<中身はまるで無いただの独り言>
人間のタイプを分類すると多種多様な分類が可能だと気付く。
これこそが、世間が多様化した証だと言えるだろう。
そして、この多様に分類される人々の多くは、自分のことを普通だと思ってるはずだ。
他人から変わり者だと言われてる人だって、内心では自分自身は普通だと信じていて、その普通さを理解できない周りの人こそが変わり者だと感じているだろう。
そう考えると、この世は自称普通の人で溢れかえっていることになる。
同様のことがビジネスライクになった現代の医療の世界にも当てはまる。
病気を治す一方で、医療の世界では新しい病名を増やすことに躍起になっている、どちらかというと医学界のスポンサー的存在の薬学の世界が主導してるのだが。
その結果、世の中にはさまざまな病名が存在し、誰しもがそのどれかには該当するようになっている。
どの病名も当てはまらない人のことを健康と呼ぶのだとするならば、健康な人の方が圧倒的にマイナーな存在となっているはずだ。
さらに同様に、世の中にはさまざまな法律があり、日常生活には無縁でその存在すら知らない法律がたくさんある。
刑事ドラマでよく見る別件逮捕とは遠くの世界の話ではなく、普通の人が普通の生活をしてるだけだと、気付かないうちに犯してる法律があるからこそできるのだ。
つまり、余程の人でない限り何らかの犯罪を犯しているのだ。
これらのことを総合すると、
普通の人が普通に生活をしてるということは、変わり者の病人が犯罪を犯すことだという定義を成立させることができる、という恐ろしい事実に気付いてしまった。
そのことに気付くと、世の中はなにが起きても不思議じゃないし、逆に自分自身がなにを起こしても不思議ではない、もちろんこれを読んでいるあなたも例外ではない!
今までなにも起きてないとすれば、それは奇跡であり、既にカウントダウンが始まっているということかもしれない。