違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

デブvs肥満vsぽっちゃり

おもしろいツイートを見かけた。

 

 

 

このツイートに対して、

 

 

 

 

デブというのは一般的にはネガティヴワードだろうが、そんな一方でポジティブに捉える話も聞こえてくる。

 

体重100kg以上の「デブ」がレンタルできる珍サービス「デブカリ」がスタート!

 

 

デブカリでは個人需要と法人需要を考えているようで個人需要としては、

 

  • 大食いメニューに一緒にチャレンジするデブがほしい
  • 悩みをデブに相談したい
  • 一緒にシーソーして欲しい
  • 太っている人へのプレゼントを一緒に選んで欲しい
  • コスプレイベントに参加するのにデブのキャラ役が欲しい
  • とにかく話を聞いてほしい
  • 一緒に写真を撮って、より細く見せたい

 

 

法人需要としては、

 

  • ダイエットの企画に100kg越えのデブが欲しい
  • デブに向けたアンケート調査をしたい
  • デブというインパクトある画が撮りたい
  • とにかく沢山のデブが必要だ
  • 映画やドラマを撮るのに、デブが必要だ

 

 

などを想定してるようだ。

 

 

久しぶりに『デブ、デブ』って書いた気がする、喋り言葉では使わないこともないが、書いたのは初めてな気すらする。

 

以前にデブというのはハラスメントに当たるから使いたい時はぽっちゃりと言い換えた方が良いと聞かされたことがあったのを思い出した。

 

肥満をデブと呼ぶかぽっちゃりと呼ぶかと考えていたら、こんな時こそGoogleTrendsだなと、検索可能な2004年以降で比較してみた。

 

 

Google Trends『デブ』『肥満』『ぽっちゃり』2004年以降

 

 

おもしろいことに、2004年頃だとこの三つのワードはほとんど差がなかったのに、徐々にデブがリードし、少し遅れてぽっちゃりが追従する一方で肥満は少し下がった後一定の推移を保っているが、おそらく公的なあるいは中立な表現をする場合は肥満としか表現できないからだろう。

 

しかし、カジュアルに自由に言葉を使える環境ではデブのリードが広がっていたが、2019年に入るとぽっちゃりがデブを逆転するようになっていることが分かる。

 

では、デブとぽっちゃりの使い分けの境目でもあるのだろうかと気になってくる。

 

そこでTwitterを検索すると、

 

 

 

 

 

まあ、予想はついていたけどぽっちゃりというのはデブをオブラートに包んだ表現だと認知されてるようだし、ぽっちゃりを自称する場合は罪悪感を感じてる様子も伝わってくる。

 

だからこそ、周りの人や身近な人がぽっちゃりと呼んであげることは、心の免罪符になりそうだ。

 

最近ぽっちゃりの需要が増してるのはそういうことも関係してそうだ。