違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

【温故知新】焼き芋に学ぶ!

私もそうだが、世間の多くの人々は『次』が何なのかが気になるだろう。

 

流行やテクノロジー、政治、経済、文化、芸能、趣味、遊び、あらゆるジャンルで、『次に来るもの』が求められてる。

 

 

例えば、映像の世界では現在は動画が全盛で写真も流行っているが、静止画という呼び方は廃れている。

 

Google Trendsで"静止画"、"動画"、"写真"を検索可能な2004年以降で比較すると、

 

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3つのワードを同時に比較すると"静止画"が分かりづらいので単独で見ると、

 

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この3つのワードを、イメージに新しさを感じる順番に並べると、

 

動画 > 写真 > 静止画

 

となる気がする、つまり"静止画"という表現は古い印象を受ける。

 

次のツイートは、そんな静止画が一周回って新しいという話だ。

 

 

 

このツイートがキッカケで生まれたのが次の記事だ。

 

2018年に名監督・小津安二郎の“狂気”がバズった理由
動画より先に静止画があった  2018/11/4

「インスタ映え」「SNS映え」なる言葉もすでに時代遅れの観を呈しつつあり、新たなトレンドを求めてインフルエンサーたちが鎬を削っている昨今だが、どのみち次の流行もすぐに飽きられ、忘れ去られていくだろう。小津は『宗方姉妹』(1950年)の登場人物(田中絹代)に、次のように言わせている。

「私は古くならないことが新しいことだと思うのよ。ほんとに新しいことは、いつまでたっても古くならないことだと思ってんのよ」

 

 

人でもモノでもそして価値観であっても、時の流れに負ける存在と、時の流れに負けない存在がある。

 

新しいものを有難がる風潮も目立つが、一方で過去ばかり有難がる風潮も目に付く。

 

過去を有難がる気持ちの底には、過去の積み上げを資産や財産あるいは文化と見做したい気持ちがあるからだろう。

 

しかし、ほんの一握りを除いては、評価されないし、受け継がれない。

 

そのほんの一握りのものからは、得るものが多いはずだ。

 

なぜ、時の流れに耐えることができたのか。

 

 

山下達郎さんが、よく言うことばに、

 

オールディーズ・バット・グッディーズ(OLDIES BUT GOODIES)、オールディーズ・バット・ゴールディーズ(Oldies But Goldies)と、古いけれどもいい曲。

そういう意味です。

 

 

というのがある。

 

 

 

あまり、気付いてないかもしれないが、焼き芋が流行から定番に復活してるのだ。

 

気が利いた店では、どこでも売っている(と思う)。

 

Google Trendsで見ると、

 

 

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おもしろいのは、毎年ピークは11月で今が旬なのだ。

 

 

 

 

 

 

11月は焼き芋日和!

 

移動販売の「い〜し焼き〜芋」から買うと高いので要注意!