違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

これって戒厳令!?

2月27日唐突に発表された全国の小中高校を休校 新型肺炎で首相要請 3月2日から春休みまでに対して、社会のあちらこちらに大きな混乱が生じ、悲鳴が上がっている。

 

いきなり調整が必要なことを何の調整もなしに、要請というお願いの体を取り、強制されることになった。

 

命じる(要請であっても)方もどうかしてると思えるが、それ以上に驚いたのは『みんな従うんだ』ということ。

 

組織の指揮命令系統の構造上従わざるを得ないとしても、これは大戦中の昭和を思わせるなと感じた。

 

そういう方は大勢いるだろう。

 

 

耳や目にすることはあったがよく知らずにいた戒厳令というワードが頭をよぎった。

 

印象はともかく辞書的に意味を確認してみた。

 

「非常事態宣言」と「戒厳令」の違い

 

戒厳令と非常事態宣言の違い

 

 

この解説に基づくと今回発動されたのは非常事態宣言のよう。

 

 

そうしたら、これまた突然にサンフランシスコでも非常事態宣言が出された。

 

 

 

 

その内容はというと、

 

サンフランシスコ市ではこれまでのところ感染が確認されておらず、サンフランシスコ湾周辺地域では感染のリスクは低いとしていますが、市民や旅行者に対して、感染を防ぐために手洗いを励行し、せきをするときは腕で覆うことや日頃から新型コロナウイルスに関する情報を収集するよう呼びかけています。

 

 

日本で発動されたものが実質的な非常事態宣言だとすると、サンフランシスコの非常事態宣言とずいぶん趣が違うことが分かる。

 

宮崎県知事時代に非常事態宣言を発動したことがある東国原英夫さんは今回のことを次のように見ている(連ツイの一部だけど。)

 

 

 

 

県知事というのは県内の大統領だからこそ非常事態宣言ができたのだが、日本の首相は大統領ではないことと、日本には軍隊がないことになっているので非常事態法が存在しないので国として非常事態宣言ができないというか、何を言っても非常事態宣言に該当しないという変な状況なのだ。

 

 

 

 

しかし、実は現行法でも対処は可能なのだ。

 

 

 

 

それはなぜか?

 

おそらく突然を装ってるが巧妙に仕組んだつもりのシナリオがあるのだろう。

 

 

 

 

そのシナリオに沿った出来事が今展開されているのだろうが、一つだけ読みを誤ったように感じられる。

 

突然の休校要請で学校の現場や子を持つ父兄を困惑のドン底に突き落としたのだ。

 

突き落とされた人々の中には、現政権を支持する大勢の学校の現場の方と政治に関心が無い無党派層や、あるいは関心はあっても投票は棄権していた方たちが大勢いるはずだが、そういう方たちの無関心や棄権という行動に変化を生じさせた可能性が高い。

 

つまり、今回の休校要請は、踏んではいけない寝てるトラの尾を踏んだのかもしれないのだ。

 

そう考えると、今後何が起きるのだろうかとワクワクする。

 

 

頭の中で広がる妄想は、まさに戒厳令前夜だ!