違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

似てるようで大違い煙の匂いと香り!

2〜3年前だろうか喫煙率が20%を切ったと聞いたのは。

 

そして今日このような記事が出ていた。

 

喫煙率 男女合わせて16.7% 調査開始以降最低に 2020年10月28日

去年、たばこを習慣的に吸っていた人の割合は16.7%で、これまでで最も低かったことが厚生労働省の調査で分かりました。

 

 

長年に渡って喫い続けた結果中毒化しやめられないケースを除けば、喫煙の理由は何になるのだろうか?

 

逆に言うと、こんなご時世なのに喫煙する若者の動機とは何なのだろうか?

 

 

昔若かった頃、私の周りの同世代の男どもは、タバコを喫う理由として次のようなことを上げていた。(私は喫わない例外的な存在だった)

 

  • タバコを喫う男の方がカッコ良い(映画やドラマの影響か)
  • 先輩から勧められたら断れない
  • タバコを喫うと喋らなくても間がもつ

 

喋らなくても間が持つというのは、遊びの場だと気が利いたことが言えないことにコンプレックスを感じなくていいという意味だし、同じ理屈はコンパや合コンにも当てはまると言ってた者もいた。

 

喋らなくても間が持つという意味では、仕事をするようになるとさらに重要で、仕事中や会議中に考えてないのに考えてるフリをするのに役立ったりしていたのだ。

 

 

同世代の女性でタバコを喫う女性(美人が多かった)は、一様に痩せるためだと言っていた。

 

女性の喫煙者の中には太りたくないからタバコを喫うという人が昔は少なからずいたのだ。

 

 

ではすでに中毒になってる人を除いた現代の喫煙理由は何なのだろうか?

 

 

探すと次のような見出しの記事があった。

 

 

タバコを吸わない男よりタバコを吸う男の方がモテる理由 2019/06/05

 

 

女性は圧倒的に非喫煙者が多いにもかかわらず、タバコを喫う男性が決してモテないわけではないという事実から論を進める話で、明確な理由というよりも、もっとフワッとした話が展開されている。

 

男性がタバコを喫う理由は、今も昔もあまり変わってないのかなと感じられる。

 

 

さらにいろいろ検索してると、タバコが嫌な理由としてはほぼ煙と匂いに集約され、健康に悪いというのは後付けの理由のように感じられた。

 

もしタバコが健康に良かったとしても、煙と匂いが苦手な人はきっと喫えないはずだし、近くで喫われると不愉快なはずだ。

 

 

タバコを喫う男性がモテるということに関係してることとして、女性の中には自分の目の前でさえ喫わなければ良くて、タバコを喫うという理由だけでは嫌いにならないという説も見えてくる。

 

 

タバコを喫う人は大幅に減ってるはずなのにポイ捨てされた吸殻はチラホラ見かける。

 

落ちてる吸殻の数は昔はこんなものではなかったはずだろうが全く記憶がない。

 

そういえば設置されてる灰皿がそもそも街に無いなと気付く。

 

 

煙と匂いが嫌がられるという意味では、家庭の紙ごみって子供の頃家の前で燃やしていたことを思い出す。

 

子供心にこの作業が楽しかったことを覚えているが、燃やし終わって灰に水をかけて家に入ると自分の体や服が煙くさいことに気付く。

 

学校の校庭の隅にはゴミ焼却炉があって昼休みや放課後にクラスの係りが教室のゴミ箱を焼却炉に持って行って用務員のおじさんが燃やしてくれていたことを覚えているが、いつの頃からか煙には猛毒のダイオキシンが含まれているなどと言われ、家庭でも学校でも焼却という作業が消えてしまった。

 

 

今や人前で出していい煙はお線香だけになったような気がする。

 

つまりは、煙が許容されるかどうかは匂いしだいだし、許容される場合は匂いとは言われずに香りと呼ばれるのだ。

 

 

匂いと香りでは、煙のモクモク度も違いそうだ。