朝起きて、次のツイートを含めて2つのつぶやきシローさんの話題を目にした。
Twitterのフォロワー数95万人超を誇り、「3月生まれあるある」を出版したつぶやきシローさん。「再ブレイクしたわけではない」と語ります。https://t.co/QZlFXNYL1J
— 毎日新聞 (@mainichi) 2021年3月23日
リンクされてる記事で興味を感じた箇所があった。
25年“潜伏”しているつぶやきシロー、芸能人の選択肢の多さを心配「みんなが先に行くなら、僕は後退していってもいい」
『ボキャブラ』終了とともに露出が減り、25年もの間「潜伏したような状況」にいるが、「怠け者だから全然焦らないんですよね」と前向き(?)に捉えている。「一番の働き盛りに潜伏していたから、野球で言えば、いい年齢になっているのに“肩”を壊してないんですよね(笑)。だから、『あれ、意外にまだ面白い』という声ももらったりする。歳のわりにはいけるねっていう“肩”をしてるの(笑)」。
一周も二周も回って、もしかしたら気が付いたらトップを走ってるというパターンに思えないこともないなと感じられた。
久しぶりにつぶやきシローさんのしゃべりを、それも最近のものを聞いてみたいなと思いYouTubeを検索すると、2日前に漫才のナイツさんの番組にゲストで出てるものがあった。
聞いていると、他の人が同じことを言ったら自虐的で投げやりにしか感じられない生き方が、まったくいやらしさを感じさせないし、むしろ一本筋が通っていると思えてくる。
なんだか、時代が遅れててやっとつぶやきシローさんに追いついたのかもとすら思えてくる。
そういえばつぶやきシローさんとイメージが被る芸人がいたなと思うが、すぐに思い出せなかったが、いろいろ検索してヒロシさんだったと思い出した。
おもしろいことに、ヒロシさんも一人キャンプで人気が再燃しているのだ。
この共通点は偶然ではないような気がする。
少しTwitterで両者の共通点を具体的に指摘する声はないかなと検索すると、これかもというものがあった。
つぶやきシローとヒロシは天狗にならなかった数少ない孤高の芸人だと思う。#ij954
— ミサイル姉妹・姐のKEYでございます。 (@key_306) 2020年2月10日
共感がキーワードとされる時代だが、共感の正体はただの統一性のない群れに過ぎないとしか感じられない。
つぶやきシローさんやヒロシさんを見てると、一人でいるからと言って誰かと敵対してるわけでもなく、一人でいるからと寂しい人生を送っているわけでもない、むしろ幸せそうだ。
誰とでも繋がれる今という時代だからこそ、孤高という生き方はキーワードになり得るのかもしれない。
一見、正解の180度反対の価値観に感じられるところが新鮮だ。