違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

唆らせるもの

ものが溢れる現代でものを選ぶ場合の決め手は何か?

 

なんでも良い、

 

安ければ良い、

 

そう思っていても、それに該当するものすら沢山ある。

 

やはり何か決め手が必要になるし、選んだということは決め手があったからのはず。

 

そんな決め手と個性の間には密接な関係があるだろう。

 

この場合の個性には気分も含まれる。

 

個性や気分は癖のようなものかもしれない。

 

 

逆にいうと、売る側や仕掛ける側からすると、そんな癖の最大公約数を知りたいだろうし、分かれば狙って仕掛けてくるだろう。

 

最大公約数の仕掛けにハマる人はきっと唆られていることだろう。

 

唆られるとワクワクするはず、買うことにワクワクするのか、それとも買った後の楽しみにワクワクするのかはともかくとして。

 

いわゆる『推し活』なんて唆られなければきっと無理なはず。

 

グッズ購入など序の口で、全国各地で行われるコンサートやライブに投じる費用や旅費交通費などに関しては安ければ良いなんて価値観は通用しないのだ。

 

 

唆られた人はリピートする傾向が強いはず、唆られてるということが自分のアイデンティティにまで高まるからだ。

 

唆られると表現すると受動的だと感じるが、そもそも自分の中に琴線に触れる要素を持ってなければ成立しないので、自発性も強い。

 

未来に対してリスクばかりを感じる気持ちが強い人ほど、唆られるという感情には蓋をするかもしれないが、そういう人は充分に抑制力を高めてるはずだから、唆られるという感情に唆されるのも気分転換には良いに違いない。