違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

スマートスピーカーってどうよ?

今日、こんな記事があった。

 

ヒロミ 伊代がスマートスピーカーを固まらせた!最新機器を凍らせた珍質問とは 2018/7/24

ヒロミは「(スマートスピーカーが)なんにも言わないの。そんなこと教わってないし何にも言わない」とスマートスピーカーが作動しなかったと述べた。それでも伊代は「ねえアレクサ、チョコレート食べようかどうしたらいい」と重ねて聞いたそうで、作動しないことから「こいつバカじゃない」と決めつけたという。

 

 

 

 

"スマートスピーカー"は"AIスピーカー"とも言われ、昨年の後半からGoogleやAmazonから発売され話題になっているようだったが、Google Trendsで検索すると、キーワードとしての"スマートスピーカー"や"AIスピーカー"ではなく、商品名で検索されていることがわかる。

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商品としては、GoogleとAmazonの2社で独占されてると言って良さそうだ。

 

ちなみにヒロミ家にあるのはAmazon Echoだ。

 

 

以下、"スマートスピーカー"に統一して使うと、スマートスピーカーは大きく二通りの使い方がある。

 

1.音声認識

 

2.デジタル家電を制御

 (家電側がwifi機能を備えてる必要がある)

 

どちらもスマホに一足先に導入された機能で、そこだけを取り出した独立家電がスマートスピーカーだ。

 

 

 

 

2歳の子供の反応は偶然ではない、ことばでのコミュニケーションには人間性が現れるし、相手が機械であっても人間性が宿るのだ。

 

 

スマートスピーカーは、人格や人間性を判断することに役立つかもしれない。

 

これは、スマートスピーカーの設計や企画の段階で意図していたのだろうか?

 

スマートスピーカーは、AI(人工知能)を活用したものだ。

 

AIがどこを目指しているかはわからないが、スタートは人間の脳のはずだ。

 

これとは別に、「人間とは?」を考える学問はたくさんある。

 

これらは、究極的には、同じところに収束するとしたら、共通点がたくさん出てくるはずだ。

 

心なんか扱うつもりはなかったかもしれないが、心とも関わることになる。

 

 

この記事の中には、こんなことが書いてあるが、まさに人間の本性はどこに現れるかわからない。

 

アレクサは人間ではないが、私たちとアレクサとの関わりは人間的だ。店員やウエーターへの態度は性格を物語るとされる。アレクサへの態度も究極的には同じ。問われているのは、上の立場になったときに下の立場にある人々にどう接するかだ。

 

人間はロボットに何の義理もないし、アレクサは人間に何をどう言われようとひるまない。それでも日常生活において大きな割合を占めるようになった「話し相手」への口調は大きな意味を持つ。アレクサにとってではなく、私たち人間にとって。

 

スマートスピーカーは、音声に反応するところが極めて人間的だが、それは絶対音感の持ち主ではないことを意味する。

 

つまり、誰の声かは、今の所区別していない(できない?)。

 

 

データですべてわかると盲信する「バカの壁」 養老 孟司:解剖学者,新井 紀子:数学者 2018/7/6

新井:この間、とっても面白いビデオを見ました。アレクサっていうAIスピーカーがあるんですけど、「電気つけて」とか、「新井さんに明日の待ち合わせ8時に変更してくださいってメールしといて」とか話しかけるとやってくれるっていう。そしたら、オウムを飼ってる家があって、そのビデオですけど、オウムがまねして「アレクサ、電気消して」って言うんですよ。電気が消えるんです。笑えるでしょう。そのうち、オウムの命令で勝手にメールが送られたりするんですよ、きっと。

 

笑い話のようだが、それで済ませて良いだろうか?

 

 

 

 

今、スマートスピーカーを使ってる人達の中には、人柱になる人が出そうだ。

 

スマートスピーカーは、まだまだ普及には程遠いが、普及しだしたら一気に進むだろう。

 

 

twitterを検索してると、思わぬ事例に遭遇できるかもしれない。