多分誰かが言ったことばでメモだけ残していて、出典が不明。
良い質問とは、
- 正しい答えを求めるものではない
- すぐには答えが見つからない
- 現在の答えに挑むもの
- ひとたび聞くとすぐに答えを知りたくなるが、その質問を聞くまではそれについて考えても見なかったようなもの
- 思考の新しい領域を作り出すもの
- その答えの枠組み自体を変えてしまうもの
- あらゆる分野でイノベーションの種になるもの
- 探針であり「もし〜だったら」というシナリオを調べるもの
- ばかげたものでも答えが明白名ものでもなく、知られていることと知られていないことの狭間にあるもの
- 予想もしないもの
- 人間だからこそできるもの
良い質問は、公にされることよりも、自問する場合が多いとすれば、自ら良い質問を自問できる人とそうでない人の差はドンドン広がるばかりのはずだ。
身近に、良い質問を発してくれる人がいたら、その人は良き師であり、良き友人と言えるだろうが、実際にはその良さは気付かれないことが多いかもしれない。
良い質問と接点ができるかできないかが、現代人の分かれ目かもしれない。
地方が衰退した理由のわりと上位の方に、交通網が発達しすぎて出張リーマンがお金を落とさなくなったっていうの絶対あると思うのよね。昔だったら日帰り不可能、宿取って飲み屋街で地方の特産品を食べ歩きコースだったところが、みーんな日帰りコースになったわけじゃん。そりゃ地方経済干上がるわよ。
— 土屋大鳳◆アドセンスクリックお願いしますスタッフ (@rafcocc) March 8, 2019
新幹線が開通し出した頃から言われていたことに「街の金太郎飴化」がある。
最初は、駅の周辺から金太郎飴化は始まるが、やがて街全体に及び、結局あちらこちらに東京の劣化版が出来上がる。
観光や出張で訪れた人々にとって魅力が無いだけでなく、地元の人々にとっても最初は便利や魅力が増えたかもしれないが、便利も魅力も大都市の方がはるかにレベルが上だと気付くのに時間はかからないはずだ。
専門家と会って話すことももちろん大事ですが「良い質問」「素朴な質問」をしてくれる人と会って話すのも大事なんです。
— 池上彰さんの名言_bot (@akiraikegamibot) March 9, 2019
そこで、良い質問を自問するために何が必要かを考えてみた。
一般的には次のようになるはずだ。
質問ができるとうことは
— ようかん@社会福祉士🚲 (@Toyo2nd4585) March 5, 2019
それなりにそのことへの理解が深まっている証拠
なんでもすぐに聞きたがる人よりは
自分でそのことを課題だって捉えて
自分で調べた後に「これはどうなの?」って聞いた方が
はるかに良い質問になると思うよ
しかし、これは大勢の人がやっているはず。
だから、その上でさらに必要なことが肝心と言えそうだ。
僕が質問をすると、論理の甘いところ(自覚はあったのですが)を瞬時に突いてきたり、僕の思考を俯瞰した上でその先を見越した返答をくださったりと、ああ、本当にこの人は賢い人なのだなと憧れるばかりです。だからこそ良い質問だねと言って貰えたときはとても嬉しかった。
— 深井一 (@Raprto) April 27, 2012
基本的に地上で生きててる人間は、自分の身長の範囲で物事を見ているので、俯瞰するというのは簡単そうで簡単ではない。
鳥は逆に、飛びながらだったり、木に止まったりと基本的には俯瞰しながら物事を見ている。
まもなく東日本大震災から8年。
鳥の目には、地震や津波はどのように映るのだろうか?
鳥だって生活は変わるだろうが、命は守れるだろう。
どちらも空から見てるだけなら大したことではなさそうだが、そんな鳥の天敵に、自分より上空にいる猛禽類がいる。
つまり、俯瞰できてるはずの鳥ですら俯瞰は不十分なのだ。
良い質問のためには俯瞰は有効だが、距離の使い分け次第で効果が変わる。
代表的な俯瞰には、「鳥の目」と「虫の目」がある。
そして、俯瞰には「上から下」だけでなく「下から上」もあるので「虫の目」には「アリの目」というのもあることに気付く。
人間は、思い込みが強かったり、疲れていると、視野が狭くなり、遠くに目線が行かない、そして見えるものしか見なくなる。
あまり人のことは言えないが、だからこそつまらない人間が撮る写真は、被写体の選び方も構図もつまらなくなる。
カメラ遊びは人生の良き相棒かも!