違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

宮迫博之さんの嘘から始まった事件は、吉本興業の嘘で新たな展開へ!

宮迫博之さんと田村亮さんの記者会見で何かが動き始めた。

 

 

 

闇営業事件として騒がれてる頃、記者会見をせずに逃げ回ってるかのように報道されていたのは宮迫博之さんや田村亮さんだったが、それは吉本興業が流した嘘であり、記者会見を望んでいた両名を記者会見をしたら連帯責任で闇営業に関わっていた全員をクビにするぞ、と脅していたことが明らかにされた。

 

その他にも世間が思っていたことと違うことが暴露された記者会見となった。

 

 

この記者会見を全部ではないが見た私は、謝罪の気持ちに嘘はないだろうなと十分に感じられたが、それとは別に感じた思いもあった。

 

ことわざ的に言うと、正直に話そうという動機は記者会見を許可しなかった吉本興業に対する『窮鼠猫を噛む』行為で、もう従えないという反逆の意思表示だったことを考えると芸能界引退発表の場であってもおかしくなかったが、二人とも芸能界と今後も関わる意志を持っていたので、この記者会見は二人にとってはプロモーションの場でもあったはずだ。

 

これまたことわざ的に言えば『一世一代の〇〇』。

 

〇〇にはさまざまなことばが当てはまりそうだが、プロモーションの場だという自覚があったならば、世間にも芸能界にも爪痕を残さなければいけなかったし、爪痕は好意的な印象を与えるものでなければならなかったはずだ。

 

この記者会見をキッカケに吉本興業所属の芸人を含めて芸能界の中の人達が一斉に吉本興業にNoを突き付け始めたところを見ると、細部にはツッコミどころはあったが今回の二人が行った記者会見は成功だったのだろう。

 

 

 

宮迫博之さんと田村亮さんの好感度はかなり回復できたと思えるが、記者会見が上手くいったことで二人は新たなハードルを突き付けられることになった。

 

会見で泣きながら真摯に喋るその姿を強烈に印象付けたことでお笑い芸人として従来のように活動すると不謹慎に見えてしまうようになることだ。

 

ところで、私を含めて外野はいつも無責任に他人のトラブルを楽しんでしまうという悪徳を持っているが、次の関心事は明日以降行われるであろう今回の記者会見を受けての吉本興業の記者会見の内容だ。

 

吉本興業の経営陣と顧問弁護士は今頃必死で対応を協議中だろう。

 

 

吉本興業が記者会見で何を語るかが楽しみだ。

 

企業倫理が問われるとともに、危機対応の巧拙も問われるはずだ。

 

盤石に見える古い体質の組織が、短期間で揺さぶられ崩壊すら感じられるような姿を見せられると、今日が投票日で何かが起こるようにも感じられる。

 

 

今日の夜の選挙結果と明日以降の吉本興業の記者会見という楽しみができた!