもらうための情報となる。 だから最初は、商品やサービス自体に関する情報になる。 そしてその商品やサービスが陳腐化しライバルが増えてくると、その商品やサービスを使うとこんな良いことがあるというライフスタイル…

勘が良くなきゃ生きていけない時代になった

福岡や大分での集中豪雨が大きな災害をもたらしてる。 長崎から大分にかけて九州を横断するように連続的に雨雲が発生しているからだ。 そのような雨雲は、線状降水帯と呼ばれている。 線状降水帯 新用語解説:日本気象学会.pdf 線状降水帯という言葉が用いら…

知っているのに、考えるだけでは気付かないこと

「考える」と「気付く」の違いについて考えていると、「考える」は、その前までわからなかったことがわかったり、自分なりの答えにたどり着いたりという、出発地と目的地の関係に似てるように思える。 それに対し「気付く」は、知ってる(見えている)のに忘…

日本語しかできない日本人は残念!

世界が驚嘆した識字率世界一の日本 日本の識字率は、数百年に亘って世界一を誇る。 江戸時代の幕末期においては、武士はほぼ100%読み書きができたという。 庶民層でも男子で49~54%は読み書きができた。 同時代のイギリスでは下層庶民の場合、ロンドンでも字…

東京都議選が示した日本型ポピュリズム

今の日本がよくわかる東京都議選だった。 東京という一地方(地方という規模ではないが)の出来事だが、そこには日本の現状がはっきり現れていたと思う。 先ずは、地方としての都議選そのものとして見てみると、 「都民ファースト」は本当に圧倒的に支持され…