用事で外出する際に、庭の金木犀と倉庫の屋根の間に巣を張っていた女郎蜘蛛が今日見たらいないのに気付いた。
真下の地面付近を見るといた。
落ち葉でツンツンとすると手足は動かすが動き回ることはできないようだ。
死を迎えつつあることが感じられた、もしかしたら天敵でもいて襲われたのかとも思った。
数時間後外出から戻って確認すると、女郎蜘蛛の周りにはアリも集まり始めていたので死んだのだろう。
10月の半ばにマクロ撮影に強いTG-6というカメラを手に入れ、接写の練習にこの女郎蜘蛛を被写体にしていた。
最初に撮った頃の巣の様子は、
この写真をトリミングすると、
大きい方がメスで、メスのお尻の方にいる小さいのがオスらしい。
接写すると、
毒々しい色をしてるが人間には害はなく、どちらかというと益虫に近い存在だ。
次の写真は10月29日の夕方。
いつの頃からか巣にはオスがいなくなっていた、交尾の後でカマキリのように食べることがあるらしい。
次の写真は11月1日の夕方。
カメラを近づけると逃げるような動きを取り元気いっぱいだと感じていた。
金木犀の剪定をしたいが、巣を壊すのは忍びない、さてどうしようかと思っての今日だったので、これで金木犀の剪定ができるという思いと自然の儚さの両方が感じられた。