おもしろいツイートを見かけた。
それでも、やっぱり妻がデブは本当に辛い。世の中には、美しい、もしくは美しさを保つ努力をしてる女性は沢山いる。
— 年収1500万だが妻がデブで辛い (@DtD9VD0nUDV6miH) 2021年7月11日
それなのに、と思わざるを得ない。
このツイートに対して、
私も彼氏がデブで辛いです。一緒に住んで食事管理したり、ジムに行ったり、ライザップのジム半分払うから!と進めてみました。だめでした。本人が痩せたいと思っていない、必要性を感じていないのでそこで無理でした。涙
— かほっす (@kanehoshiKAHO) 2021年7月11日
どうしたらいいでしょうね😅
デブというのは一般的にはネガティヴワードだろうが、そんな一方でポジティブに捉える話も聞こえてくる。
体重100kg以上の「デブ」がレンタルできる珍サービス「デブカリ」がスタート!
デブカリでは個人需要と法人需要を考えているようで個人需要としては、
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大食いメニューに一緒にチャレンジするデブがほしい
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悩みをデブに相談したい
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一緒にシーソーして欲しい
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太っている人へのプレゼントを一緒に選んで欲しい
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コスプレイベントに参加するのにデブのキャラ役が欲しい
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とにかく話を聞いてほしい
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一緒に写真を撮って、より細く見せたい
法人需要としては、
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ダイエットの企画に100kg越えのデブが欲しい
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デブに向けたアンケート調査をしたい
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デブというインパクトある画が撮りたい
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とにかく沢山のデブが必要だ
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映画やドラマを撮るのに、デブが必要だ
などを想定してるようだ。
久しぶりに『デブ、デブ』って書いた気がする、喋り言葉では使わないこともないが、書いたのは初めてな気すらする。
以前にデブというのはハラスメントに当たるから使いたい時はぽっちゃりと言い換えた方が良いと聞かされたことがあったのを思い出した。
肥満をデブと呼ぶかぽっちゃりと呼ぶかと考えていたら、こんな時こそGoogleTrendsだなと、検索可能な2004年以降で比較してみた。
おもしろいことに、2004年頃だとこの三つのワードはほとんど差がなかったのに、徐々にデブがリードし、少し遅れてぽっちゃりが追従する一方で肥満は少し下がった後一定の推移を保っているが、おそらく公的なあるいは中立な表現をする場合は肥満としか表現できないからだろう。
しかし、カジュアルに自由に言葉を使える環境ではデブのリードが広がっていたが、2019年に入るとぽっちゃりがデブを逆転するようになっていることが分かる。
では、デブとぽっちゃりの使い分けの境目でもあるのだろうかと気になってくる。
そこでTwitterを検索すると、
私ね、謙遜とかじゃなく本当に太ってるんですよ。ぽっちゃりなんておこがましいぐらいのデブなんです。ピル飲みはじめて半年で+25kgって言ったら察して貰えますかね…。かのんちゃんいつも明るくて元気だねって言われるけど本当はいつもいつも鏡見る度に、某掲示板。見る度に落ち込み悩む日々です…。
— か の ん 🐻❄️🍓🍼 (@kanonyaaa) 2021年7月7日
みなさま成婚&入籍報告ツイートの写真でお気づきだと思いますが私は全くもってキレイ系では無いどころか「ぽっちゃりを超越した存在」なので死ぬ気で婚活しました!😂😂
— ハナコ@寄り添う婚活ライター (@Konkatsu_Hanako) 2021年7月7日
母からの金言「愛嬌のないデブは死ぬ」を座右の銘に頑張りました❤️
これは涼し気な服を着たら腕が大膨張した時の写真😇 続→ pic.twitter.com/v8HwiaMZkj
まあ、予想はついていたけどぽっちゃりというのはデブをオブラートに包んだ表現だと認知されてるようだし、ぽっちゃりを自称する場合は罪悪感を感じてる様子も伝わってくる。
だからこそ、周りの人や身近な人がぽっちゃりと呼んであげることは、心の免罪符になりそうだ。
最近ぽっちゃりの需要が増してるのはそういうことも関係してそうだ。