違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

ツアーという名の冒険(タイタニック編)

酸素のタイムリミットは96時間で、今日の夕方まで保つかどうかと言われている。

 

報道ではタイタニック見学ツアーと言われ、費用は一人3500万円、乗客はいずれも富豪だと言われてる。

 

 

 

 

 

 

潜水艦という報道もあるが実際は機能は最低限でセキュリティも十分とは言えない潜水艇というのが実際だと言われている。

 

その他にも、昨年6月に一回壊れたという話や、3800mの深海に潜るのにテストをしたのは1300mまでだったという話も聞こえてくる。

 

 

disる事が目的で展開してる話ではない。

 

 

旅行は好きかと問われたら『好きだ』と答える人がほとんどだろう。

 

しかし、そう答える人のうちその旅行にヒッチハイクや紛争地旅行を含めているだろうか。

 

ヒッチハイクや紛争地が許容範囲の人で、宇宙旅行や深海旅行を含められる人はどのくらいいるだろうか。

 

 

今回の件はタイタニックツアーと呼ばれてるが、後から聞こえてくる話を総合すると無謀と紙一重の冒険だったというのが実態なのだ。

 

危険や冒険が大好きという人が世界にはいる、それに対して日本人は冒険や危険以前にチャレンジすら苦手だと言われる。

 

度胸がないとか言われるが、それらは遺伝子の影響だとも言われてる。

 

日本人で危険や冒険にチャレンジする人が表舞台では威勢の良い発言をしたがるのに対して、裏では保証の充実を必死で求めるというのはよくある話。

 

ちなみに今回のタイタニックツアーでは乗客の保険を引き受ける保険会社などなかったらしい、保険会社にとって検討以前の案件らしいのだ。

 

乗っている5人のうちの1名は操縦士で残りの4名が、

 

 

フランス政府筋は、行方不明となった潜水艇にタイタニック号の探査専門家で「ミスター・タイタニック」として知られるフランス人探検家、ポールアンリ・ナルジョレ氏(77)が含まれていることを確認した。 このほか、英富豪のハミッシュ・ハーディング氏(58)、パキスタン出身の実業家シャーザダ・ダウード氏(48)とその息子(19)が乗っていたとされる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/38faf24b6035cabb1caad5c21e4ee11d91d47121

 

 

 

 

遺伝子として危険や冒険を好むタイプの人には平和はただただ退屈なのだろうが、そういう遺伝子を持たない人がほとんどの日本人はお金をもらっても参加したくないとしか思えないのがタイタニックツアーだろう。

 

 

このツアーが目的とした沈没船としてのタイタニック号の場合、亡くなられた乗客の中に冒険のつもりで乗っていた人は一人もいなかったかもしれないことを考えるとますます意味深を感じる。

 

 

5人の無事を祈りたい。

 

 

無事に戻ったらまた新たな冒険を求めるのだろうが。