違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

やっぱり怖い個人情報が知られるということ!

偽の投資話には騙されないようにと注意を促す話を説明するためのわかりやすい図がある。

 

 

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この図の要点は、

 

  • 最初は人を集め囲い込むために、誘導目的で情報が発信される

 

  • 囲い込めた人はクローズドな場に引き込まれる

 

という2点に集約される。

 

これ自体は、悪いことではないし、世間の至るところで見られ、人を集めることを目的とする場合の定番のやり方でもある。

 

問題になるのは、囲い込まれた人が、何をさせられるのかであり、何をするのかだ。

 

トレードで大儲けしたという話は煽情的だから一攫千金的になるが、その文言が堅実で安定した生活ができるだとしたら地道な感じがするが、これはこれで人を惹きつける魅力を持つはずで、今も昔も大企業に就職したいと望む気持ちの背後にあるはずだ。

 

 

ところで、時代がアナログだった頃は、人を集めて囲い込むと言えば実際に人を集めて囲い込むことだったので、その前段階で名簿やリストを充実させても、それだけでは不十分で錯覚みたいなものだと思われていた。

 

しかし、デジタルが普及し社会インフラにも浸透すると、デジタルには結構な確率でバグ(誤り、不備、欠陥)があり、その場合一種の盲点が生じ、ただの名簿やリストに過ぎないものが実際に人を集めたのと同じ効果を発揮することがある。

 

 

他にも商品送りつけ詐欺なども増えている。

 

 

 

 

他にも、勝手に口座にお金を振り込んできて、勝手に超高利での貸付が成立したかのように取立てを行う闇金もいるが、これも銀行口座情報と住所氏名等の個人情報がセットで把握されていたら相手の意思だけでやろうと思えばできるのだ。

 

 

このように考えていくと、個人情報は伝える相手を選ぶ必要があることがよく分かる。

 

詳細な個人情報と紐付く登録や申し込みは警戒し過ぎるくらいがちょうど良いかもしれない。