四年に一度の2月29日を持つ2020年の2月はコロナウイルスに振り回された月だと思える。
しかし、2月が始まった時は、おそらくわたしと同様に世間の皆さんも自分には関係ない他人事の話題だったはずで、一般常識として捉えるニュースネタだったが、いつしか自分事になり始めていた。
そんな2月の世間の興味や関心がどのように変化したのかをGoogleTrendsの『急上昇ワード』から探ってみた。
アジア人差別が始まったとあるが、この時期は差別のターゲットは中国人だったのだが、欧米人にはアジア人は皆同じに見えるということで日本人もとばっちりを受けるかもしれないと言われ始めた時期だったが、多くの日本人には笑い話だったような気がする。
コロナウイルスに関して日本人が当事者として巻き込まれるキッカケがダイヤモンドプリンセス号が2月3日に横浜に帰港してからだが、この時期にはまだ気付いていなかった。
これ以降しばらくは話題になっても小さな話題としてで注目されるものではなかった。
この頃から、注目度が上がったとは言えないが感染経路が話題になるようになっているが、この後数日は大した話題にはなっていない。
2月13日に横浜や首都圏から離れた和歌山県の済生会有田病院で感染が確認されたあたりからトーンが少し変化したように感じられるが、まだ関心の度合いとしては強いとは言えない。
自分には無関係だと思っていた人たちが『これは他人事じゃないかも』と思い始めたのは東京マラソンの一般参加が中止になったことが境目かもしれない。
検索レベルで明らかに変化が顕著になり出したのは連休明けの25日から。
連日報道やSNSでコロナ関連の情報が流れ続けてるせいで気疲れするが、こうやってふり返るとずっと気にしていた出来事のように感じられるが、実際にはこの数日で大盛り上がりしていたことが分かる。
小さな刺激も連日続くと耐え難い痛みに感じられることに似てるようでもある。
ちなみに、2月29日のAM11時の時点では、
備忘録的に2月を振り返りました。