最近はテレビも新聞も見ないし読まないという人が増えているが、テレビも新聞も見ないし読まない人が発する情報の中にはテレビネタや新聞ネタはたくさんある。
テレビや新聞が大元だと気付いてないのかもしれないが、情報として旧型のメディアは依然として影響力は強いのだ。
テレビは見ないけどYoutubeを見るという人たちの嗜好を分析したサイトがあって、そこにはYouTuberがどういうジャンルの動画を手掛けているかという分析も行われていた。
以下用いるデータや資料は次のサイトからの引用。
どんなジャンルがシェア率高いの!?TOP YouTuberの再生数の多いジャンルを調べてみた! 2019年1月8日
このサイトでは、YouTubeを以下の12のジャンルに分けて分析していた。
- チャレンジ系
- キッズチャンネル
- Vlog(『Video』+『Blog』)
- ゲーム実況
- 企業
- 料理・グルメ
- 音楽系
- レビュー系
- 美容
- Vtuber(V=VirtualでCGやイラストのキャラクターが主人公)
- スポーツ
- 教育
わたしは最近は減ったが以前は古いドラマなどを好んで見ていたが、それはどのジャンルに入るのだろうかと思ったが、もしかしたら著作権に抵触するので存在してはいけないジャンルになるのだろうか?
上記ジャンルでわたしが見るのは
- Vlog
- レビュー系
- 音楽系
で、その都度検索して見たいものを探している。
有名なよく名前を聞くトップYouTuberの動画は見たことがない。
上記ジャンルの中でトップ100のチャンネル数の順位は、
- チャレンジ系(26%)
- キッズ系 (13%)
- Vlog (13%)
- ゲーム実況. (11%)
- 企業. (10%)
- 料理・グルメ(9%)
- 音楽系. (7%)
- レビュー系. (5%)
- 美容系. (2%)
- Vtuber. (2%)
- スポーツ. (1%)
- 教育. (1%)
トップ100のジャンル別の平均再生回数の順位は、
- 音楽系(ダントツ)
- チャレンジ系
- Vlog
- ゲーム実況
- レビュー系
- 料理・グルメ
- キッズ系
- 美容系
- 企業
- スポーツ
- 教育
- VTuber
となっていた。
総再生回数ではチャンネル数が多いこともありチャレンジ系がダントツの再生回数を示していた。
これらのデータを見てわたしが思ったことは、チャレンジ系というジャンルは少し前まで伝統的にテレビのバラエティ番組が得意としていたジャンルであり、悪ノリが過ぎると物議を醸していたものをお手本にして踏襲してるのだろうと想像する。(見たことないし見ようと思わないので)
日本社会にコンプライアンスという概念が持ち込まれた時期が2000年頃からと言われてるが、この頃から投資家目線で規制がかかることが増えてきた。
投資家と言っても日本人ではなく外国人だ。
つまり、外圧として導入され始めたコンプライアンスだが、虐げられていた弱者の声が通りやすくなるという良い面も持ち合わせてはいる。
このコンプライアンスがテレビ番組に周知徹底されるようになると、悪ノリ系のバラエティは弱体化し、その隙間をチャレンジ系のYouTuberが埋めるようになり始めたのだろうと想像する。
時々ニュースネタでお騒がせYouTuberが話題になることがあるが、あれはきっとチャレンジ系がやらかしているのだろう。
最近こんな記事が出ていた。
アマゾンで偽レビュー作りまくる不届者の正体 投稿者「軽く月10万円ぐらいは稼げますよ」
多くのアマゾンの利用者は、アマゾンで購入するときレビューを参照するが、はたして、そのレビューと購買パターンには、どのような関係があるのか。アメリカでは、アマゾンのレビューと購買パターンに関する大学の研究結果がある。
欲しくて欲しくてしょうがないもので、且つ絶対に失敗したくない場合レビューを参考にすることは必須だ。
しかし、文字だけのレビューはもう信用しない方が良いのかもしれない。
その点でレビュー系のYouTubeや、ターゲットとなる商品を使用してのVlog系のYouTubeは、使用してる自分の姿を想像させるのに十分だし、必要な機能が十分かや使いこなすのに障害が少ないかなどが判断しやすいし、もし悪意のレビューを行おうとしてもかなりの困難を伴うはずだと想像できる。
わたしには縁が無いが美容系も典型的だろう。
わたしの想像だが悪意のレビューは今後は、『買ったら壊れていて、その上サポートが最低だった』に集中するような気がする。
これに引っかからないためにはYouTubeは非常に役立つと思っている。
上手く活用できると得をするのがYouTube!