やっぱり革命だったのだ。
ChatGPTが幕開けした生成AIというジャンルは是非を巡った議論も呼んでるが、そんなことをしてたらただの時代遅れになるのは確実のようだ。
Googleの検索のあり方もガラッと変わる可能性が大らしい。
シンプルに言い切ると、キーワード検索からテキスト検索になるのだ。
従来のキーワード検索からテキスト検索への移行が進むとChatGPTを使った人だと分かりやすいだろうが、検索順位という概念が崩れる。
実際にどうなるかは今のところ不明だし検索順位という概念をGoogleが消すとは思えないが、検索で上位にヒットしてたことで得をしてた企業や個人ほど戦々恐々にならざるを得なくなる。
だからと言って下剋上が起きるかというと、その可能性はゼロに近いかもしれない。
Googleが検索市場の覇者となって20年、Googleのケツにも火はついているのだ。
そしてなにより大事なことは、これは考え方次第ではチャンスなのだということ。
〜〜少し余談〜〜
この20年のネット社会ではSearch Engine Optimization(以下SEO、意味は検索エンジン最適化)がコンテンツの質よりも重要視されてるというジレンマが常にあった。
SEOの基本的な概念は、どのキーワードでどれだけの反応が得られるかで、心理学用語のモデリングと似ている。
オリジナルが大事だと言いつつ、お手本になりそうな誰かの模倣をすることの方が効率的だと判断することが主流だった。
模倣には大きく二種類ある。
一つは、好きで憧れてお手本になるからと積極的に行う模倣。
もう一つは、そのことの是非など考えずに世間にはやってる人がいて何のお咎めも受けてなさそうに見えることや、非難されながらも上手いことやってるように見える人がいるからとついついする模倣。
SEOは後者の模倣が結構罷り通っていることに苦々しさを感じる人は多いはず。
〜〜余談ここまで〜〜
つまり、これまでのSEOのあり方に不満を感じていた人や興味を持つすべての人に平等な機会が訪れるのかもしれないのだ。
ガラガラポンのリセットだとすると、積み上げたキャリアが自己満足だとしても資産防衛意識が芽生えるかもしれない。
しかし、それよりももっと高い可能性でSEO対策など吹き飛ばされるかもしれないのだ。
誰も答えを知らないことがこれから始まるとすると、新しい仮説を自分で立て試行錯誤に着手することは見返りを期待しなければ楽しい遊びになるのだ。
頑張ったからといって結果が約束されたり保証されるわけではないし、しばらく悪戦苦闘した後に『このくらいにしといてやる』という捨てゼリフとともにやめてしまう人が増えるかもしれないが。
今朝Twitterのトレンドに『生成AI』とあり、以下のサイトを見て思った話。