ブログを書き始めて、これから世の中はどうなるのだろうかということを考えることが多くなった。
今起きてることをいろいろな角度から見て、しっくり来ると思えることを書いてきた。
今起きてることは、神様にはどう見えてるのだろうか?
昔の人は今を見てどう感じるのだろうか?
未来の人は今をどう感じるのだろうか?
全体を理解するために俯瞰で見るにはどうすれば良いかと考えたり、
特定の出来事や人やモノに焦点を当ててみたり、
どの位置から見るか、
どこから光を当てるかで
見え方が全く変わるということを意識してきた。
そしてふと気づいた、これってカメラマンが写真を撮ったり動画を撮ったりする時にも同じように考えてるはずだと。
これまで撮影に興味を持ったことは、ほとんどない。
撮られたものを見るのは好きだったが、自分が撮ると言う意味では記録するという行為以上に捉えたことがなかった。
もしかしたら、今だったらカメラを楽しめるんじゃないかと思ったら急に興味が出てきて、最近は撮影関係のブログや記事に目を通したり、カメラ本体をアマゾンや価格ドットコムでいろいろ下調べしている。
これが結構楽しい作業で、久しぶりに遊べるネタを見つけたと感じている。
ちなみに現在メインで使ってるカメラは、パナソニックDMC-FH7 1600万画素。
6年前のモデルになる。
これ以外に携帯とipad air2をいつも持ち歩いてる。
メイン機は、各種設定が画面タッチで行うのだが、レスポンスが悪く、そもそも設定のこともよくわからないから結局オートで使うだけだ。
画素数が大きいことが良いカメラの条件だと思っていたが、どうもそれだけではなさそうだということがわかってきた(当然だ)。
新しいカメラを買うことばかり考え始めたが、失敗するのはいやなのでじっくり考えたいが、買うとしても高いものは考えない。
1つのラインとして上限5万円の範囲とする。
そのうえで気にするポイントの絞込をすると以下のようになる。
- 広角(超広角含む)を求めるか、ズームを求めるか
- カメラのサイズをどこまで許容するか
- 一過性の趣味で終わらない発展性が感じられるか
実は最初に心惹かれたのは高倍率ズームの機種だ。
具体的には下記の2機種。
Canon デジタルカメラ PowerShot SX60 HS 光学65倍ズーム PSSX60HS
- 出版社/メーカー: キヤノン
- 発売日: 2014/10/03
- メディア: Camera
- この商品を含むブログ (3件) を見る
Nikon デジタルカメラ COOLPIX B700 光学60倍ズーム 2029万画素 ブラック B700BK
- 出版社/メーカー: ニコン
- 発売日: 2016/10/14
- メディア: Camera
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キャノンが65倍、ニコンが60倍というともに高倍率で、そこに惹かれた。
しかし、どちらも本格的なカメラサイズになり、お手軽に持ち運びできる感じがしない、最近は若い女性が本格的なカメラを持ち歩いてるのをよく見るので、できないことはないかもしれないが。
サイズがネックになる場合は小型機種にしようと候補に挙げたのは、
Canon デジタルカメラ PowerShot SX720 HS ブラック 光学40倍ズーム PSSX720HSBK
- 出版社/メーカー: キヤノン
- 発売日: 2016/03/03
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
ズームに対する興味が最大化できれば、サイズの問題は許容範囲になるだろうと思い、色々検索したり本を読んだりしてみた。
その結果改めてわかったのが、あたり前のこと。
ズームとは焦点距離を遠方に長く取り、狭角に対象物を捉えるということだということ。
対象物に近づけない時に有効な手法だ。
しかし対象物に近づくことができるのに、離れてズームで撮ると面白みがなさそうだとネット上にある画像をみて感じた。
このへんは個人差があると思うが、プロカメラマンが撮影は対象物に近づくことが基本だと語るのは、押さえるポイントかもしれない。
こういうことがわかると、ズーム(=狭角)の反対の広角や超広角にも興味が出て来る。
超広角が行き過ぎると魚眼になり、これもなんか違う感じになる。
ちなみに予算5万の範囲で広角もカバーする機種は高倍率ズームもカバーしているもが多い、ズーム機能は無しで超広角をカバーする機種はほとんどなく、あっても問題を抱えてることがレビューから見えてくる。
広角をキーワードに調べていると思わぬ機種が出てきた。
GoPro5だ。
昨年モデルチェンジしたばかりでやたらに評判がいい。
もしGoProを選択するならば、ズームを諦めることになるので、念のためにYou Tubeでズーム機を使って撮影された動画を見たが、見事なまでにおもしろくなかった。
頭で想像するとおもしろいはずの空港に着陸する飛行機をズームで撮った動画等には、ちっともときめかなかった。
ズームがおもしろいのは鳥や動物のように、人間が近づくと逃げる物を撮るときだ。
これは、高度な計画と偶然の要素と粘り強さが要求される。
難しいことは続かない。
やりたいのはこういう高度なことではなく、ありふれた日常に潜むおもしろさを撮ることだからと言うことを考えるとズームは無しでOKだ。
ちなみにGoProで取られた動画はおもしろい、ただ街や山を歩いてるだけでも不思議な臨場感があり楽しめる。
スペックでは語れない世界観がある。
詳細なスペックが公表されてないのでどの位広角なのか不明だが、そもそもアクションカメラだから遊べる要素もあり発展性がある。
なによりも軽量コンパクトなところが良い。
買うとすればGoProが1番の候補だ。
その前に、手持ちのカメラで最大限工夫して撮影してみたい。
モデルケースとしてスズメだ。
You Tubeで探すといっぱい出て来るが、同程度のものが撮れるかを以前手持ちのカメラ全部で試したが程遠いものにしかならなかった、考えられる理由は、
- カメラの位置(撮影ポイント)に工夫が必要
- カメラの設定に工夫が必要
- カメラのスペック
カメラマンの腕が大事なのは当然だが、それは位置と設定の工夫に含まれるものとする。
やっぱり駄目なのか、工夫で結構行けるものなのか試してみたい。
たかがカメラ選びだと思っていたが、あまり自覚してなかった自分の価値観に出会えて不思議な気がしてる。
どんな映像を好むかは、単なる趣味嗜好を超えて、その人の人間性や性格を示すような気がする。