違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

癒しの鳥!

ペットに興味あるけど飼えない人は大勢いるだろう。

 

生き物を育てるのは大変だという理由が一つ。

 

その覚悟はあっても、周りの環境がそれを許さない場合がもう一つ。

 

わたしもそんな一人だが、密かな楽しみがある。

 

もう10年以上になるが、仏壇に供えたゴハンや残り物のゴハンを庭に撒くくようになったらさまざまな鳥が集まるようになったのだ。

 

そんな中でも鳩とカラスは大嫌いなので、来ると殺意剥き出しで追っ払ってるうちに来なくなった。

 

今来る鳥は、動きを見てるだけで癒しを感じる。

 

いつか、この庭に来る鳥をブログで取り上げたいと思っていたが、実現が遅れたのは写真が撮れないからだ。

 

写真を撮ろうとするとすぐに逃げるし、撮ってもピンボケばかりになるからだ。

 

今回、ちょっと変わった出来事があり、一部写真が撮れていたのでそれを整理してみた。

 

庭に来る鳥の中に、カササギがいる。

 

カササギは、カチドリやカチガラスとも呼ばれる鳥で、カラスより一回り小さいサイズで、カラスに似てるが色が黒と白と紺の3色のためか高貴で凛とした印象がある鳥で、わたしのお気に入りでもある。

 

わたしにとっては、カササギと呼ぶよりもカチガラスの方が馴染みがあるので以下はカチガラスと呼ぶ。

 

家のそばの電柱に巣を作っている。

 

次の写真は二階のバルコニーから巣を捉えた写真。

 

 

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ゴールデンウイークの前頃から、このカチガラスの巣をカラスが襲おうとするシーンを何度か見かけていたのだが、その都度つがいのカチガラスがカラスを必死で撃退していた。

 

おそらく巣にひながいてカラスはひなを狙っているんだろうなとは想像していたが、ひなが無事かどうかは不明だった。

 

そして一週間ほど前に二階バルコニーのエアコンの室外機の周辺でバサッ、バサッと音がし、二階の周辺をつがいのカチガラスがギーギー鳴きながら飛んでいたのでカラスとケンカしてるのかなと思って恐る恐る室外機を見ると、

 

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写りが悪いから分かりづらいが、室外機と雨戸の間にカチガラスが入り込んでいるのだ。

 

おそらく周りを飛んでいるつがいのひなだと思われる。

 

カラスの襲撃は無事にかわしていたんだとホッとするとともに、もしかしてケガをして動けなくなってるのだろうか、あるいは羽でも折れてるんだろうかと気になるし、ひなを覗いてるわたしをみてつがいが騒いでいるのを見ると助けてはいけないような気もして、どうするのが正解なんだろうかと思いつつつがいがそばにいるので、しばらくほっておこうと思ったが、それが先週の日曜日の午後2時頃。

 

 

4時頃、恐る恐る室外機を覗くと、もういなかったので、「な〜んだ大したことなかったんだ」とホッとして巣の方向を見ると、

 

 

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物干し竿のスタンドに乗っかっていた。(この写真はズーム)

 

この様子からすると、飛ぶことは問題無さそうだが、つがいは隣の家の屋根の上からこちらを見ていた。

 

日が暮れる前に巣に戻ると良いのになと思いながら写真だけ撮っておこうと、すぐそばから網戸越しに撮ったのがこの写真。

 

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5時半頃になってもこの状態で、タイムリミットが迫っているなと心配になったが、ほっておくのが一番だろうとその場を静かに離れた。

 

次に確認したのはタイムリミットの6時半だったが、幸いなことにもういなくなっていた。

 

これで万事無事に解決したなと思って、バルコニーを見渡すと、結構な数のフンをおみやげに残してくれていた。

 

生き物を育てるのは大変だとあらためて思った一日だった。

 

エサはあげてるけど懐いてはいない、そのくらいの距離感が癒やしには丁度良いかもしれないと思えたできごとだった。