分かっていたはずのことが数字で確定し始めている。
【オリエンタルランド赤字541億円】https://t.co/2DCWUO3Fz2
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) 2021年4月28日
東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドが28日発表した2021年3月期連結決算は、売上高が前期比63.3%減の1705億8100万円、純損益は541億9000万円の赤字だった。1996年の上場以来、初の赤字。
JR東日本 昭和62年の民営化後初の最終赤字決算 5779億円の赤字 #nhk_news https://t.co/ZGsIWql7Ox
— NHKニュース (@nhk_news) 2021年4月28日
JRは、ドル箱の東海道新幹線を管轄するJR東海のみが黒字を保ってるがそれは他社には全く参考にならない。
戦時中だろうが赤字だろうが関係ねえ〜、休業要請なんて関係ねえ〜とばかりに気を吐く寄席だった。
書きました。よろしければ
— 油井雅和 (@yuimasakazu) 2021年4月26日
「戦時中でも赤字でも」 緊急事態宣言下で寄席を開けるワケhttps://t.co/4ghCnUnIjK
しかし、
要請が圧力になるの恐ろしい。
— 白央篤司 (@hakuo416) 2021年4月28日
寄席は閉めさせて比較にならない規模の五輪やるのおかしい。
【都内4寄席、5月1日から一転休業 閣僚要請、都と再協議】https://t.co/uTKqpksFb6
コロナ禍のこの1年の様子を見ていて、分かっていたはずのことがどんどん可視化されている。
この様子を見ていて思い出したのが、数年前までよく見かけていたリア充というワード。
Google Trendsで見てみよう。
リア充は、ワード自体が死語になりつつある事も感じられるが、概念は消えないように感じられる。
リア充には自慢を、見せつけたり、ひけらかすというイメージがある。
そういう意味では映えというキーワードが浮かぶ。
Google Trendsでリア充と比較すると、
リア充という観点で世の中を見渡すと、緊急事態宣言下での外出や路上飲みやマナーを弁えないレジャー、例えば釣りやキャンプやBBQなどは、ひと昔以上前の暴走族やそれを見るギャラリーと属性が同じ人種かもと思える。
もっと遡ると、江戸っ子は火事があると大盛り上がりしていたという話とも結び付く。
たぶん日本人の本性はあまり進化してないのかもしれない。
リア充というのはライフスタイルの自慢だと感じていたが、一皮剥いて正体を現すと、世間を騒がせたり、騒ぎに便乗して盛り上がることに喜びを感じるというメンタリティなのかもしれないと思い当たった。
しかし、これらの人種は絶対数が多いわけではなくノイジーマイノリティの可能性が高いと思える。
リア充ということばは死語になったとしても概念が無くなるわけではないだろう。
ところで、いわゆるリア充ネタの話は、真剣に議論されるというよりも、雑談や世間話のネタのように感じられるが、コロナ禍で直接の対面環境が激減したことで雑談や世間話も大きく減少してるように感じられる。
テレワークやリモートワークの環境が整ったからといって、オフィスやカフェでするような雑談や世間話が交わされるイメージは湧きにくい。
雑談や世間話だって立派な環境でアイデアや発想が生まれる現場なのだ。
身近にあって当たり前の環境が突然消えてしまうということがコロナ禍で、至る所で起きている。
消えてしまった環境が、充実に関係していたら、充実を失うことに感じられただろう。
このようにことを考えていたら、リア充に代わる新しいワードがそろそろ生まれてくるように感じられる。