違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

物欲と投資の葛藤

似て非なるようでいて、でも結局は同じようなものに物欲と投資がある。

 

しかしながらというか最も大きな共通点が、互いに互いをバカにし合うことで、これは一種のミラーリングでお互いに自分の嫌な部分や欠点を見せつけられてるようだからかもしれない。

 

別の例え方をすると、磁石の同じ極同士が反発し合うようでもある。

 

物欲と投資、どちらもお金を何に投じるかという違いだけ。

 

物欲の場合は、買うことに何らかの付加価値を感じてるからというのが動機になる。

 

投資の場合は、投じた以上のリターンを手に入れようとすることが動機になる。

 

物欲の場合、投じる前に感じた付加価値が実際に購入後にも感じられれば成功だ。

 

一方で、投資の場合は利回りという尺度が用いられるが、想定した以上の利回りを確保できれば大成功、想定の前後を確保できれば成功だ。

 

問題は、物欲であろうが投資であろうが失敗の場合だ。

 

11月3日午前9時半の時点でTwitterで物欲と検索すると同時検索ワードは、

 

 

 

物欲に関しては、声を上げてる人は警戒心を持ちながらも、物欲を感じると抑えきれないということを感じさせる。

 

 

投資と検索すると、

 

 

この投資と検索した場合に出る投資信託を検索すると、大半が投資への勧誘だと私には感じられた、解釈は人によって違いがあるだろうが。

 

ざっくり言うと、Twitter上には勧誘と騙された失敗したの声が溢れているのだ。

 

 

もちろん、声が大きいのはノイジーマイノリティで少数派だということも心に留めておく必要がある。

 

 

過度な物欲に囚われるのが良くないことは明らかだが、投資がその反対に位置するわけではない。

 

日本に関してだが、昔からこんなふうに言われている。

 

『国が薦めることに手を出してはいけない』

 

『国ですら気が付いて言い始めることはすでに遅過ぎるから』

 

 

いつの頃からか自己責任や自助が原則になっているが、どう考えても自助や自己責任で良い目に逢えるであろう人の方が少数派であろうことが明らかだ。

 

 

物欲にも投資にも葛藤が大きい昨今だ。