私もそうだが、世間の多くの人々は『次』が何なのかが気になるだろう。
流行やテクノロジー、政治、経済、文化、芸能、趣味、遊び、あらゆるジャンルで、『次に来るもの』が求められてる。
例えば、映像の世界では現在は動画が全盛で写真も流行っているが、静止画という呼び方は廃れている。
Google Trendsで"静止画"、"動画"、"写真"を検索可能な2004年以降で比較すると、
3つのワードを同時に比較すると"静止画"が分かりづらいので単独で見ると、
この3つのワードを、イメージに新しさを感じる順番に並べると、
動画 > 写真 > 静止画
となる気がする、つまり"静止画"という表現は古い印象を受ける。
次のツイートは、そんな静止画が一周回って新しいという話だ。
狂っていたという点では小津安二郎も大概だけれど、小津の場合はそれが一見わかりにくいというか無意味にさえ思える分、余計に怖い。たとえばグラスのなかの液体の高さを揃えようとしてみたり、その高さと卓上の皿の高さを合わせようとしてみたり。すべてのショットでこの種のこだわりを貫こうとする。 pic.twitter.com/GOVYCZZ0LH
— 伊藤弘了 (@hitoh21) September 30, 2018
このツイートがキッカケで生まれたのが次の記事だ。
2018年に名監督・小津安二郎の“狂気”がバズった理由
動画より先に静止画があった 2018/11/4
「インスタ映え」「SNS映え」なる言葉もすでに時代遅れの観を呈しつつあり、新たなトレンドを求めてインフルエンサーたちが鎬を削っている昨今だが、どのみち次の流行もすぐに飽きられ、忘れ去られていくだろう。小津は『宗方姉妹』(1950年)の登場人物(田中絹代)に、次のように言わせている。
「私は古くならないことが新しいことだと思うのよ。ほんとに新しいことは、いつまでたっても古くならないことだと思ってんのよ」
人でもモノでもそして価値観であっても、時の流れに負ける存在と、時の流れに負けない存在がある。
新しいものを有難がる風潮も目立つが、一方で過去ばかり有難がる風潮も目に付く。
過去を有難がる気持ちの底には、過去の積み上げを資産や財産あるいは文化と見做したい気持ちがあるからだろう。
しかし、ほんの一握りを除いては、評価されないし、受け継がれない。
そのほんの一握りのものからは、得るものが多いはずだ。
なぜ、時の流れに耐えることができたのか。
昨日よりも今日を生きて来たはずなのに
— 山下達郎-bot (@tatsurotalkin) November 2, 2018
僕の中に 今も残ってる
過ぎ去りし日々
山下達郎さんが、よく言うことばに、
オールディーズ・バット・グッディーズ(OLDIES BUT GOODIES)、オールディーズ・バット・ゴールディーズ(Oldies But Goldies)と、古いけれどもいい曲。
そういう意味です。
というのがある。
あまり、気付いてないかもしれないが、焼き芋が流行から定番に復活してるのだ。
気が利いた店では、どこでも売っている(と思う)。
Google Trendsで見ると、
おもしろいのは、毎年ピークは11月で今が旬なのだ。
何な観点で分からないのか分からない…焼き芋は日本のソウルフードじゃん。売れると思ってないのに売れるという見解が見て取れるが、お偉いさん方はこういう素朴な甘未を食べたりしないという事なのかな。
— 由乃夢朗@栃木怪談募集中 (@yumerou_cos) September 12, 2018
「なぜ売れるか分からない」ファミマの人気商品に幹部が困惑 https://t.co/crd0TCJ60d
なぜ売れているのかわからない
— FJT (@F_J_T) November 1, 2018
って、素直に焼き芋食いたい人が多いってことじゃないですか?https://t.co/reFa7Ubrv5
実は、沖縄のスーパーでも焼き芋は通年販売している。リウボウ、ユニオンはドンキと同じお店焼きスタイル。サンエーは工場焼きとお店焼き。イオンは工場焼き。<「なぜ売れるか分からない」 ドンキ化したファミマの人気商品に幹部が困惑 - Yahoo!ニュース https://t.co/qmQb528PKg
— 離島ドットコム (@ritoucom) September 12, 2018
11月は焼き芋日和!
移動販売の「い〜し焼き〜芋」から買うと高いので要注意!