日本人にとっての2018ワールドカップサッカーが終わった。
対ベルギー戦は、ボロ負けするかもという下馬評にも関わらず、途中まで2点リードしていて、これはひょっとするとと大いなる期待を与えてくれた。
【試合後インタビュー】「日本は完璧な試合をした」マルティネス監督(ベルギー)(日本戦)
— NHKサッカー (@NHK_soccer) July 2, 2018
「決勝トーナメントは勝つことがすべて。選手たちは信じられない勝利への執念を見せた」#日本代表 #daihyo #ワールドカップ #WorldCup #ロシアW杯
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最終的には3−2で負けたが、世界の強豪と互角に渡り合えるようになったと感じさせてくれた。
日本でのサッカーの人気はどれほどだろうかとGoogle Trendsで見ると。
これに野球を加えて比較すると、
野球の強さが分かる。
では、さらに"ワールドカップ"を加えて比較すると、
ワールドカップの瞬間風速の威力は、野球のピークに劣らないことが分かる。
ちなみに、野球のピークはどの年も7月であることから、プロ野球だけでなく高校野球や夏休みも関係してると想像できる。
Google Trendsで分かるのは、検索されてる様子だけなのだが、サッカーはワールドカップが絡むと、ビジネスの匂いがプンプン漂う気がしてくる。
ワールドカップは、正式には"FIFAワールドカップ"で、"FIFA"とは"国際サッカー連盟"のことで、設立は1904年でサッカーが好きなヨーロッパの各国の調整役として発足している。
サッカービジネスに金の匂いがプンプン漂いだしたのは1974年からだとされる。
ヨーロッパと南米の一部の国だけで流行っていたサッカーの世界で、FIFAの歴代会長はヨーロッパ人だったが、1974年にブラジル人が会長になった。
それ以降、ワールドカップには利権が付きまとうようになった。
FIFAが集めるお金の65%程度がテレビの放映権料とされ、30%程度が企業スポンサーだと言われてる。(2014年ワールドカップの場合)
このFIFAが集めるお金の大半が、各国の代理店によって集められていて、日本では電通が独占している。
今年のワールドカップには、こんな話がある。
JCが600億円(?)を電通に払い、それをピンハネして電通はFIFAに500億円払っているとされる(電通は100億円の儲け)。
比率は(NHK500億円:民放100億円)と予測。テレビ東京は今大会撤退したとされているので残り4局(日テレ・TBS・フジ・テレ朝)で25億ずつと予測。民間会社なのでどんなに頑張っても民放1社で30億円が精一杯である。
この600億円は国民が支払っている受信料の約10%に相当する。なぜサッカーにこれだけのお金を支払っているのか?
NHKは国民の生命と財産、伝統文化を守るのが本来の役割。NHKが中継をやらなければ民放がやる。
民放にとって一番鬱陶しいのはNHK。世界的にサッカー人気が高まっておりFIFAに入っているのは2000億円といわれているが、その3分の1が日本からの収入である。
国際舞台で戦う日本人を見て、『日の丸を背負っている』という言い方をすることが多いが、それだけではないだろうなと思えてくる。
ワールドカップは、優勝国だけでなく、参加国の全てに賞金が出る。
さすがW杯日本の賞金すでに13億円、Vで42億円 2018年6月30日
試合運びに賛否が巻き起こっているが、日本は決勝Tに進んだことで4億4000万円の賞金増も勝ち取った。
何が何でも勝ちたかったのは、"日の丸"のためだけではなさそうだ!