違う見方

見方を変えると目からウロコが落ちるかもという独断と偏見による雑記、備忘録

『定価&早い者勝ち』から『時価』への動き

2017年が間もなく終わり、2018年が始まろうとしている。

 

時間は連続していて本来どこにも区切りはないのだが、人間は区切りを付け意味付けをしたくなる生き物なので、それにあやかって”区切りが付きそう”をテーマにしたことを書いてみたい。

 

時間の流れの中で区切りを付ける時、自然とキーワードは”新旧交代”や”世代交代”など、『老』から『若』へ移動する動きを感じるが、実際には”因果は巡る”という連続性も拭い去れない。

 

「好き」よりも「勝てる」かどうかーーヒットサービスを生んだ3人の起業家が明かす、負けない戦い方 2016年08月17日

つまり、一番大事にしたのはビジョンでも何でもなく「勝つこと」だったんです。MERYのみんなが「食えるようにする」と言っていたのと同じですね。

負けない戦いをするために、勝てるマーケットを選んで、勝てる戦略を作る。お金を得られるようにして、みんなが生活できるようにする。それを重要視しました。

 

 

上記で語られた話は、1年前の話だが、昭和の話のような古典的な味わいが漂っていて、経営者のマインドが結構古臭いことを示している。

 

 

 

ポジションをとるかとらないか。これが「アクション格差」となる 2017.12.26

「人工知能(AI)VS 人」みたいな対立構造をあおるのではなく、AIといかに賢く付き合うかという視点を持ったほうがいい。

つまり「AI vs 人」ではなく、「AI vs 人+AI」という捉え方。

そのときにポジションを取りに行くというのは合理的ですな。

 

 

AmebaTVの「朝まで生テレビ」で、ワークスアプリケーションズ の牧野社長がこんなことを言っていた。

「情報を知っているかどうか、情報格差が経済格差につながる」

 

それに対してホリエモンが反論。

「いや、情報はすでに溢れている。僕の有料メルマガでも『こうすればいい』と毎週答え出してますから。あとはやるかやらないかですよ」

 

 

 

昭和から平成の初期は、情報を知ってるか知らないかは決定的な違いだったが、現在は情報格差は決定的な要素ではなく、行動することに価値がシフトしているということだろう。

 

昭和から平成に時間が流れる中で、大衆の消費行動が変化して行った。

 

そんな消費行動は時間の流れの中で緩やかに変化しているようだ。

 

「モノ」の消費から「コト」の消費に移ったと言われたことが示していたことは、『所有』から『体験』に価値がシフトしてるということだったが、新たに「トキ」という概念が登場してきた。

 

「コト消費」では説明できない。博報堂生活総研が新たに提案する「トキ消費」とは?

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「トキ消費」が、意味してるのは、「いつやるの? 今でしょ!」という価値の提供が新たなビジネスになるということだ。

 

所有や体験に重きが置かれた世界では、と言うよりもこれも日本流のガラパゴスかもしれないが、『定価&早い者勝ち』という価値観が定着していた。

 

ここに「トキ」と言う価値観が持ち込まれると、定価は『時価』にシフトするだろう。

 

『時価』が独り歩きすると同時に『早い者勝ち』という価値観も消滅方向にシフトするだろう。

 

新品の多くが定価で提供されてるが、それらが中古市場や転売市場に流れると時価に近い自由な価格形成圧力に晒される。

 

形があり、減価償却が当てはまるものは価値を減じながら価格形成され取引されるだろうが、価値が減じない権利や概念を取引するような場合、市場でプレミアムを形成し、定価より高い価格で取引されることがままあるだろう、形あるものでも希少性が評価されるものならば新品価格を上回ることが起きる。

 

「チケットキャンプ」が突然終了した深刻事情
無策どころか、転売業者に対する優遇も

クリスマスライブや年末ライブを目前に控えた12月7日、チケット転売サイト最大手、「チケットキャンプ」が突如サービスの停止を発表した。

 

音楽コンサートなどの興行では席の人気に応じてチケット価格に差を付けることが少ない。そのため、定価で仕入れてチケットキャンプに流すだけで定価の数倍で売れるチケットも多い。

 

 

転売市場が目の敵にされるのは、最初の新品が『定価&早い者勝ち』で販売されてるからであり、購入者が購入のために費やした苦労やコストを評価する仕組みがないことも影響してるだろう。

 

チケットキャンプは失敗したが、『定価&早い者勝ち』から『時価』へのシフトは続きそうだ。