未だに男尊女卑のイメージが消えない日本だが、指標によっては女性優位の国と位置づけられるらしい。
Basic Index of Gender Inequality(BIGI)が下のグラフで、マイナスは女優位、プラスは男優位を表す。日本(グラフの赤)はマイナスの大きい順で134か国中28位なので、女が相対的に恵まれた国であることになる。 pic.twitter.com/dS2YpiwVB4
— さくら・あい (@sakura_ai_dq10) 2020年9月7日
どのくらい実感が伴うのかは意見が大きく分かれるだろうが、世間一般で言われることで恋愛と結婚に関しての定説に次のようなものがある。
結婚が絡むと男優位、結婚が絡まないと女優位。
どちらか一方が高嶺の花の場合には当てはまらない話で、お互いにそれなりのレベルの時の話だ。
結婚に関する話題で見てみると、
婚活女性は「最低700万」と収入重視 婚活男性は「出産できる年齢か」を見る
女性が男性に課す年収条件と、男性が女性に課す『出産できる年齢』という条件は、どちらがハードルが高いのだろうか?
上記の記事には、女性は男性を年収と容姿で選ぶ傾向が強いとあり、そのために男性の婚活は年収と容姿というプロフィールで落とされるので、婚活市場で頑張りようがない人が多いとある。
条件をクリアした少数派の男性を巡って争いが起きる場合には、主導権は選ばれる側の男性が持つことになる。
一定の条件を満たす男性は、結婚に関しては男性優位となるだろう。
男性と女性ではどっちが優位かという視点で恋愛や結婚に関する世間話を紹介したが、実際の現場では同性同士の優位争いも起きているはずだ。
男性同士では、年収や容姿を巡って火花を散らしているのだろうか?
優位を巡って争うことは、世間一般でいうところのマウント合戦と同じなのかもしれない。
女性同士は、何と戦っているのだろうか?
男性優位の婚活市場での競争に参入してる女性は疲れ果てているということを伝えるツイートがあった。
結婚したい
— 鷹ノ爪リリカ (@ririka_rrk) 2020年9月20日
お嫁さんになりたい
子供が欲しいっていうより
早く不安から逃れたい
早く親を安心させたい
早く友達と同じステージにいきたい
好きでもない男とデートしたくない
もう婚活やだ
とにかく籍を入れたい
ということで、30over独身女子会の皆さんの意見が満場一致したことをここに報告します
このツイートへのリプに次のようなものがあった。
友達ゼロ人
— 野村りさ (@RisaSaturn) 2020年9月20日
家族とほぼ会わない
家族がいない人だと
半分の悩み無くなりそう
このツイートを読むと、優位を巡ってピント外れなマウント合戦に疲弊してるのは女性の側のように思えてくる。
人間関係が複雑で多い人ほど優位を得ることに執着してるように感じられる。
人間関係が豊富なことは充実した人生を思わせるが、案外そうではないのかもしれない。
結婚や恋愛に悩んでいる場合、悩みの大元には人間関係が影響してるだけかもしれない。
優位を得ることに執着してることで悩みが多いと気付いたら、断捨離可能な人間関係を見直した方が良いかもしれない。