よほどのブラックな環境で長時間拘束されてるような人を除けば、忙しい忙しいと言ってる人ほど持て余してるのが時間だ。
忙しいと言う人ほど暇なもの。
もう少し正確に言うと、趣味を持ってないので暇つぶしができないのに、焦燥感に苛まれるので、常に何かに追われてるように感じるので忙しいと感じるのだ。
こういう症状を抱えた人の行動は周りの人から見えないコソコソとした行動を取りがちになる。
いい歳をした大人の場合は、不倫、風俗、薬物(酒タバコを含む)に走りがちになる。
コロナで叩かれてる夜の街とは、趣味を持てない人の憩いの場なのだ。
逆説的に夜の街が趣味という呼び方が成立してるとも言えるが。
さらに言うと、多目的トイレ不倫の渡部建さんのように、美食タレントとして売っていて、多くの飲食店を巡ることが趣味と実益を兼ねていて大忙しのはずの人でも、それが本当の趣味でなければ心の虚しさは埋まらないのだ。
特殊なケースに思われてる渡部建さんだが、動機のレベルは趣味を持たない人に大なり小なり共通していて、心に吹く隙間風への対処なのだ。
欲求不満やストレスは心に吹く隙間風になり、対処するには刺激が必要になるのだが、特に重要になるのが自分一人で完結できるものだ。
人を巻き込まず、人と関わらずに、自分の気持ちだけで成立するものは、趣味としてしか存在できないはずだ。
仕事にすると、嫌でも人との利害関係が生じる。
趣味と呼ばれるものにも様々あるが、一人で楽しめ一人で完結できるものを持ってると、ストレス耐性も高まるはずだし、何より他人から後ろ指を指されない。
一人で完結するといっても、人との接点や接触は生じることはあるのでTPOに応じたマナー意識は必要だ。
心の安定を求めるならば、目標や目的を設定できてかつ一人での時間を楽しめるものを趣味として持つことだ。
他人との優劣に一喜一憂する必要もないし、もし競う相手がいるとするならば過去の自分だ。
何歳になっても現在や未来に意識が向かうのだ。
こういう趣味があるとないとでは人生は大違いだ。